リビアに傀儡政権を作ろうと、特に英仏は執念を燃やし続けている。両国の体質が露呈したということだ。 この口実に、リビアのカダフィ大佐が独裁者として私腹を肥やし、国民は貧しい生活を強いられたという宣伝がされた。これを日本の多くのマスコミは受け売りしている。 しかし、これらはすべて西側の情報であり、しかも内容がステレオタイプ。 怪しいと思っていたら、やはり、リビア投資庁とか石油公社や中央銀行の資産まで無理やり「カダフィ関連資産」として凍結している。 もともとリビアは、古代ローマ帝国の時代から資源採掘場となっていて、あの反乱剣奴スパルタカスも、そこで働かされていたし、ムッソリーニーのイタリアでも支配下にあった。 そして、カダフィ率いる青年将校団が造反し、王族を追放してヨーロッパに取られてばかりいた石油資源を国有化し、国民の福祉や社会保障に利用して人気取りに成功したのだった。 また、豪華なカダフィ公