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ブックマーク / www.at-akada.org (4)

  • 絶対的に大きなものはあるか - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    先日「抽象的な話をする会(抽象会)」というものを開きました(3回目です)。抽象的なテーマについて議論し、最終的には多数決で結論を出すという趣旨の会です。 そのときのテーマのひとつに「絶対的に大きなものはあるか」という問題をあげました。これについては、わりと議論も用意していたのですが、当日あまり説明しきれませんでした。説明しきれなかった悔いと、考えていたことのログを残したいという思いと、まとめておけば誰かコメントをくれるかもしれないという思いをこめ、まとまった記事として残すことにしました。 なお、抽象会のログは以下で見ることができます。 http://youkoseki.com/diary/2010/05/05#p5 (書いてたら、やたらと時間がかかった上に長くなってしまいました。かくも細かく、切迫性もほとんど無いテーマに興味をもつ人がどれだけいるのかわかりませんが、公開はしておこうと思いま

  • 『フィクションの哲学』検討会の雑感 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    ■ 感想 ふだんのゆるふわ形而上学読書会メンバーと数名で開催。 の性格を考えると、文学系の人が来てくれたのは大変よかったですね。わたしも文学理論や文学の哲学の話は元々の関心ではあるんだけど、ふだんあまりその話をする機会がないので、そういう話がいっぱいできて満足。 なお、3月には著者さまを呼んで開催する公式検討会もある予定だよ! ■ 『フィクションの哲学』について 前半「作者と語り手の分離」という定式化は二つに分裂してないか? 1つは、物語的な語りの特徴として捉えられた「視点の分離」(あまりうまく表現できない) もう1つは、単純に「わたし」が誰を意味するか。および真偽の追求先が誰にあるか ノンフィクションは前者は満すけど、後者は満さないよね。 このは、重要な主張が変なところにさらっと出てくる。 しかもかなり大胆な主張してるよね。 このの特徴付けだと、私小説って扱いがたくない? ウォルト

  • うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    すごく今さらですが、Movable Typeって更新面倒だなと思ったので、移転します。 http://d.hatena.ne.jp/at_akada/ ここはとりあえず残しておきますが、新しい記事ははてなダイアリーに書くと思います。 最近の記事で、比較的ましなもの一覧にリンクをはっておきます。 つくろう!ゲティアケース http://www.at-akada.org/blog/2011/06/post-307.html 「ゲティアケースのつくり方」というのはそれはもう知識の哲学を学ぶ人が全員知っていてよいことであるかと思うんですが、この記事以外に日語で解説してるものを見たことがないというのはよくない状況ですね。 美的価値と倫理的価値 http://www.at-akada.org/blog/2011/05/post-306.html 害の哲学 http://www.at-akada.or

    urza358
    urza358 2009/06/07
    存在論
  • グッドマンの美学 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    ■ 現代(の)美学を大いに盛り上げる人たちの団3回目:「グッドマンの美学」 グッドマンの美学 - スタンフォード哲学百科事典 http://plato.stanford.edu/entries/goodman-aesthetics/ 最近参加している勉強会。レジュメをここにもあげておくので興味ある人はどぞ。 (長いので、「つづきを読む」のところにあげておく)。 ちなみに内容は、ほとんどただの箇条書きによる要約。 以下、勉強会後に気づいたことをメモ。自分用。 「例示exemplification」はしばしば「象徴symbol」と呼ばれる記号概念に似ている。 例示とは 「性質の所有」プラス「指示」である。例: 布見。見は、ある性質を持つと同時に、その性質のラベルを指示する。見にとっては、一部の性質のみが関与的relevant。例えば布見の場合、例示されているのは、「色」と「質感」だけで

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