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ブックマーク / watashinim.exblog.jp (55)

  • 東浩紀の嫌韓流容認論 | 私にも話させて

    少し前に出た東浩紀と大塚英志との対談である『リアルのゆくえ』(講談社現代新書、2008年8月)を読み、東の発言内容の酷さに驚いた。私は東の文章を大して読んでいなかったのだが、昔からこんななのだろうか。 枚挙に暇がないのだが、私が最も呆れた箇所を挙げておこう。 「東 ぼくが言っているのは、むしろ了解可能性の拡大を大切にしたいということです。たとえば、日のサヨクが2000年代になぜ急速に影響力を失っていったかというと、リベラルな人たちはリベラルではないということが大衆レベルで分かってしまったからです。リベラルは、みんながリベラルになることを望んでいる。たとえば、みんなが在日に対して優しくしようとリベラルは言う。でも世の中には、在日を差別する人がいっぱいいる。その現実はどうするのか。/ネット右翼の問題も同じです。彼らが言っているのは、左翼は出版メディアを握っている、みなが自分たちのようにリベ

    東浩紀の嫌韓流容認論 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/10/12
    "嫌韓のレイシズムを、批判することなく一つの立場として容認しようとする傾向が、リベラル・左派の一部でも最近見られるが、こうした傾向こそ積極的に批判されるべきであろう。"
  • メモ39 | 私にも話させて

    という国がつくづく恐ろしいと感じるのは、これまで北朝鮮バッシングをあれだけ煽り続けたマスコミが、何事もなかったかのように「日朝国交正常化」歓迎のムードに変わっていることである。しかしこれを、単なるマスコミの無定見または政権上層部への追従であると片付けない方がよいように思う。 渡辺利夫は20年以上前に、豆満江開発計画等の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の対外開放政策について、以下のように述べている。 「はっきりしているのは、これら計画が格的に展開しうるには、日技術と資の投入が不可欠であることである。・・・・・・部分的な開放とはいえ、圧倒的な経済力格差のある日技術と資が流れ始めるならば、日なくして北朝鮮の経済が成りたたなくなる状態が現出することは、そう遠くないに違いない。あの広大な中国広東省ですら、香港なくしてその経済が成立しえない状態になるまで、わずか数年を要したのみであ

    メモ39 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/03/19
    "北朝鮮バッシングに対立する形での日朝国交正常化の主張、という図式ではなくて、帝国主義的進出の契機として国交正常化を捉える心性・志向である。"
  • メモ38 | 私にも話させて

    読者が呉れたメールによれば、来日した韓国人が「安倍は特定秘密保護法案をトンネルにして核廃棄物を北朝鮮に運ぶのではないか」と言っていたとのこと。 読者は、以前書いた私の記事「特定秘密保護法案と拉致問題」を思い出し、それも合わせれば、構図が<拉致+核廃棄物=カネ>となって、それならば国交「正常化」は、日にとって確かに「いい買い物」なのではないか、という「妄想」に至ったそうである。 日の原発の核廃棄物の最終処分場をモンゴルに作る、という話があることはよく知られていることであり、舛添はシベリアに作るべき、と言っているとのことである。北朝鮮に作る、という話があっても何らおかしくない。日国内または別の国の最終処分場ではごく一部のみ負担し、大部分は「特定秘密」で北朝鮮に送る、という手もある。 これはもちろん読者の「妄想」であるが、いずれにせよ、日政府が「国益」の観点から積極的に推進し、朝鮮民主主

    メモ38 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/03/18
    "日本政府が「国益」の観点から積極的に推進し、朝鮮民主主義人民共和国政府(および朝鮮総連)も積極的に迎合する「日朝国交正常化」など、恐らく朝鮮人(および世界人民)にとって一つも良いことはない"
  • メモ35 | 私にも話させて

    「NHK会長:経営委で陳謝 「失言したのか」発言」 http://mainichi.jp/select/news/20140226k0000m040095000c.html 当につまらない。皮肉でも逆説でもなく、籾井には発言を撤回せずに開き直って欲しかったのである。ちゃんと日人・日社会の音を国際的に表明し続けてくれていれば、諸外国も日国家への正しい警戒心を持つことができただろう。現在の日の左派は、客観的には、そうした「国益」に反する事態への火消しにまわり、日人・日社会の実像を隠蔽しようとしている。もちろん来発言を撤回すべきなのは自明であるが、現在の日では右傾化を抑止するような政治勢力は皆無なのだから、安倍・籾井・百田・衛藤でいいのである。民主党政権が有能であれば、今頃シリアに米軍とともに軍事介入していたかもしれないのである。しかし安倍は、この調子だと靖国問題でも折れるだ

    メモ35 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/03/09
    "海外派兵を容認しない「護憲」でない限り、「左」は「右」よりも悪であり、現実問題として、政府よりも今や「右」である。"
  • メモ34 | 私にも話させて

    <1933年3月27日 日の国際連盟正式脱退は今日天皇並びに枢密院によって可決され、ジュネヴァヘ打電される一方、勅語と斎藤の声明とが東京で発表された。この二つやそれに類似する文書類は、日の行為が平和維持を目的とするものであることを大いに説いているが、厄介なことに日のこの字句の解釈は、米国および連盟の解釈と正反対なのである。平和維持ということによって、日はその支配に挑戦する分子を掃討し、日の支配下に平和が招来されるべく、武力によって満州を掃除することを意味する。 私の記憶に誤りがなければ、日は連合国側に立って世界大戦に参加することを宣告する文書の中で、東洋における平和を維持する目的で参戦するといい、そしてまったく正当にドイツ中国から掃討した。しかし「平和維持」なる字句は現在におけると同様、その時も全然不適切であった。しかも私は百人中たった一人の日人ですら、日が事実上ケロッグ

    メモ34 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/02/25
    "日本人の大多数は、本当に彼ら自身をだますことについて、驚くべき能力を持っている。"
  • メモ33 | 私にも話させて

    「阪田雅裕元内閣法制局長官は20日、参院議員会館で講演し、集団的自衛権行使を可能にするため、安倍晋三首相が憲法解釈の変更を目指していることについて「憲法だけなぜ解釈(変更)でやってもいいことになるのだろうか。そんなことで許されるなら立法府なんて要らない」と批判した。 阪田氏は、憲法改正には国民投票が必要なことに触れ、「政府が解釈でやったら国民の出番もない」と指摘した。改憲、護憲の立場を超えて解釈変更反対で共闘すべきだとも訴えた。 阪田氏は野党議員の会合に招かれた。 (2014/02/20-19:19)」 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014022000876 上の記事に関して、kibikibi20氏はツイッターで、 「いっけん“解釈改憲に反対”しているように受取られるが、“解釈改憲の主導権は国会にあるべきだ”というのが、当の趣旨であろう。「改憲

    メモ33 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/02/23
    "こうした言説は、結局、集団的自衛権行使のための一般法・恒久法の制定、という方向に行くと思う。"
  • 言論弾圧反対の署名 | 私にも話させて

    姜尚中が「エートス」なる運動の関係者が関わっているシンポジウムに登場するとのことである。その事実だけで、この運動の胡散臭さが伝わってくる。 https://twitter.com/datugennohi/status/436157819457646592 http://3tarou.tumblr.com/image/77176547231 その絡みで知ったのだが、竹野内真理という人が、その運動の代表者に「侮辱罪」で刑事告訴されているとのことである。 http://savekidsjapan.blogspot.jp/2014/02/ethos-leader-accused-takenouchi-of.html 私はこの竹野内さんという人をよく知らないのだが、問題とされている発言は、公共の場で言論によって真実性を争われるべき性格のものであり、これで警察が動くというのが驚きである。そもそも上のリ

    言論弾圧反対の署名 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/02/22
    "公共性・公益性を明白に有する社会批判が、これほど安易に立件されることになっては、社会批判は困難となり、言論が萎縮することは明らかである。"
  • メモ32 | 私にも話させて

    辛淑玉の宇都宮健児への応援演説というのを見て驚いた。その中で、こんなことを言っている。 「いま日で起きているのは、日人の二級市民化です。 まさに、「朝鮮人」のように扱われるのです。 それは、ダメなのですよ。 日人でも、なに人でも、人は、人として、ちゃんと扱われないといけないのです。」 http://takumiuna.makusta.jp/e240907.html 辛はこの演説の中で、「今、ヘイトスピーチが鳴り響く東京で、朝鮮人は「殺せ」とまで言われるようになりました。哀しいかな、その声は全国に広がりました。「貧しさ」と「差別」の嵐が吹きあれています。」と言っているが、お前こそ差別を煽っているのだ、としか言いようがない。 辛は、主観的にはどうであれ、日人の聴衆・読者に、日人が朝鮮人のように扱われることはあってはならないですよね、と日人の差別意識におもねっているのである。「日

    メモ32 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/02/21
    "辛は、主観的にはどうであれ、日本人の聴衆・読者に、日本人が朝鮮人のように扱われることはあってはならないですよね、と日本人の差別意識におもねっているのである。"
  • 都知事選とリベラル・左派の問題 | 私にも話させて

    都知事選で「脱原発」を標榜する細川護熙候補が話題となっているが、細川は、「放射性廃棄物の最終処分場の受け入れを「東京は当然、ある意味で負担しないといけない」と述べた」と報道されている。(日経済新聞インターネット版1月23日) http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC2200F_S4A120C1EA2000/ http://69763999.at.webry.info/201401/article_25.html また、kibikibi20氏はツイッターで、「細川護煕が都知事選挙に出たのは、自身が理事長である財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」の利権が関係してるのかもしれない。「東北の為」とか「エコ」とかいって東京五輪の工事に震災瓦礫を持ってくるかもしれない⇒ http://greatforestwall.com 」と指摘している。 https:

    都知事選とリベラル・左派の問題 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2014/02/07
    "近衛文麿の孫である細川が、かつての「小沢派左派」を引き継ぐことになるというのは話ができすぎている感もあるが、構造が同じであるがゆえに、同じことがより酷い形で繰り返されているのである。"
  • 「第二の韓日協定」 | 私にも話させて

    ZED氏が、徐勝氏の韓国での講演に関する記事を紹介しているが、これは非常に興味深いものであった。ZED氏は、徐勝氏の次のような発言を紹介している(強調は引用者、以下同じ)。 「私が憂慮しているのは、朴槿恵大統領がアメリカの斡旋を受け入れて、極右化している日と第二の韓日協定を結びやしないかという事だ。この話を誰もしていないが、相当に現実性のある話だ」 徐勝氏はそのように考える一つの理由として、強制動員被害の問題に関して「昨年5月の大法院の判決以降、日の、政財界はもちろんのこと、市民運動陣営からも、ドイツの「記憶・責任・未来財団」式の解決方法が深く議論されており、朴槿恵政府の中でも、日との妥協案の模索を既に始めている」事実を挙げている。また、この「第二の韓日協定」のような日韓の歴史問題における「和解」が、日米韓の軍事同盟の展開にとって不可欠だとアメリカが認識している点を指摘している。 日

    「第二の韓日協定」 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/12/20
    「第二の韓日協定」≒"仲良くしようぜ"≒"なかったことにしようぜ"
  • 内藤正典のシリア軍事介入論と「両論併記」化 | 私にも話させて

    1. 『世界』最新号(10月号。9月8日発売)を見て驚いた。シリア情勢を扱った記事・論文が一つもないのである。シリアという言葉すら、管見の範囲ではどこにもない。 月刊誌であるから発売日までに間に合わなかった、ということでは恐らくないのである。校了日が何日かは分からないが、情勢のさらなる緊迫化を促した化学兵器使用による虐殺は8月21日であったから、校了日前に、少なくとも、比較的小さいスペースで時事問題を扱う「世界の潮」欄で取り上げることくらいはできたはずである。実際、私の編集部在籍中でも、校了日前に重大な事件が生じたために大急ぎで「世界の潮」欄に書いてもらう、というのは普通に行なわれていた。 また、同号の編集長による編集後記には、「品川正治さんが8月29日朝、亡くなられた。」との記述がある。8月29日朝と言えば、米国によるシリアへの軍事介入の是非が世界的に問題になっている時期であるが、この編

    内藤正典のシリア軍事介入論と「両論併記」化 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/09/18
    "日本がシリアへの軍事介入に対して何らかの形で協力することになった場合、それは必ず、世論醸成のレベルでは、北朝鮮とシリアとの関係、化学兵器を持つ北朝鮮の脅威という観点から正当化されるだろう。"
  • メモ28 | 私にも話させて

    シリアへの軍事介入をめぐる議論で残念に思っていたのは、私の調べ方が悪かったのかもしれないが、日語で読める中東研究者・ジャーナリストのまともそうな発言が見当たらなかったことである。内藤正典の、この人研究者として大丈夫なのか、というツイッターの連投や、アジアプレスなどを見て、この種の類のものしかないのかと思っていたのである。 しかし、公益財団法人中東調査会が発行する「中東かわら版」第173号(2013年8月29日発行)に掲載されている、高岡豊研究員による「シリア:化学兵器使用問題と軍事攻撃の可能性」は、大変説得力の強いものであった。紹介しておきたい。以下、引用する(強調は引用者)。 「シリアの反体制派は、2011 年 3 月にいわゆる「アラブの春」の反政府抗議行動での扇動・動員の手法を模倣する形で反体制活動を開始して以来、一貫してアサド政権による「弾圧・虐殺」を大々的に宣伝し、それによって国

    メモ28 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/09/01
    "シリアへの軍事介入をめぐる議論で残念に思っていたのは、私の調べ方が悪かったのかもしれないが、日本語で読める中東研究者・ジャーナリストのまともそうな発言が見当たらなかったことである。"
  • 参議院選について | 私にも話させて

    参議院選挙が公示された。改憲問題は、来ならばこの選挙の重要な争点である。そこで、この点について述べておこう。 一つの注目点は、民主・社民・生活の党・みどりの風といった「護憲」政党(共産も含めてしまっていいのかもしれないが、まだ一応海外派兵について発言しているので一応除外するとして)がどこまで議席を減らすか、である。これらの政党が憲法問題を「立憲主義」にすり替えるがゆえに、自衛隊海外派兵常態化の是非という改憲の質が、テレビなどのメディアで全然議論されないのである。選挙というのは一般大衆が政治に関して意識する貴重な時間であって、吉野作造も言うように、非常に大きな教育的機会なのであって、これらの「護憲」政党の「立憲主義」への収斂は当に有害極まりないと思う。自民党が96条改憲案を引っ込めて、別の案を出してきたとき、これらの護憲派は何ら対抗できないだろう。する気もないのではないか。 したがっ

    参議院選について | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/07/06
    "これらの「護憲」政党の「立憲主義」への収斂は本当に有害極まりないと思う。"
  • メモ24 | 私にも話させて

    天皇機関説問題や、2002年小泉訪朝後の北朝鮮報道等、日社会が「世論」を急速に転換させるときは、特定個人のバッシングを介して行なわれるようである。産経新聞の転向や稲田朋美の転向などを笑っていられない。日政府も日人全般も、橋下の醜悪かつ愚劣な発言に憂慮を示し、嘲笑しながら、何らの葛藤もなく転向し、かねてからzed氏が指摘していたような日韓「2013年体制」の形成に進んでいっているわけである。 今後、政治家の靖国参拝や歴史教科書問題に関しては韓国側が黙認するか大幅に批判をトーンダウンさせ、「慰安婦」問題に関しては日韓「和解」のための(日韓基条約や国民基金とは矛盾しない形での)何らかの方策をとる、という形になっていくのではないか。

    メモ24 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/05/17
    転向と言うかトカゲの尻尾切りと言うか。在特会や橋下徹さえ叩いておけばレイシストや歴史修正主義者でも正義の味方になれる。
  • 與那覇潤はなぜkscykscy氏による批判に沈黙しているのか | 私にも話させて

    小谷野敦と與那覇潤がツイッター上で論争しているのを知ったが、つくづく不思議なのは、與那覇はなぜkscykscy氏による批判に沈黙しているのか、ということである。私見によれば、kscykscy氏による與那覇批判は、ほぼ壊滅的なものである。 歴史系「論壇」における知的頽廃――與那覇潤『中国化する日』について(1) http://kscykscy.exblog.jp/18241381 歴史系「論壇」における知的頽廃――與那覇潤『中国化する日』について(2) http://kscykscy.exblog.jp/18245740 歴史系「論壇」における知的頽廃――與那覇潤『中国化する日』について(3) http://kscykscy.exblog.jp/18256640 歴史系「論壇」における知的頽廃――與那覇潤『中国化する日』について(4) http://kscykscy.exblog.j

    與那覇潤はなぜkscykscy氏による批判に沈黙しているのか | 私にも話させて
  • 西谷修・五野井郁夫「デモは政治を開けるか」 | 私にも話させて

    『世界』臨時増刊号を拾い読みしていたら、五野井郁夫という人の以下の発言に遭遇して驚いた。 「近年のデモの参加者は無理をせず、行ける時に参加しています。また、官邸前の弁護団がよい例ですが、「接見弁護があるから今日は行けません」とか「30分だけ行けます」とかいうのもあります。ここが気にくわないから出て行く、だけれども戻って来られるという、やわらかな共同体。 実際、いいことか悪いことかすぐに判断はできませんが、憤晴らしで極右のデモにも行くけど、反貧困のデモにもコアメンバーとして参加するという人が出てきています。どちらも現代社会の犠牲者ではあるわけで、アイデンティティのクラスターが一つだけではなくなっていることは確かです。希望的観測ですが、そうなると世界の見方も複数性を持ってくるから変わるのかなと思います。」(西谷修・五野井郁夫「デモは政治を開けるか」『世界』臨時増刊、第841号、2013年2月

    西谷修・五野井郁夫「デモは政治を開けるか」 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/02/22
    "極右デモへの参加も「世界の見方も複数性を持ってくる」可能性の一つとして肯定的に捉える破廉恥さ。"
  • 「川崎市:朝鮮学校に横田さん著書支給へ 補助金未執行分で」 | 私にも話させて

    「川崎市:朝鮮学校に横田さん著書支給へ 補助金未執行分で」 http://mainichi.jp/select/news/m20130220k0000m040100000c.html 上の記事を読んで驚いたのだが、この阿部孝夫・川崎市長が、通学する子供に対して、拉致の責任がお前たちにはあるとレッテル貼りする行為をやっておきながら、「子供に責任はなく、川崎市民であるので教育の保障をしていくことは重要。教育そのものへの支援をやめるのは極端だ」などと白々しく弁明している点は、今回の行為がどれほど破廉恥なものであるか、市長自身が薄々気づいていることを示している。 しかし、川崎市長は氷山の一角であって、今回の措置を支える認識が日社会には恐らく定着しているのではないか、と思わせられてしまう状況であることこそが恐ろしい。例えば、日を代表する大手出版社である文藝春秋が、一般向けの「文春新書」の一冊とし

    「川崎市:朝鮮学校に横田さん著書支給へ 補助金未執行分で」 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/02/21
    "しかし、川崎市長は氷山の一角であって、今回の措置を支える認識が日本社会には恐らく定着しているのではないか、と思わせられてしまう状況であることこそが恐ろしい。"
  • 在日朝鮮人の歴史的経緯に基づいた権利を(も)強調すべき――朝鮮学校排除問題 | 私にも話させて

    朝鮮総連の高校無償化排除への日での反対論を見るにつけて、それらに一定の敬意は払いながらも憂慮せざるを得ないのは、有力な反対論のほとんどが、在日朝鮮人社会の形成の歴史的経緯・必然性に触れていない点である。反対論の主な論拠は、外国人の教育権の擁護、差別禁止といった、一般的な権利論であり、それら自体はもちろん重要な論点であるにしても、植民地主義の問題はほぼ全くといっていいほど触れられていない。日の任意の反対声明を、韓国の「真実と未来,国恥100年事業共同推進委員会声明」と比べてみれば、そのことは明らかであろう。 念のために言っておくが、私は、植民地主義の問題が触れられていないから駄目だ、と言っているのではない。私は、反対声明の表明等の行為については一定の敬意を払っているし、この問題を、外国人の一般的権利の侵害として捉えること自体は、もちろん間違っているわけではない。 だが、以下に述べるとおり

    在日朝鮮人の歴史的経緯に基づいた権利を(も)強調すべき――朝鮮学校排除問題 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/02/20
    "そもそも日本における拉致問題に関する言説の構図自体が、植民地支配責任の免罪のためにこのような状態になっているのである。"
  • 「戦後社会」肯定と靖国公式参拝問題 | 私にも話させて

    安倍晋三の、岡崎久彦との対談を読んでいたら、興味深い発言に遭遇した。以下は、総理大臣の靖国参拝に関する安倍の意見である。 「A級戦犯が合祀をされているから、参拝してはだめだ、けしからん人間だと国が判断するというのは、きわめておかしなことです。例えば賀屋興宣氏も重光葵氏も両氏ともA級戦犯です。しかし彼らは赦免されて、政界に復帰します。賀屋さんは池田内閣の法務大臣、重光さんは鳩山内閣の外務大臣になって、国連に日が復帰したときの日本代表を務めました。そして重光さんは戦後、勲一等に叙せられています。批判する人たちは、そうした歴史をどうしようというのでしょうか。消すことはできません。 実際、戦後、国民の間から、1952年4月28日に発効した対日講和条約以降も服役しなければならない戦犯の早期釈放を求める声が高まり、日弁連が政府に提出した意見書が皮切りになって、全国から四千万人もの署名が集まります。

    「戦後社会」肯定と靖国公式参拝問題 | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2013/02/20
    戦争の最大の責任者である天皇と天皇制がそのまま生き延びたことなどは、「戦後日本」の欺瞞の最たるものだろう。
  • 李明博大統領の「反日」と在日朝鮮人の役割(1) | 私にも話させて

    特定非営利活動法人・コリアNGOセンター事務局長である金光敏の文章を読んだ。 まあ読んでやってほしい。 「8月10日の李明博(イミョンバク)大統領による「独島」訪問で、日国内の対韓国世論が急激に悪化している。連載100回を前に、このような状況を迎えたことは残念でならない。 率直に言って在日コリアンの多くが李明博大統領の行動に憤っている。領土問題への見解はともかく、日国内のナショナリズムを煽(あお)る言動が大統領によって行われたことへの反発だ。」 「この間私は、2回韓国を訪問しその世論を肌で感じ、また、来日する多くの韓国人との懇談、一部国会議員とも、この件で話した。 そこで私は何度も李大統領の「独島」訪問を批判した。今回の訪問は政権末期の求心力回復を目的とする「領土」問題の政治利用であり、現政権は日国内の政治状況を読み間違えていると指摘した。同時に対韓国世論の悪化で最も苦しい立場におか

    李明博大統領の「反日」と在日朝鮮人の役割(1) | 私にも話させて
    unorthodox
    unorthodox 2012/09/27
    「日本社会の一員であるための忠誠表示をすることによって、朝鮮半島および世界に対しては在日朝鮮人は加害者になる」