2006年08月13日22:47 史上最大の殺人事件 大量殺人と云いますと、津山三十人殺し、ヘンリー・リー・ルーカスやチカチーロなんかの名前が挙がっても、桁違いの人数を殺害した陸奥事件のことがまず出てこないのは、軍ヲタにとって常識となっている事件が犯罪マニアのみなさんにはあまり知られていないということかとも思いますので、ちょっと記しておきます。 すでにご存じの方にはとくに目新しい内容はありません。 昭和18年6.8、瀬戸内の連合艦隊基地である柱島泊地にて、停泊中の戦艦陸奥が爆発して一瞬のうちに沈没、乗員1474人のうち1121人が死亡しました。 戦時中の出来事ですが、敵の攻撃による爆沈ではありません。戦争とは関係がなく、これは明らかに殺人です。 事件を詳細に調べ上げた吉村昭『陸奥爆沈』を読むと、艦内で窃盗を繰り返していた二等兵曹(陸軍の伍長に相当する階級で、下士官ですからけっこう偉い。二等
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