『ローマの休日』を見たことがある人も、大好きだという人も、この映画の脚本家が実は自分の名前で作品を発表できず、知人の名前を借りていたことはご存じないのではないだろうか。 映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は、20世紀半ばのハリウッド黄金期に最も人気のあった脚本家、ダルトン・トランボの実話に基づく作品だ。なぜ彼は、自分の名前で作品を発表できなくなってしまったのか? そこにはハリウッドの華麗な歴史の中で汚点になっている“赤狩り(マッカーシズム)”と、どんなに理不尽な目に遭っても、映画への思いと家族のために書き続けた1人の男の脚本家としての矜持があった。 偽名で書いた脚本がアカデミー受賞!?
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