去年、史上最年少で将棋のプロ棋士となり、デビュー戦からの連勝記録を更新している愛知県の中学3年生、藤井聡太四段が、23日夜、インターネットテレビで配信された対局で、非公式戦ながら、トップ棋士の羽生善治三冠を破りました。 その藤井四段が、インターネットテレビの番組が企画した非公式戦で、将棋界でただ1人、七冠独占を成し遂げたことのある羽生善治三冠に初めて挑み、23日夜、事前に収録された対局の様子が配信されました。 対局では、先手の藤井四段が、経験の差を感じさせない正確な指し手を見せて、徐々にペースをつかみました。 藤井四段はそのまま終盤までミスなく攻めきって、111手までで羽生三冠が投了し、デビュー間もない中学生がトップ棋士を破るという衝撃的な結果になりました。 対局のあと、藤井四段は「僕の立場で羽生先生と対局できることはめったにないことなので、ありがたいと同時に、緊張する気持ちもありました。
![将棋 中学生の藤井四段が羽生三冠を破る | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6a26a1e6ec64bb4dba8c4b23fabd4dcdf4b72430/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20170424%2FK10010958861_1704240441_1704240444_01_03.jpg)