過去最悪の就職難に苦しむ若者らを救おうと、大阪府河内長野市日野の「勝光寺」が来年から、滝行や座禅に加え、企業家でもある井本全海住職の法話で学生らを応援する「寺子屋・就活塾」を始める。 修行を通した自己分析を就活に役立ててもらおうと企画。同寺は「内定を勝ち取る就業修行に挑んでほしい」と参加を呼びかけている。 塾は1月23日から月2回のペースで半年間を予定しており、さまざまな修行や「就活(就職活動)法話」、企業経営者らを招いた座学や農作業や介護などの体験を行うという内容。 同寺は昨夏から、一般向けに滝行の修行体験を受け付けており、これまでに約500人が参加。中でも、就職難に悩む学生やフリーター、その保護者らが後を絶たず、その多くが世間体を気にして自分を見失い、自信をなくした若者という。 貴金属会社を営む井本住職は「ブランド志向で一流企業に固執し、虚像で試験に臨むからすぐにばれる」と指摘。「この