JR東日本が2016年度の輸送密度を公表しました。北海道新幹線開業により特急列車の運行がなくなった津軽線が激減するなど、東北地方のローカル線の苦戦が続いています。今回は、JR東日本の各線から、輸送密度の低い路線をランキングしてみました。 JR東日本が資料公表 輸送密度は1日1kmあたりの旅客数を示し、鉄道利用者数の目安として用いられています。国鉄時代には輸送密度が4,000を下回ると、「特定地方交通線」として廃止対象になりました。 JR発足直後は、あまり公表されることのなかった数字ですが、近年はローカル線の輸送実態を知っておうと考えたのか、JR各社が開示をするようになりました。JR東日本も、比較的早くから区間別の輸送密度を公開しています。 以下は、2017年に公表されたJR東日本の資料を基に、同社の輸送密度の低い区間をランキングでご紹介します。 JR東日本・輸送密度の低い路線ランキング 以