正社員なみにフルタイムで働いても、収入が生活保護の水準にさえ達せず、最低限の生活さえおぼつかない人たちがいる。いわゆる「ワーキングプア」と呼ばれる就労層で、日本語にするなら「働く貧困層」だ。 このワーキングプアが、民間企業に限らず、公共部門にまで広がっている。自治体や省庁などで非正規職員として働く人たちが、著しい低賃金労働に置かれているのだ。 こうした「官製ワーキングプア」の実態について、学問的なアプローチで実態解明に取り組んだ研究書が出版された。それが「国・地方自治体の非正規職員」(早川征一郞・松尾孝一著、旬報社)だ。 早川氏は法政大学の名誉教授で、公務員の賃金に関する研究者。「公務員の賃金」「公務員の制度と賃金」などの著書がある。また、松尾氏は青山学院大学経済学部の教授で、公共部門の労使関係などを研究してきた。2人は言う。 「国の非常勤職員の賃金に関しては、実はいかなる政府統計も存在し
日産自動車はこのほど、「『クルマ×恋愛』に関する実態調査」を実施し結果を発表した。12月8日、9日の2日間、インターネットにて全国の20~40代の男女600名を対象に調査したもの。 若者のクルマ離れが叫ばれる昨今、「昔はクルマを持っていればモテたが、今の若者たちは果たしてどうなのか」という放送作家の鈴木おさむのふとした疑問から「検証!クルマで人はモテるのか?」の企画がはじまり、同調査はその一環で行われたという。 調査ではまず「ドライブデートでますます相手を好きになった経験がありますか」と質問。全世代で55.6%もの女性が「ある」と回答した。年代別でみると、20代が64%、30代が58%、40代が45%と、どの世代でも明らかにドライブデートでますます相手を好きになった経験があることが分かったという。 一方、男性は、20代以外のすべての世代で半数以上が「好きになった経験がない」と回答し、ドライ
ある研究によって、人さし指と比べて薬指の長い男性は容姿に恵まれていて、女性から魅力的だと思われる、いわゆる「イケメン」である可能性が高いことが発表されました。 指の長さと容姿には直接的な関係はないように思われますが、指の長さには男性ホルモンが作用していて、そのために身体的特徴との関連を見いだすことができるのだとか。 男性の容姿と指の長さの関係性については以下から。 Male finger lengths related to attractiveness https://www.telegraph.co.uk/news/science/science-news/8461298/Male-finger-lengths-related-to-attractiveness.html Digit ratio (2D:4D) predicts facial, but not voice or bod
安倍・石破氏、主導権争い=目立つ「身内」起用−自民新体制 安倍・石破氏、主導権争い=目立つ「身内」起用−自民新体制 自民党の新執行部が28日発足した。人選をめぐっては、協力を誓い合った安倍晋三総裁と石破茂幹事長が早速、主導権争いを展開。総裁選で安倍氏を支持した議員の「論功行賞」も目立つ。政権奪還に向けて党が一丸になれるのか、新生安倍体制は不安を抱えながらのスタートとなった。 新役員が顔をそろえた28日夕の記者会見。安倍氏が「石破さんの演説の力強さ、説得力に敬服している」と持ち上げると、石破氏は「安定した安倍政権をつくるため全力を尽くす」と呼応し、二枚看板の「蜜月」ぶりをアピールした。 しかし、人事の調整過程で、両氏は激しい駆け引きを繰り広げた。関係者によると、安倍氏は副総裁に高村正彦元外相を起用したが、石破氏は権限の分散を嫌って副総裁ポストを置くことに難色を示した。幹事長代行をめぐって
プロ野球、ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」が角界入りを誘われ、東京・両国の国技館で相撲を体験しました。 つば九郎は、ヤクルトで19年間マスコットとして活躍してきましたが、自分の人気をさらに高めようと、球団からFA=フリーエージェント宣言をして新たな活躍の場を探しています。 18日は、親交のある大相撲のマスコット、「ひよの山」から角界入りを誘われ、国技館で相撲を体験しました。 つば九郎は、「すり足」などをして体を温めたあと、ひよの山との稽古に臨みました。 稽古では、つば九郎が「突っ張り」などでひよの山を圧倒し、力士としての素質をかいま見せました。稽古のあと、筆談で取材に応じたつば九郎は「相撲の経験はありませんが、ひよの山との稽古は興奮してしまいました。行司にも興味がありますが、おいしいちゃんこを食べることができれば、角界入りを考えてもいいです」と話しました。 つば九郎は、引き続き、いろい
若い頃、友人に誘われてトランプの「ブリッジ」をやっていた。ここは絶対に譲れないと判断したときに思い切り高い値を付けて相手を諦めさせることを「シャット・アウト・ビッド」と言う。尖閣諸島の領有を不法に主張し、侵害行為を繰り返す中国への日本政府の対応を見ながらこの言葉を思い出した。 尖閣諸島が日本固有の領土であることは国際法上疑いのない事実であり、日本政府は一貫して日中間に領土問題は存在しないと明言している。従って現今のような異常事態を前にしたときこそ日本政府は毅然(きぜん)とした態度と行動により自らの正当性を主張すべきである。国の施設の建設、公務員の配置は当然のこと周辺諸島の防衛力強化を淡々とやればよい。それなのに日本政府は中国政府の顔色を窺(うかが)って実効支配を自制し、それを以(もっ)て中国が自制してくれるのではないかと期待を繋(つな)いでいる。自国の領土が侵犯されているのに他国の顔色を窺
読売新聞社の緊急全国世論調査(電話方式)では、自民党の政権復帰を約60%の人が好ましいとしたが、衆院選で294議席を獲得して大勝したことへの戸惑いもみられた。 自民党の議席が「少ない方がよかった」との回答は、全体の52%と半数を超えている。特に無党派層(全体の28%)では、「少ない方がよかった」が60%に達した。民主支持層の77%がそう感じるのは当然だが、自民支持層でも28%が「少ない方がよかった」と答えた。2006年に発足した安倍内閣は、衆院の3分の2を超える与党勢力のもとで強気の国会運営を進め、自民党は07年参院選で大敗した。多くの有権者が「自民党を勝たせ過ぎた」と感じている背景には、同じことが繰り返されるのではないかという懸念があるとみられる。
野田首相が18日、首相官邸で川上義博首相補佐官と会談した際、今回の衆院解散・総選挙について「来年1、2月も考えたが、年を越せば(結果は)もっとひどくなる。年内にやるしかなかった」などと、年内の衆院選を決断した理由を語っていたことが分かった。 首相は「(来夏の)衆参同日選はやってはいけないと思っていた」とし、衆院選と参院選の時期を離すことを考慮したと説明。社会保障・税一体改革関連法が成立した直後の解散も考えたが、「(衆院の)『1票の格差』や(赤字国債を発行するための)特例公債法案の問題があり見送った」と述べたという。
先日行われた衆院選において、自民党が記録的な圧勝をとげる一方、リベラルである民主党、社民党、共産党はいずれも議席を減らした。人によってはこの選挙結果をもって「リベラルは死んだ」とか「保守の完全勝利だ」と言うかもしれない。 だが、公務員や正社員労組といった既得権層を常に擁護し、失業率を引き上げる公約を掲げ続ける政党がリベラルだとは筆者にはとても信じられない。死んだのは55年体制における「和風リベラル」であって、そもそも日本に本来の意味のリベラルなど存在しなかったというのが筆者の意見だ。 問われるのは「改革における政府の関与の大小」 一方で、筆者は保守が勝利したとも思っていない。そもそも筆者は「大きな政府」をマニフェストに盛り込んでいる今の自民党を保守とは考えていない。それもやはり「和風保守」というべきもので、自助の精神や小さな政府とは真逆なものだ。 まあ外交的な面で保守だとしても、比例得票率
同社は他のメーカーから小型車生産を受託したことはあるが、独自に生産、販売するのは初めてだ。 複数の車種を開発中で、具体的な仕様は来夏発表する。排気量の小さいガソリン車か電気自動車になる見通しで、軽自動車よりも小さい「超小型車」の区分適用も視野に入れている模様だ。 柳弘之社長は記者会見で「二輪よりも安全で快適な乗り物を求める利用者に応える」と説明した。 ヤマハ発動機が同日発表した13~15年の中期経営計画では、15年12月期の連結売上高を1兆6000億円と、12年12月期予想と比べて33%増とした。インドで二輪工場を新設するなど生産能力を拡充し、主にアジアで販売を増やす計画だ。
都内ホテルで実業家らを前にスピーチする自民党の安倍晋三(Shinzo Abe)総裁(2012年12月18日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【12月18日 AFP】近く次期首相となる自民党の安倍晋三(Shinzo Abe)総裁(58)は18日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領との電話会談後、実業家らに対し、電話で「ブッシュ大統領」と会話したと間違えて語った。 衆院選の自民党大勝後、間もないタイミング行ったスピーチでの出来事だった。記者や実業家らがくすくすと笑い出したため、安倍氏は間違いに気付いてすぐに訂正した。 この会合で安倍氏は、経団連(Keidanren)の幹部らに対し、日米の安全保障同盟の重要性についてオバマ大統領と一致したと述べた。 安倍氏は米国がジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)政権だった2006~7年に首相を務めている。
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