1.ディアスポラ・ユダヤ人の拡散 紀元30年の春に、エルサレムで「イエス」というひとりの男が、ローマの総督ピラトのもとで、十字架刑に処された。しかし、イエスは三日目に復活して、彼の信奉者たちにその姿を現した。彼を「キリスト」と信じる者たちは、その後、連綿と続いている――。これは1世紀のユダヤ人歴史家ヨセフス(37年-100年頃)も書き記していることである(『ユダヤ古代誌』ⅩⅧ・ⅲ・3参照)。 イエスをキリストと信じる者たちの集団、すなわち「教会」がエルサレムで誕生した時にメンバーであった者たちは、ほとんどがユダヤ人であった。ただし彼らは、パレスチナで生まれ育って、アラム語とヘブル語を主に使用する「ヘブライスト」と、異邦で生まれ育って、ギリシア語を主に使用する「ヘレニスト」に、大きく二分される(使徒行伝6章)。アウグストゥス帝(在位 前27年-後14年)治下にローマ帝国に居住していたユダヤ人
筑波大学付属の3つの学校の教諭と講師合わせて4人が、教員免許の更新を行わず、免許がないまま授業を行っていたことが分かり、10日に学校側が陳謝しました。 それによりますと、教員免許がないまま授業を行っていたのはいずれも筑波大学付属で、埼玉県にある坂戸高校と東京都内にある附属中学それに大塚特別支援学校の教諭3人と非常勤講師の合わせて4人です。 教員免許は平成21年度から10年に1度講習を受けたうえで更新することが義務づけられましたが、大学によりますと、このうち1人の男性教諭が先月、教員免許が失効していることに気づいて申し出たことをきっかけに学校側が全教員を対象に調査を行い、ほかの3人の免許の失効も明らかになったということです。 この男性教諭を含む2人の教諭は、5年前の免許の更新時期に必要な講習を受けていたものの、その後、教育委員会への手続きが必要だという認識がなかったということです。 ほかの1
クマに襲われて死亡したとみられる被害が3件相次いだ秋田県鹿角市の山林近くで70代の女性の行方が分からなくなり、警察などが捜索した結果、10日午前、現場付近から遺体が見つかりました。 警察は行方不明だった女性とみて確認を進めるとともに、クマに襲われた可能性もあるとみて調べています。 警察は、山菜採りで山に入って遭難したとみて消防とともにけさから捜索を行った結果、午前10時半すぎ、現場付近から遺体が見つかりました。損傷が激しいということで、警察は、遺体は鈴木さんとみて確認を進めるとともに、クマに襲われた可能性もあるとみて調べています。 近くでは先月下旬、タケノコ採りの男性3人が相次いで死亡していて、いずれもクマに襲われたとみられています。鹿角市はたけのこや山菜採りで現場周辺の山に入らないよう呼びかけています。
10日午前、東京・世田谷区の東急電鉄の駅のホームで、銃弾のようなものが1個落ちているのが見つかり、警視庁はライフル銃の弾とみて鑑定を進めています。 警視庁によりますと、長さは7センチほどで警視庁はライフル銃の弾とみて鑑定を進めるとともに実弾と確認されれば、銃刀法違反の疑いで持ち主や落ちていた経緯を調べることにしています。 東急電鉄によりますと、二子玉川駅は1日に8万人ほどが利用しているということで、駅の近くに住む34歳の男性は「ニコタマは安心安全のイメージで、銃弾なんていうものと無縁の地域だと思っていたので驚いている。たまたま落ちていたものだったらいいなと思うが、心配だ」と話していました。 幼い子どもがいる30代の女性は「日常、利用する駅のホームと、銃弾というものが、イメージがかけ離れていてびっくりしているし怖い。暴力団関係者が落としていったのかなと思ってしまう」と話していました。 駅を利
。「キンプリ」は10代の男の子たちがスターを目指して切磋琢磨するアニメ作品で、ことし1月、東京や大阪など僅か14の映画館で上映が開始されましたが、ネットを通じて人気が広がり、上映する映画館は6月1日現在で、全国延べ100を超えています。通常、1か月程度で終わる上映期間も6か月を超えるなど、異例のロングランを続けています。 こうしたヒットのきっかけとなったのが「応援上映」という鑑賞スタイルと、参加した人たちによるSNSの口コミでした。 「映画館ではお静かに」。この常識を覆すのが「応援上映」です。本来、映画を鑑賞する際にはタブーとされている“声援”や“ペンライトの持ち込み”などが許可され、観客たちが思い思いの応援グッズを使い、スクリーンに向かって大声で“応援”。まるでライブに参加しているような感覚で作品を楽しめるのです。映画を見ながら、ライブのように盛り上がる上映スタイルはこれまでもありました
滋賀県栗東市職員の男が近鉄京都線の電車の中で下半身を露出したとして、京都府警城陽署が2016年6月5日に公然わいせつの疑いで逮捕した、というニュースが流れるとネットの一部に「あっ!」という衝撃が走った。 この男、「乳首おじさん」と呼ばれていて、女性の顔を電車内やホームでジッと見ながら両手を使って自分の両方の乳首をいじる、地元ではちょっとした有名人。その堂々とした姿からヘンタイなのか、受け狙いなのか分からないと議論にもなった。ファンと思われる人は「乳首アピールだけなら名物おじさんで済んだのに・・・」などと、嘆いているが、話はそんな笑えるような事ではないらしい。 3年前からツイッターに写真も投稿される 城陽署に16年6月8日、J-CASTニュースが取材したところ、男は16年5月21日午後6時45分ごろ、富野荘-寺田間を走行中の普通電車のなかで、女子高校の顔をジッと見ながら自分の両方の乳首をいじ
東京都東村山市の市立東村山第3中学校で「保健」の授業が2年以上行われなかったことが分かり、3年生は今後、「体育」の授業を削って、保健の授業を受け直すことになり、負担を強いられることになった。 中学校では、「保健」の授業は、実技の体育も含めた「保健体育」の科目の中で行われる。 学校が荒れ、10年前から体を動かすことを優先 国の学習指導要領によると、3年間で315コマある保健体育のうち、保健の授業は、その約6分の1の48コマほど行わなければならない。ところが、東村山第3中学校では、少なくとも2年以上にわたって、実技の体育しか行っていなかったことが2016年6月8日に発覚した。 市教委の指導室によると、学校側は、10年ほど前に学校が荒れていた時期があり、座って勉強する保健より体を動かす体育の方が生徒指導に効果的だと考えて、保健の授業を間引き始めたと説明した。しかし、「悪しき慣習が続いてしまった」
「Windows 10」に意図せずアップグレードしてしまうユーザーが続出している問題で、半強制的なアップグレードに法的問題はないかただした参院議員の質問主意書に対し、政府が答弁書を決定し、参院のWebサイトで公表した。法的問題の有無については「答えるのは困難」と回答を避けている。 質問主意書は、藤末健三参議院議員(民進党)が提出した。「Windows 10の自動アップグレードにより、アップグレードを意図しないユーザーにも不都合が生じている」と指摘した上で、「PCのソフトをユーザーが意識しないところで事業者が勝手に書き換えることは、法的に問題ないか」などと問うた。 これに対し、政府は答弁書で、「『PCのソフトをユーザーが意識しないところで事業者が勝手に書き換える』の意味するところが必ずしも明らかではない」として「お答えすることは困難」と回答を避けた。 藤末氏は「Windows 10のアップグ
「われわれがマイクロソフトを嫌っていたのではない、マイクロソフトがわれわれを嫌っていたのだ」――日本のソフトウェア技術者であり、Rubyの父とも呼ばれるまつもとゆきひろ氏は、日本マイクロソフトが主催する開発者向けイベント「de:code 2016」でこう語った。一体何があったのか。 「オープンソースソフトウェア」の誕生 その歴史は、1996年までさかのぼる。当時、米Microsoftが開発していた「Internet Explorer」の機能強化により、それまで大きなシェアを獲得していたNetscape CommunicationsのWebブラウザ「Netscape」シリーズとの2大ブラウザ戦争が勃発した。その後、Internet Explorerはますます勢いを増し、この勢いに押されたNetscapeは1998年1月にNetscape Navigatorを無償化。しかしシェアの巻き返しには
ウェブブラウザOperaをリリースしているノルウェー企業Opera Softwareは、中国企業のコンソーシアムによる買収提案を受け入れ、株式の売却を決定した。1株あたりの価格は71ノルウェークローネ(約928円)で、全株式が売却された場合、買収総額は約104億クローネ(約1360億円)となる。 コンソーシアムによる買収提案は2月にOpera Softwareの取締役会で承認され、株主に対して5月24日までにすべての発行済み株式を売却するように勧めていた。この期限までに、91.4パーセントの株式の売却が決まり、コンソーシアムによるOpera Softwareの買収は成立の見込みが立った。最終的には他の条件を確認したコンソーシアム側が公告を出すことになる。 Operaは1996年に公開されて以来、その先進性が欧州などで根強い人気を持ち、近年も広告ブロック、VPN対応、省電力機能などをいちはや
何を隠そう10代の頃にメンヘラだった私が、カウンセラーの先生から言われて目から鱗が落ちて一気に心が楽になった言葉を置いておきますね。 https://t.co/HSpZ6PNnKT
◇米国立公文書館で 太平洋戦争終盤期に日本軍と行動を共にし、米軍に捕らえられた民間の朝鮮人捕虜が、戦時動員に基づく慰安婦や強制労働の被害について米軍の尋問に答えた調書が、米国立公文書館で発見された。朝鮮人慰安婦について「志願か親による身売り」との認識を示す一方、日本への労務動員については「連合国の捕虜より待遇が悪い」などと述べていた。朝鮮の人々が感じた日本の植民地支配の過酷さを包括的に伝える内容で、論議を呼びそうだ。 ◇「慰安婦は身売りと認識」 尋問調書は、慰安婦問題に取り組むアジア女性基金が資料委員会を作り、1997年に米国で真相究明の調査をした際、捕虜の回答を発見した。回答はその後所在不明になったが、今年それが見つかり、資料委員会の委員だった浅野豊美・早稲田大教授(日本政治外交史)と毎日新聞が3月、さらに米軍の質問と関連の資料を発見した。 米軍は、朝鮮人捕虜約100人を尋問した
東京都足立区で昨年6月、路上で署名活動をしていた共産党の運動員が帰宅途中だった複数の児童に、「お父さんやお母さんが戦争で死んだら困るでしょ」「爆弾が落ちてきたら嫌でしょ」などと話しかけ、安全保障関連法案への反対署名を求めていたことが9日、分かった。同区の共産区議団側は「行き過ぎだった」と非を認め、保護者に謝罪した。 区教育委員会などによると、昨年9月に成立した安保関連法の国会審議が続いていた同6月下旬、学童保育から別々のグループに分かれて帰宅途中だった区立小学校の児童計約10人に、地元商店街の路上で安保関連法案の反対署名活動を行っていた運動員が相次いで声を掛け、署名を求めた。 児童は主に1、2年生で、署名に応じた児童もいたが、「(戦争になれば)お父さんやお母さんが死ぬ」と言われ、帰宅後に恐怖で泣いていた児童もいたという。保護者から相談を受けた学校側は教員を現場に向かわせ、駆けつけた保護者と
俳優の宮沢りえさん(42)が18日、離婚したことをファクスで発表した。宮沢さんは2009年4月に元プロサーファーの男性と結婚、同5月に女児を出産した。12年5月に所属事務所が離婚に向けて話し合っていることを明らかにしていた。 宮沢さんはファクスで「幾度かの話し合いを重ね、この度離婚が成立いたしました。新たな気持ちで、役者として、母として、一人の人間としてこれからも前進していこうと思います」とコメントした。(成川彩) ◇ 宮沢りえさんの離婚発表のファクス全文は次の通り。 マスコミ及び関係者の皆様方へ 私たち夫婦は、幾度かの話し合いを重ね、この度離婚が成立いたしました。 新たな気持ちで、役者として、母として、一人の人間としてこれからも前進していこうと思います。 何卒(なにとぞ)ご理解いただき、温かく見守っていただけましたら幸いです。 2016年3月18日 宮沢りえ
JR東日本は8日、山手線の原宿駅(東京都渋谷区)を、東京五輪のある2020年までに建て替えると発表した。近くに五輪会場の国立代々木競技場があり、混雑が見込まれるためだという。 JR東によると、現駅舎は1924(大正13)年に建てられた。洋風の木造2階建てで、都内の木造駅舎としては最古とみられる。 14年度の1日の平均乗車人数は約7万人。駅構内の通路が狭く、近くでコンサートがあると駅を入場規制する日もあり、五輪に向けて建て替えを決めた。 新駅舎は現駅舎の南西の隣接地に線路をまたぐようにつくる。ホームを一つから二つに増やし、東側にしかない出入り口を西側にもつくる。乗客の使うスペースは2倍になる。 現駅舎を取り壊すかどうかは、まだ決めていないという。JR東の冨田哲郎社長は「地元の皆様や渋谷区の意見もうかがい、検討したい」と話した。工事は早ければ今年中に始める。(石山英明)
JR東海は、リニア中央新幹線の大阪延伸を前倒ししても、中間駅を奈良市付近とする今の計画を変更しない方針だ。京都の政財界が求める京都経由のルート案には応じない。カーブがきつくなって走行速度が落ちるなど…
三菱東京UFJ銀行は、独自に開発中の仮想通貨「MUFGコイン」を来秋、広く一般の利用者向けに発行する。ITを活用した金融サービス「フィンテック」の一環で、大手行が仮想通貨を一般向けに発行するのは世界で初めて。利用者同士が手軽にやり取りをしたり、割安な手数料で外貨に交換したりできる。信用力が高いメガバンクの本格参入で、仮想通貨の裾野が広がりそうだ。 MUFGコインは、利用者が、同行の口座にある預金を「1コイン=1円」の比率でコインに交換し、スマートフォンのアプリに取り込むなどして使う。 利用者同士はわずかな手数料でコインをやり取りでき、会食後の「割り勘」などでの利用が想定されている。空港で外貨に換えて引き出すこともでき、手数料も大幅に安くなるという。 「Suica」(スイカ)など、前払い式の電子マネーと似ているが、利用者同士がネットを通じて「送金」できる点などが異なる。 同行は、コインを取り
順天堂大学付属順天堂医院(東京都文京区)で昨年6月、心不全で入院中の岩手県の女性(74)に点滴されていた強心剤が数十分にわたって中断し、低血圧によるショックを起こして寝たきりになったと、女性の家族らが9日、都内で記者会見して明らかにした。家族らによると、看護師が点滴装置の電源を切ったままにしていたと、病院側から説明されたという。 女性の長女と弁護士によると、女性は手術を受けるために心臓血管外科に入院。強心剤によって血圧が保たれていて、容体が急変したため、点滴装置の電源が切れていることがわかった。強心剤の残量が少なくなり、新しいものを準備中にアラームが鳴るとうるさいので切った、と病院側は話しているという。 長女らは病院側に損害賠償を求めて提訴する方針。長女は会見で「病院は医療ミスを認めて、正式に謝罪してほしい」と語った。 病院側は9日、朝日新聞の取材申し込みに対し、「対応できない」としている
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