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2014年11月21日のブックマーク (1件)

  • 今井むつみ 慶應義塾大学教授インタビュー - つながるコンテンツ - researchmap リサーチマップ

    私たちは母国語を話す時、めったに辞書を引いたりしない。それは私たちが、いわば“脳内辞書”を持っているからだ。このような人のこころの中にある語彙の知識の総体を「レキシコン」といい、ギリシア語に由来するというのだが……ではいったい何時、どのようにして出来上がったんだろう? そこで今回は、言語にご関心を持ち、認知・発達心理学の分野で活躍する慶應義塾大学 今井むつみ教授を、共同研究機関である「玉川大学赤ちゃんラボ」に訪ねた。 私は、認知発達と言語獲得との関係に興味を持っています。子供は言語を学習することで、概念などの認知機能を発達させていきますが、一方で、認知の基盤を持っているからこそ言語の学習が可能になるという面もある。このように言語と認知は、支え合いながらお互いを引っ張り上げていく双方向的な関係にあり、これを「ブートストラッピング(bootstrapping)」と呼んでいます。ちょうど編み上げ