BYODといえば、セキュリティの確保や端末の管理コストが負担となって期待した効果が得られないというケースも多い。ところが「管理面でもコスト面でも身軽になれる」と全社BYODに舵を切った会社がある。 PCがなければ仕事にならないという企業は多い。となれば、業務用PCは会社が用意して社員に貸与することが一般的だ。機種を選べることもあるが、ほとんどの会社は支給されたPCで仕事に励むことになる。 従業員数が少ないITベンチャーなどでは個人所有PCの持ち込みを認めているところもある。しかし、どちらかといえばBYOD(Bring Your Own Device)といえばネガティブなイメージを抱く情シスが多いのではないだろうか? セキュリティの確保や管理コストの増大など、導入したものの上手くいかないという事例が多いからだ。 ところが、全社員(約2300人)を対象として貸与PCを撤廃、BYODへの全面移行
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