最近の反原発デモでは「右も左もない」「政治的な主張は禁止」というのが流行らしい。実際に行ってみると日の丸を掲げたガラの悪い連中が大挙してデモに加わっているという。労働組合が自分とこの旗を掲げると引っ込めるよう注意されるというのに。 先の選挙で大敗した、実質「第2民主党」でしかない日本未来の党の共同代表に社民党出身の阿部知子が就任した事を猛攻撃している連中も多いようだ。特に小沢一郎支持者にその傾向が強い。阿部知子の護憲や平和主義といった「ハト派」路線が気に入らないのだろう(阿部の平和主義も古巣の社民党のそれと同じで信用に値しないが、それについてはとりあえず別問題とする)。タカ派の小沢支持者であればそれもまあ当然ではあろう。早くも同党は分裂が秒読み段階に入っている。 この手の小沢系未来の党議員や支持者が理想とする党の政治性とは一体何なのだろう。原発には一応反対だが、外交・軍事・安全保障問題