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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (7)

  • 僕の絶頂期が終わった。 - Everything you've ever Dreamed

    今の職場で働きはじめてから1年、環境も待遇も良く、営業部長として、皆から「ブチョ~ブチョ~」とバカ殿のようにおだてられつつ、快適に働いてきた。こんな妄想上の新婚生活のような甘い日々が永遠に続けばいいのに…と思っていた。だが、僕の絶頂期は今朝、突然、終わってしまった。今、ボスに事情説明を終えてデスクに帰ってきたところだ。 簡単にいえば、営業成績トップ5にいる3人のきわめて有能な部下(以下「黒い三連星」)が同時に辞めたのだ。きっつー。ボスから営業組織の改革を見込まれて、僕はこの一年で従来のやり方を、ひとつひとつ精査して、廃止したり、修正したりしてきた。多少、抵抗を感じなくもなかったけれど、数字という明確な結果が出ていたので、問題はないとしてきた。数字を追い、数字に追われる営業マンなら、数字が出ていればわかってくれると信じていた。甘かった。黒い三連星は同じ世界に生きていなかった。 彼らは、変化に

    僕の絶頂期が終わった。 - Everything you've ever Dreamed
  • 僕らを縛りつけるもの - Everything you've ever Dreamed

    好きなことで生きていくと決めたのなら、誰にも縛られず、好き勝手に、この世界の片隅で生きていけばいい。だが、現実をみると、そううまくはいかないらしい。きっつー。会社を辞めたりするなどして、自由な生き方を選択しなさった人から見れば、20年以上もサラリーマンをやっている僕など、会社に縛られている人間としか見えないだろう。ナウくいえば「社畜」。給与に縛られ、上司や部下といった人間関係に縛られ、納期・〆切に縛られ、就業規則に縛られ…確かに会社員は縛られてばかり。こんな束縛からの逃避、この支配からの卒業を考えてしまうのは、尾崎豊世代でなくとも、当然のことだ。ただ、ここで発生する「辞める」「辞めない」の選択肢は、どちらも正解であり、等価値だ。一方、人間とは実に小さな考え方をする素晴らしい生き物で、程度の差こそあれ、自分と違う選択をした者を良く思わない傾向がある。中傷や攻撃をするような輩もいる。僕もそうだ

    僕らを縛りつけるもの - Everything you've ever Dreamed
  • 超久しぶりに父と再会した。 - Everything you've ever Dreamed

    「プロダクトは消費されることが一番幸せなんだ」父がよく使っていた言葉だ。「地図に残る仕事」ほどキャッチーではないにせよ、ほとんど口癖のように言っていたものだから、僕の心に刷り込まれたようにずっとあり続けている。先日、父が書いたいくつかの論文を見つけた。40年前に「価値工学(VE)」について書かれた論文で、誰かがネット上にアーカイブしてくれたものらしい。工業デザイナーだった父は、スケッチや水彩画といった仕事に近いものだけではなく色々なことを僕に教えてくれた。サイモン&ガーファンクル、カーティス・メイフィールド、西部劇や戦争映画。それからバスキア。ピアノも学ばせてくれた。もう少しアカデミックなことを教えてくれていたら僕も大成したのではないかと恨み節のひとつでも言いたいところだ。しかし、サイモン&ガーファンクルの『いとしのセシリア』が流れていたあの書斎で、価値工学の論文をいくつも書いていたとは…

    超久しぶりに父と再会した。 - Everything you've ever Dreamed
  • 42歳、無職のリアル - Everything you've ever Dreamed

    会社を辞めて4週間、まだ仕事は見つからない。世間体を気にして朝のゴミ出しもスーツを着て、あたかも出勤前のパパを装ってやっている。からは1ヵ月以内に今後の見通しを示さないと大変な災厄が降りかかると警告されている。今朝、「相談もなく会社を辞めてしまって…何サマですか」とから言われた。彼女は何の見通しもなく身勝手に辞めた僕のような人でなしに『様』を付けて慕ってくれている。ありがたいことだ。「僕のような勝手人間に『様』なんてつけないでくれよ。水臭い」という僕の感謝の言葉を遮って、彼女は「生活水準は落としたくない」と言う。なんて冷たい人なのだろう、このような危機を協力して乗り越えるのが家族のあるべき姿ではないか、無職という立場を棚上げして、パートで働く彼女に説教して差し上げた。「多少、家計が苦しくなってもいいではないか」と主張する僕に、彼女は、では仮の話をさせていただきますが、と前置きしてから「

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    urza358
    urza358 2017/01/17
  • 私はアレで会社を辞めました。 - Everything you've ever Dreamed

    先ほど、長年勤めた会社を辞めてきた。計画性も展望もなく、完全に勢いで辞めた。20年にわたる会社員生活に一旦グッドバイ。志半ばで投げ出してしまうかたちになってしまい500人の部下には申し訳ない気持ち…はほとんどなく、というかあらゆる感情よりも清々とした気分が勝っている状態だ。《42歳で統括部長という事業のトップ、オンリーワンのナンバーワンまで登り詰めたのに勿体無い》《定年までタラタラやればいいではないか》という考え方もあるし、それが利口なやり方だし、じっさい昨日までの僕もそう思っていたけれども、突如、蘇生した僕のロックスピリットがそれをヨシとしなかった。勿体ない、というが、そもそも同族経営でのトップなどナンバーワンでもオンリーワンでもない、ただの尻拭い役にすぎない。安心していただきたいのは、仕事をボイコットするようなよろしくないカタチの退職ではなく、お互い存分に話し合ったうえでの怨恨退職であ

    私はアレで会社を辞めました。 - Everything you've ever Dreamed
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    urza358 2016/12/14
  • プロ小説家志望の独身中年ニートから夢を追い続けることの大切さを教えられた。 - Everything you've ever Dreamed

    20年。僕のサラリーマン生活も随分と長いものになってしまった。決して短くはないサラリーマン生活を送るうちにいつの間にか忘れてしまった《夢を見ることの大切さ》をある一人の中年ニートが僕に教えてくれた。告白しよう。僕は夢を追うという名目でマトモな生き方をしない人が好きではなかった。軽蔑すらしていた。しかし僕は間違っていた。夢を見ること、追い続けることは決して悪いことではない。認めたくないが自分の社畜ゆえの誤ちと言うヤツだ。そんな偏見で凝り固まっていた僕の目を覚まさせてくれた中年ニートの彼にはもう会えない。 彼…太宰君とは、プロ志望のガチから僕のような暇つぶしまで、様々な人が参加していた文章講座で出会った。太宰君の当の名前を僕は知らない。文豪の太宰治に似ているわけではない。文学的才能、無頼感、洒落っ気その他才能的なものを取り除いた後に残る身勝手さや女々しさといったネガティヴな要素が太宰治に少し

    プロ小説家志望の独身中年ニートから夢を追い続けることの大切さを教えられた。 - Everything you've ever Dreamed
  • 上司の言葉をまとめてみたよ2015夏「今思えばカッコいい言葉かもしれない」篇 - Everything you've ever Dreamed

    死んだ上司(部長)は相当にヤバかったけれど、時代が追いついたのだろうか、今振り返るとかなりカッコいい言動をしていた。今日は特別に、部長が次世代に遺してくれた言葉の中から、カッコいい、明日への活力になるものをご紹介したいと思う。 1.「これは見なかったことにしてください。改めてご期待に応えられるブツをお持ちします」 企画見積書に相手が難色を示すや否やそれをビリっと破きながらの超カッコいい言葉。再提出するのを忘れなければ当にカッコ良かった。 2.「当たり前田のクラッシャー!」「バッチコーイ!」 景気づけのシャウト 3.「映画みたいなことは言いたくないが…いいか、事件は現場で起こっているんだ!!」 超かっこいい言葉ナンバーワン。現場からの緊急連絡に対して「現場で対処しろよ。うるせーな」と突き放すクールさに震えるしかない。 4.「俺に民事不介入の原則を破らせる気か?」 いつの間にか国家権力になっ

    上司の言葉をまとめてみたよ2015夏「今思えばカッコいい言葉かもしれない」篇 - Everything you've ever Dreamed
    urza358
    urza358 2015/08/25
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