イスラエルを訪問した安倍晋三首相が19日、エルサレムのホロコースト記念館「ヤド・ヴァシェム」を訪ねナチの犠牲になったユダヤ人の写真を見ている。エルサレム/EPA連合ニュース この悲劇は二度と繰り返されてはならない 日本は世界平和に貢献すると演説 8月の「安倍談話」で反省色薄まる憂慮 反省や省察のない追慕や平和の決議はどれほど虚しいものか。安倍晋三首相は19日、ナチスドイツの犠牲になった600万人のユダヤ人を追悼するためのイスラエルのホロコースト記念館(ヤド・ヴァシェム)を訪問し、献花をして追悼辞を残した。しかし日本がアジア諸国を侵略して植民支配をし、多大な被害をもたらした歴史的事実に対する言及は一言もなかった。 中東歴訪中の安倍首相は19日午前、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と首脳会談を終えた後、午後にホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人集団虐殺)で亡くなったユダヤ人犠牲者を追