「彼女はカップに紅茶を入れて肘掛け椅子に腰掛け、そして白黒テレビを見つめていたのだろう」 ……その時間の流れが手に取るように分かる状態で、一人の女性の死体が見つかりました。 クロアチア人女性、Hedviga Golikさんは2008年に集合住宅の自室で死亡しているところを発見されました。しかしこの女性は42年も前に失踪者として報告がなされており、なぜこれほどの期間誰も彼女の部屋に踏み込もうとしなかったのかと、警察官たちは首を傾げました。 最後にHedviga Golikさんの姿が近隣住民に確認されたのは、1966年のこと。このとき42歳でした。 近隣住民は、単純に彼女がどこか他の場所へ引っ越したのだと考えていたようです。 しかし42年後の2008年。彼女が自室で死亡している姿を、警察官と裁判所職員が発見しました。彼らはこの集合住宅の家主の依頼で、この部屋への踏み込みに立ち会っていたのです。
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