韓国で初の開催となる漫画『ONE PIECE』(以下、ワンピース)の企画展が急遽中止となった。新聞・通信各社が7月10日、いっせいに報じた。企画展はソウルの「戦争記念館」で12日から開催予定だった。報道によれば、「原作に旭日旗に似た絵がある」という抗議により、一部を国費で運営されている記念館側がスペースの貸し出しを取りやめたためだという。 この決定は日韓両国にとって非常に惜しむべき事態である。それはたんに文化交流の機会がなくなったというだけではない。その『ワンピース』という作品のなかに、どうも反日や嫌韓・反中を乗り超えるヒントが隠されているらしいからだ。ウソではない。そう書いている本が存在するのである。奇しくも中止劇の約1ヶ月前に出版されたその本の名はずばり『ワンピースに学ぶ反日問題』(ヴィレッジブックス)。著者はフリーアナウンサーの長谷川豊…と聞いて、ページを閉じようとした方は、ちょっと
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