経済産業省が今夏に発表したエネルギー基本計画によると、2030年度までに再生可能エネルギーの電源構成比率を36〜38%にまで引き上げる方針だ。しかし、これに異を唱えたのが自民党総裁選に立候補した高市早苗氏。9月13日に出演した番組で、「(このままでは)日本の産業は成り立たない」として、見直す意向を示した。 すると小泉進次郎環境相が、その後の会見で「再生可能エネルギー最優先の原則をひっくり返すのであれば全力で戦っていかなければならない」と対決姿勢をあらわに。総裁選で高市氏のライバルとなる河野太郎氏を支持しているだけに、対立構図をより鮮明にした形だ。 以前より何かと“ポエム発言”で注目を集めてきた小泉環境相が9月25日、ラジオ特別番組「一緒にアクション!SDGs」(ニッポン放送)にゲスト出演して持論を展開。「マグロ電気」というパワーワードを披露して、共演者が「ん?」と言葉を失う一幕があった。