オカムラは、「国際物流総合展2020 -INNOVATION EXPO-」(2020年2月19~21日、東京ビッグサイト)において、物流向けのロボット製品を展示した。 同社はノルウェーAutoStoreが開発したロボットストレージシステム「オートストア」を国内向けに展開している。既にグローバルで400件以上の導入実績があり、国内もニトリの物流センターへの採用をきっかけに数十件以上が導入されている。 オートストアの高さ数m以上にもなる物流倉庫の中は、格子状に組まれた「グリッド(Grid)」が張り巡らされており、各グリッドには専用コンテナである「ビン(Bin)」が高密度に格納されている。このグリッドの上面を何台ものロボットが走行しており、出庫するビンを吊り上げて、物流倉庫の外面に設置されている「ポート(Port)」に搬送する。作業者はポートから出庫したいビンを指定するだけでよく、その場で待って