朝鮮学校の『無償化』適用問題が議論(というか文句言い)の最中にあった際、よく言い捨てられた言説に、「朝鮮学校ももっと情報公開して疑念を払拭すべきだ」「朝鮮学校がもっと身近な存在になれば差別もなくなるんではないか」というのがありました。 ところが実際は、朝鮮学校は授業も教科書も公開していますし、財務状況もWeb上に晒しています。近隣の日本の学校との交流も盛んです。校庭で実施される納涼大会やバザー等の催しは近隣住民にも開放されていますし、大学のゼミの研究対象になったり、マスコミが入り込んで取材対象になったり、多くの出版物や映画の舞台になったりと、外部からの眼は幾らでも注がれています。また、朝鮮学校の生徒がクラブ活動で様々な活躍を見せる姿は、いまや非常に手軽に感じとることができるようになりました。ラグビーやボクシングの全国大会に出場するのに始まり、文化系のクラブもコンクールに出場したり、発表会や