映画は、制作予算が大変少ない単館ロードショーのものも大規模な予算をかけたハリウッド映画も同時に市場に存在している。マイナーな映画製作者がハリウッド的映画を批判する光景はよく見かけるけど、こっちが本流、みたいな話はではなく、オレだって面白いもの作ってるんだ、オレのも見やがれ、ちくしょう!という叫びだろう。 でも、なぜかゲームは、やたらと「これが本流! これにのれない制作者やユーザーは時代にのれてない!」とかって煽りが出る。 ゲームというのはハードの問題から、数十年後にもまったく同じものが残ることはないために、時代性が強く意識されたり、残ることが意識されないのかもなあ。「その時に経験したもの」が正義みたいな。そういう意味では、「今の積みゲーは老後に…」みたいな考えというのは、実際には無理なのかもしれない。