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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (2)

  • 「担当がつきました」とはどういうことか: たけくまメモ

    多摩美や精華大で日々、マンガ家志望の学生と接していますと、中には新人賞に応募して、佳作や奨励賞に入賞した人がいるわけです。おめでとうございます。出版社主催の新人賞に入選すると、多くは担当編集者がつくわけですね。これは佳作や奨励賞のような次点の賞であっても、同様ではないかと思います。 それで、奨励賞を受賞して、俺に「先生、僕に○○社の担当がついたんですよ」と嬉しそうに報告してくる人もいます。その顔は、嬉しそうなだけでなく、誇らしげだったりもするんですが、そういう学生に会うたびに「ちょっと待て」と俺は思うわけです。 「ちょっと待って。その担当さんと、作品を掲載する話をしているの?」 と俺が尋ねると、 「いえ、ネームを持って行くと、見てくれます。雑誌に載る話は、まだありません」 と、だいたい同じ返事が返ってきます。 先日、精華大で学部長の竹宮惠子先生と話したときも、そういう学生の話題になりました

  • 同人誌『マヴォ』の表紙が完成しました: たけくまメモ

    印刷したら色味が若干異なってしまうかもしれませんが、だいたいこんな感じです。イラスト担当の丸山薫さんには、「ワイマール時代のドイツみたいな雰囲気でお願いします」とだけ注文しました。あとはキャラも色も全部丸山さんにお任せしたところ、素敵な絵があがってきました。 しかしこの絵は暗部の階調表現がキモですから、印刷屋泣かせかもしれないです。同人印刷は色校が出ないそうで、こりゃ運を天に任せるしかありませんな。 丸山さんには参考になればと、フリッツ・ラングが1922年に監督したサイレント映画『ドクトル・マブゼ』のDVDをお貸ししました。でも参考にしたのは雰囲気だけで、すべて丸山薫の世界になっております。以下は、表紙と一緒に丸山さんが送ってくださったイラスト設定です。 絵のタイトルは"エニグマ・ダムプフ"。 蒸気式暗号送信タイプライター"エニグマ・ダムプフ"は、 入力された文字列を暗号化して空中に送出す

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