ここでは、構造設計とは、どのような仕事か、どのように行うのか、構造設計の流れについて、構造計算、構造図作成、確認申請までの業務を説明します。 構造計画を行う。 設計荷重を算定する。 二次部材の設計を行う。 柱、大梁、耐震壁(ブレース)の設計を行う。 基礎の設計を行う。 保有水平耐力の検討を行う。 構造図を作成する。 建築確認申請を行う。 工事監理を行う。 1.構造計画を行う。 まずは、構造計画を行います。構造計画とは、構造種別(RC造、鉄骨造、・・・)、架構形式(ラーメン構造、ブレース構造・・・)をどうするか、柱をどこに建てるか、 梁や耐力壁をどこに設けるか、基礎形式(直接基礎、杭基礎)を何にするか、設計クライテリア(耐震等級など)をどうするか、と言うような事であり、構造設計の中で最も重要な部分になります。 この構造計画の中で構造種別の選定や柱位置のなどの初期検討は、意匠設計者により行われ