「子供ができてすみません」に園長から「ルール破った」 愛知県の私立保育園で、運営に支障をきたさないためとして園長が女性保育士の結婚時期や妊娠・出産の順番を決めていることが、議論を呼んでいる。保育士の一人が順番から外れて妊娠。「子供ができてすみません」と謝ったが、園長に「勝手にルールを破った」と叱責されたという。問題の背景を追った。【鳴海崇/生活報道部】
![女性保育士:「妊娠の順番決め」は守るべきルールか | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/277d445d43d48b858016e0ae810e25f890ec3d56/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F04%2F02%2F20180402k0000m040013000p%2F9.jpg%3F2)
全国で保育園などを運営する社会福祉法人「夢工房」(兵庫県芦屋市)の前理事長が、補助金をだまし取った可能性が高いとして、同県姫路市は前理事長(懲戒解雇)を今月中にも詐欺の疑いで、県警に刑事告訴する方針を決めた。 姫路市などによると、夢工房が運営する「姫路保育園」(同市)は2013~15年度、前理事長の母親を園長として登録。園長の勤務の約80%は架空勤務だったが、常勤の保育所長を置いた際に加算される補助金などを不正受給した疑いがある。不正受給額は約3700万円に上り、市はうち数千万円が詐欺罪に問えるとみて額の特定を進める。 夢工房は不正受給した約3700万円を16年に市へ返還したが、市は金額が多額で、社会福祉法人の不正は看過できないと判断し、刑事告訴することにした。 市によると、夢工房は15年8月に市の定期監査で、当時の園長らの出退勤記録に不自然な点が見つかり、補助金の不正受給が判明。夢工房は
定員を大幅に超える園児を自治体に隠蔽(いんぺい)して受け入れ、劣悪な環境下での保育を続けていたとして、兵庫県と姫路市は18日までに、認定こども園法などに基づき、同市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」(小幡育子園長)の認定を3月中にも取り消す方針を固めた。定員超過分の保育料を独自設定し、不当に受け取っていたほか、1人分の給食の量を減らすなどして経費を削減していたとみられる。市などは保育施設の適性を欠く行為と判断。運営費の公費負担を打ち切る。 内閣府によると、2015年の子ども・子育て支援新制度の導入に伴い、こども園の普及が進んで以降、認定の取り消しは全国初という。 市などによると、同園は正規の定員として園児46人を保育。これに加え、市に隠して直接保護者と契約した22人を受け入れ、定員の約1・5倍の園児を預かっていた。 園の利用料は、市が保護者の所得や園児の年齢に応じて徴収するが、
朝日新聞デジタルのアンケートで、「あなたの家の近所に保育園ができることになったら、どう感じますか?」と尋ねたところ、「好ましくない」という回答は約4%のみでした。しかし、現実には保育園の新設に反対する動きもあります。保育園は迷惑なのでしょうか? 反対の声があがる事情を、騒音問題に詳しい専門家の分析を交えて考えます。 千葉県北西部。人口10万足らずの市でこの秋、来春の開設を目指した保育園が計画を断念しました。駅から1キロ足らずの住宅街に市の補助を受ける認可保育園(定員60人)を開く予定でした。 通常は居住者以外、車の出入りのない場所です。園庭は造れず、約100メートル先にある公園を使う計画でした。住民の女性(46)は「なぜこんな田舎でわざわざ園庭のない保育園を造るのか。子どもの成長にとってもよくない」「20人規模の託児所なら歓迎するが、60人もの子どもと、送迎の親が来ると騒音が心配」と反対運
今月2日、保育業界大手・株式会社日本保育サービスの運営する横浜市の保育園に対し、横浜南労働基準監督署より、労働基準法違反の是正勧告が出されたと発表された。同社の労働者を組織する介護・保育ユニオンによるものだ。 横浜市は、待機児童ゼロを掲げ、保育所の拡充を図り、全国的にも注目されている地域であり、株式会社日本保育サービスはその中で事業所を拡大してきた会社だ。今回の労働基準法違反は、重く受け止められるべきだろう。 同ユニオンによれば、これまで寄せられた保育士からの相談のうちのおよそ八割に休憩が取れない、残業代が支払われていないなどの労働基準法違反が見られるという。違反内容は類似のものが多く、全国の保育園で同じような労働基準法違反が横行している可能性が高いと考えられる。 保育園では、園児を相手にする仕事であり、休憩が取れない、サービス残業など違法であることが分かっていても、「仕方がない」「子供の
保育所の入所を希望しながら入れない待機児問題で、安倍晋三政権が打ち出した「緊急対策」にたいして、父母や保育士、自治体関係者からの不安や疑念が相次いでいます。「緊急」の名のもとに、保育施設の受け入れ基準を緩め、乳幼児を「詰め込む」ことが中心になっているためです。子どもの健やかな成長・発達を保障するために設けられている保育施設のさまざまな基準を緩和することは、子どもの安心・安全の大本を揺るがす重大な逆行です。急場しのぎの対策で、安全を犠牲にすることは絶対にあってはなりません。 命を預かる体制が揺らぐ 安倍政権の緊急対策は、「保育園落ちたの私だ」という父母をはじめ、国民の怒りが急速に広がるなか、3月に大あわてで決められました。しかし、認可保育所の増設や保育士の処遇改善などの抜本的な解決の方向は盛り込まれず、もっぱら、既存保育施設の面積や保育士配置の基準などを緩和し受け入れ枠を広げた「詰め込み」に
今月中旬、内閣府が昨年一年間の幼稚園、保育園、学童等の子どもの教育・保育施設での事故件数を公表していました。(「教育・保育施設等における事故報告集計」の公表について- 内閣府) 事故の報告件数は全体で627件、認可保育園・認可外保育園等の保育施設で14人の子どもが亡くなったということです。 関連する報道では、親から「保育園が増加している中、保育の質が低下することで事故が増加するのではないか」という懸念が出ているというものが見られました。 私は親になってから子どもがケガをしたり、死んでしまうのを見聞きするのが苦手になりました。恐らくは、自分の子どもがそうなってしまうのを想像してしまうのと、自分が子どもを持ったことで、明確にイメージできるようになったからだと思います。「何を大袈裟な」と思われるかもしれませんが、我が家で一人ではなく複数人の子どもを持つように決めたのも、子どもの死に対する怯えがあ
政府は26日、安倍政権が重視する「1億総活躍社会」に関する国民会議を首相官邸で開いた。 安倍晋三首相は、保育・介護分野の人材不足を解消するため、2017年度から保育士については実質2%の給与引き上げを行う考えを表明。介護士についても「他産業との賃金差がなくなるよう処遇改善を行う」と述べ、月額で約1万円引き上げる方針を明らかにした。 首相は席上、「(処遇改善は)財源を確保しつつ、17年度から実行する。来月中に『ニッポン1億総活躍プラン』の閣議決定ができるよう作業を加速してほしい」と関係閣僚に指示した。政府関係者によると、17年度予算案で保育・介護合わせ2000億円程度の財源を確保する見通し。 保育士の平均月収は約22万円。賃上げは人事院勧告分を含めると約4%になる。首相はまた、技能や経験を有する保育士の処遇をさらに改善する意向も示した。 一方、介護士については、勤続年数に応じた賃金体
保育園開園中止の問題について、追記したいと思います。 市川市で保育園開園が中止になったことで、先日こんな記事を書きました。 enter101.hatenablog.com 今度は調布でも開園延期になったそうで。そしてこんなタイトルの記事。 mainichi.jp 本文少しを引用します。 市は「市の住民への説明不足が原因」としているが、説明会では騒音などを懸念する住民の反対意見が相次いでいた。 (中略) 近くの70代男性は「保育園は必要と思うが、市は必要性を十分に説明せず、説明会も法人に任せきりだった」と市の対応を批判。市子ども政策課は「丁寧な説明が足りなかった。誠意を持って対応したい」と話した。 住民も市も、お互いに市の住民への説明不足を原因として説明しています。 なのになぜ「騒音懸念の声」だけクローズアップされるのでしょうか。今後更に情報が出てくるのかもしれませんし、現状では詳細はわかり
ネット上でいろんな意見を見ていて、基本的な前提が認識されていないことを感じたので、保育事業者として日々、地域住民の方からのクレームをいただく身としてお答えします。
こんにちは、らくからちゃです。 昨日、こんなニュースを読みました。 市川は、新入社員時代に住んでいた街なので、まずは『えっ?』と思ってしまいました。この街は、比較的学校も多く、日常から子供の声は溢れている街です。そんなところでまだ出来上がっても居ない保育園に対して非難の声が上がるのは、ちょっと不自然な感じを受けたからです。市川ってこんなに子育てをするのに優しくない街だっけ?と思ってしまいました。 あれー?と思っていたら、きちんと丁寧にまとめて下さった方が出てきました。 千葉県市川市の保育園の反対運動による開園中止はしょうがない - Enter101 市川は、東京駅まで電車で30分以内でいける立地と、豊かな自然から、近年急速に人口は増加しています。が、主に再開発が進んでいるのは駅の南側のように思われます。今回問題となっているのは、駅の北側。多くの文化人も愛した比較的閑静な住宅街です。 ここに
企業が従業員のために設けた都内の認可外の保育施設で、先月、うつ伏せの状態で寝かされていた1歳の男の子が死亡していたことが分かりました。待機児童の解消を目指し保育施設の整備が進むなか、おととし1年間に睡眠中に子どもが亡くなる事故は11件起きていて、専門家は「受け皿だけでなく、子どもの安全を守る対策を急ぐ必要がある」と指摘しています。 この施設は、7つの企業が共同で従業員のために設けた「事業所内保育施設」で、東京都によりますと先月11日、施設で昼寝をしていた当時1歳2か月の男の子が心肺停止の状態となり、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。 男の子は、うつ伏せの状態で2時間以上寝かされていましたが、呼吸の確認は十分に行われず、異変が起きたあとすぐに人工呼吸などの救命救急の措置も取られていなかったということです。 国の保育指針では、乳幼児のうつ伏せ寝は、窒息などの突然死の危険性があるとし
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