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2021年3月11日のブックマーク (3件)

  • RedisInsightをDockerで動かす

  • 『三体』の三体問題について - Shironetsu Blog

    これは劉慈欣『三体』(早川書房)のネタバレがある記事。 「三体問題は(解析的に)解けない」という事実は古典力学を学ぶとなんとなく知ることになり、その意味するところもなんとなく分かる。ほんの僅かしかない力学の「解ける」例に触れた後、それより少し複雑な対象を扱うと「解けない」問題のほうが普通だと信じられるようになる。その一番簡単で象徴的な例が三体問題。 ところが、数学的に正確に「三体問題は解けない」の意味を説明しようとすると言葉に詰まる。「独立な第一積分が不足した非可積分系である」らしい。「不可能性」の数学的な定式化はだいたい難しい。 しかし、「三体問題は解けない」が怪しい使われ方をしている場面に直面して、「そういう意味ではない」と言うくらいならもう少し簡単な仕事になる。『三体』の三体問題の記述にはところどころにそう指摘せずにはおれない怪しさがある。 重要なのは、「三体問題は解けない」という命

    『三体』の三体問題について - Shironetsu Blog
  • 三体問題は解けないと聞きました。解けるって本当ですか?

    高校物理では、二体問題:二つの物体の運動についてのみ学びます。 実際の正解では、いくつもの物体の運動をしている現象が多々あります。 実は、三体以上の物体の運動については、数学の知識を使って解くことが非常に困難なことが知られています。 でも、三体問題って解くことができるって聞いたこと、ありませんか? ここでは、三体問題についてのお話をいたします。 二体問題の例 高校物理の力学では、二体問題:二つの物体の運動ついて学びます。 ボールを投げたときの運動はボール一つのみしか描かれていないのですが、相方は地球です。大きすぎて書けないだけです。 問題を解く時に「重力加速度: \(g\) 」を使うということは、暗黙のうちに地球が関与していることを意味しています。 地球がボールを引っ張る力が働いて「下」にボールが落ちるのです。(※1) ※1 気になる場合には、質量 \(m\) のボールと質量 \(M\)

    三体問題は解けないと聞きました。解けるって本当ですか?