ミャンマー東部で続く軍と少数民族の武装勢力との戦闘について、ミャンマー軍は中国の仲介で一時的な停戦に合意したと発表しました。こうした合意は先月にも中国が発表しましたが、その後も戦闘が続いたことから、合意が実効性を伴うものになるのかが焦点となります。 ミャンマーでは去年10月下旬、3年前のクーデター以降、実権を握る軍に対して中国と国境を接する東部シャン州で3つの少数民族の武装勢力が一斉攻撃を始めました。 隣国の中国が先月、中国の仲介で双方が一時的に停戦することで合意したと発表したものの、その後も戦闘は続き、シャン州では少数民族側が国境近くの地域を掌握し、ミャンマー軍の兵士の投降が相次ぐ事態となっていました。 こうした中、12日にミャンマー軍の報道官は「中国の仲介により、中国国内で少数民族側とミャンマー軍との協議が行われ、一時的な停戦に合意した」と発表しました。 また、中国外務省の毛寧報道官も