「もうみんなテレビなんてみてない、ネットだ」なんて誰でも知ってる。 でも、本当にヤバいのはパソコンという存在かもしれないよ、というデータが発表された。 博報堂DYメディアパートナーズが先週リリースした『メディア定点調査2015』レポートは、”現代のテレビ視聴者の姿”と、メディアと人との付き合い方がこの先どう変わっていくかが見通せる興味深いデータだ。 例年の調査のなかで、パソコン/スマホ/タブレットの合計接触時間がテレビの接触時間を上回ったのは、2014年から。実は比較的最近だ。この3媒体の使われ方は、その大半がネットコンテンツか、それに極めて近いもの(ソーシャルゲームなど)への接触であることは明白だから、「メディア接触時間で、ネットがテレビを上回った」と言われたりする。