Wordには「目次」を自動で作成する機能があります。しかし、人工知能のように長い文章の中から自動で見出しを取得しているわけではありません。 このような自動挿入目次を作るためには、あらかじめ目次にしたい部分(見出しの部分)にアウトラインレベルと呼ばれる目印を設定しなければなりません。この設定は手動です。そのレベルに応じて目次の階層が決まります。 目次の機能を覚えるには、単に目次の挿入だけ練習しても意味が無いので、Wordの白紙の状態から、目次のある論文(説明書)が仕上がるまでのおおまかな流れを理解したほうが良いです。 そこで、今回は、Wordの主な機能を使いながら、論文のテンプレートの作り方を覚える「基本技術編」と、カレーライスの作り方をテーマとして論文を書く準備をする「実践編」に分けて、目次のある論文の作り方を解説します。 なお、説明の便宜上、マイクロソフトが推奨する手順とは異なりますので