[編集] 概要 小学6年生の少女と視覚障害者の青年の、心(と体)のふれあいを描く。 作者のブログによると、切ない感じの物語になるように、森田童子の『ぼくたちの失敗』をエンドレスで流しながらネーム作りをしたという[3]。また、同ブログ同記事では、ごく短くではあるが本作のモチーフについても触れられており、 「以前 "お兄ちゃんは悪くない" という事件があって、そのニュース報道を見聞きして感じた哀愁などが本作を描くきっかけになったかもしれない(大意)」 と述べられている[3]。実際2007年10月に、長崎県諫早市の12歳の家出少女が、ネットを介して知り合った大阪府の20歳会社員男性の自宅に8日間に渡って滞在したのち保護され、相手方男性が誘拐容疑で逮捕されるという事件が起きている[4]。(この事件は家出少女が容疑者の男性を庇ったことに焦点が当てられ、ニュース等でも報道されたが、のちに男性には実刑判