keep an eye on the sky ― you never know what fantastic things you’ll see! 開発における数多のごたごたと、2度の打ち上げ失敗を経て、ついに韓国は羅老ロケットの打ち上げに成功し、ソヴィエト連邦、アメリカ合衆国、フランス、日本、中国、英国、インド、イスラエル、イラン、北朝鮮に次ぐ世界で11番目の衛星打ち上げ国となった。 これに関して、「羅老はロシアの技術供与で造られたのだから、このリストに列するべきではないのではないか」とする声が少なからず見受けられた。確かに第1段はロシア製だ。第2段の開発にもロシアの技術指導が入っている。しかし第2段より上の部分を実際に開発、製造したのは韓国であり、またそもそも計画を立て、資金を出し、プロジェクトをまとめた(その実態はともかく)のは韓国自身に他ならない。 また第1段がロシア製であるという