ハリウッドから見たYouTubeの著作権違反問題について、New York Timesの記事"Hollywood Asks YouTube: Friend or Foe?"が面白い。 記事を読むと、私たちが思っているほど、コトは単純(?)ではないことがわかる。 記事は、ラッパーEminemの映画「8マイル」から始まる。つい最近まで、映画「8マイル」は12本にわけてYouTubeにアップされていた。映画をアップした18歳の少年は、映画を交換する友達のためにアップしたと答えているという。 当然、映画を配給したUniversal Picturesの親会社NBC Universalは、この動きを快くは思っておらず、ある記者の通報がきっかけで、この一連の動画を取り下げさせたという。 NBC Universalには、こうした著作権違反の動画を探して、取り下げさせる専従の社員が3人いて、毎月1000以上