なんと美しい女装姿ですこと![映画.com ニュース] オスカー女優ニコール・キッドマンが主演・製作する、1920年代のデンマークの画家夫婦アイナール&ゲルダ・ウェゲナーを描く物語「ダニッシュ・ガール(The Danish Girl)」の相手役が、オスカー女優シャーリーズ・セロンに決まった。 米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、同作は実話を基にしたストーリー。キッドマンが演じるのは、近代で初めて“男性から女性へ性転換”したとされるドイツ人画家。男性名(本名)はアイナール・ウェゲナー、女性名はリリ・エルベ(1882~1931)という。セロンが演じるのは、その妻ゲルダ・ウェゲナー(1886~1940)。 妻ゲルダはデンマーク王立美術アカデミー卒業後、1912年にパリに渡ってイラストレーターとして活躍後、20年代にはデンマークを代表する肖像画家だった。ゲルダの方が絵の腕前は上とされている。
鬼才監督デヴィッド・フィンチャー - Photo:Nobuhiro Hosoki 映画『セブン』『ゾディアック』の鬼才監督デヴィッド・フィンチャーが、ニューヨークのアップル・ストアで開かれたイベントで、新作映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』について語った。本作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を基に映画化した作品で、第一次世界大戦から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代の男性として誕生し、それから徐々に若返っていく運命をたどるベンジャミン・バトンを描いた物語。 映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 どういった経緯でこの映画の監督をすることになったのだろうか? 「1992年くらいに、この原作のアニメ用に準備された脚本を読んだことがあったんだ。それはスティーヴン・スピルバーグ監督が企画していた映画の一つだったらしいが、結局は企画倒れで終わってしまった。その後1
次作は日本のどの街を舞台に?[映画.com ニュース] 世界的に活躍する写真家で、初の長編映画「フローズン・タイム」で映画監督としても才能を発揮したショーン・エリスの長編第2作となる「ブロークン」(11月15日公開)。来日したエリス監督が、インタビューに応じた。 映画は、ロンドンに暮らすジーナ(レナ・ヘディ)が家族や恋人と父親の誕生日を祝っていると、突然大きな鏡が割れ、その翌日から彼らの前に自分たちとそっくりの人間が現れ出す、エドガー・アラン・ポーの短編小説からインスパイアされたというホラー。 前作同様、エリス監督ならではの映像美が印象的な本作。セリフを極限まで削ぎ落とした緊張感のあるシーンが続き、ストーリーは予期せぬ方向へどんどん進んでいく。「登場人物が説明ばかりするような映画が最近多いけれど、退屈すぎて自殺したくなるよ。僕は(観客に)答えを全部与えずに疑問を残すんだ。想像が夢のように広
究極は“自分・オブ・ザ・デッド”?[映画.com ニュース] 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/ゾンビ誕生」(68)、「ゾンビ」(78)、「死霊のえじき」(85)の3部作で“ゾンビ映画”というジャンルを確立したジョージ・A・ロメロ監督。「ナイト・オブ~」から40年がたち、68歳となったいまも創作意欲は衰えず、登場人物による主観撮影映像を用いた新たなゾンビ映画「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(11月15日公開)を完成させた。 「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」は、“世界各地で死者が蘇り、人々を襲っている”という報道を聞いた学生たちが、真実を記録するためにカメラを回し、惨劇を目の当たりにするさまを描いた一作。前作「ランド・オブ・ザ・デッド」に比較して予算も少なく、キャストも無名の俳優を起用した本作についてロメロ監督は、「原点に戻したかった」と話す。 「一番最初の作品は、素人たちがゲリラ撮影した
どんな映画に なるのでしょうか?[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオ主演の最新スリラー「ワールド・オブ・ライズ」の日本公開(12月20日公開)を控えるリドリー・スコット監督が、かねてからの噂通り、米ハズブロ社とユニバーサル・ピクチャーズが共同製作するボードゲーム「モノポリー」の映画化プロジェクトで、プロデューサーと監督を務めることになった。米ハリウッド・レポーター誌が報じた。 モノポリーは、20世紀初頭にアメリカで生まれたボードゲーム。複数のプレイヤーが、サイコロの目の数によって周回しながら、盤上の不動産を売買取引して不動産の“独占(monopoly)”を目指すというリアルエステート・ゲームであり、他のプレイヤーが全員破産するまで行われる。 どんな内容になるか、ストーリーが気になるところだが、脚本を手がけるのは、「ティム・バートンのコープスブライド」や「モンスター・ハウス」
他部門のノミネートに期待TM & (C) DC Comics(C) 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved[映画.com ニュース] アカデミー賞最多ノミネートを狙い、すでに大々的なオスカーキャンペーンを始めた今年最大のヒット作「ダークナイト」だが、のっけからつまずいてしまったようだ。 このほど映画芸術科学アカデミーは、ハンス・ジマーとジェームズ・ニュートン・ハワードが手がけた「ダークナイト」のオリジナルスコアには、アカデミーオリジナル作曲賞ノミネートの資格がないとの決定を下した。 関係者の話によれば、同作の音楽用キューシートにジマーとハワード以外に音楽エディターやアンビエント・ミュージックデザイナーの肩書きを持つ3人、合計5人の名前がクレジットされていたことが失格の原因だという。 「ダークナイト」の製作側ではあくまでも作曲者はジマーとハワード
ブレット・ラトナー - Frazer Harrison / Getty Images 先日、映画『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー監督が新しい映画『コナン・ザ・グレート』の映画でメガホンを取るかもしれないというニュースが伝えられたが、監督が決まるまでには問題がありそうだ。 ブレット監督のニュースが報じられたのは、本作のプロデューサーであるアヴィ・ラーナーがブレット監督と交渉していることを明かしたからであるが、これに対してブレット監督が口を開いた。ブレット監督は、自分が監督に就任したかのように報じられたことに不快感を示しながら、「今、わたしは『コナン・ザ・グレート』の映画にかかわっていない」とロサンゼルス・タイムズ紙に語った。「『コナン・ザ・グレート』の映画の契約はまだ初期段階で、わたしは『ビバリーヒルズ・コップ4』のパラマウント・ピクチャーズとの契約があり、何があろうとまず『ビ
アカデミー賞で助演女優賞も受賞しているベテラン、ティルダ・スウィントン エジンバラ映画祭ではパトロンを務め、この夏には故郷スコットランドの町ネアンで自ら映画祭を主催したオスカー女優ティルダ・スウィントンが、来年2月に開催される第59回ベルリン国際映画祭の審査員長を務めることが決まった。 ティルダと同映画祭のかかわりは古い。女優としての映画デビューとなるデレク・ジャーマン監督作品『カラヴァッジオ』が1986年に同映画祭で銀熊賞を受賞、1988年には審査員を務めている。耽美派として知られるジャーマン監督とも映画デビュー以降親交を深め、監督がエイズで亡くなるまで全作品に出演した。アカデミー賞の助演女優賞はじめ、多数受賞歴のあるティルダの出演作は同映画祭で上映されたものも多く、ゲストとしても同映画祭ではお馴染みの顔だ。 映画祭ディレクターのディーター・コスリックは、ティルダの審査員長就任を喜ばしい
ママになってもセクシーな アルバが娼婦役にPhoto:アフロ[映画.com ニュース] マイケル・ウィンターボトム監督が映画化するノワール作家ジム・トンプソンの代表作「内なる殺人者(The Killer Inside Me)」に、ケイシー・アフレックとジェシカ・アルバが出演することが分かった。 テキサスの田舎町に住むしがない保安官助手ルー・フォード(アフレック)。だが一見もの静かな男の中には殺人者が潜んでいた。ある事件をきっかけに殺人衝動が目を覚まし、やがてフォードは転落の一途をたどっていくというストーリー。アルバは事件に関係する売春婦を演じる。 ケイシーは、兄ベン・アフレックが監督した「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(デニス・ルヘインのミステリー小説「愛しき者はすべて去りゆく」の映画化)の私立探偵役でも高い評価を得ており、歪んだ殺人者をどう演じるか期待したい。
[映画.com ニュース] 「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(05)や「イースタン・プロミス」(07)で知られるカナダ人映画作家、デビッド・クローネンバーグ監督が、念願の作家デビューを果たすことが分かった。 10月23日、第3回ローマ映画祭(10月31日まで開催)に参加したクローネンバーグ監督が、小説を60ページまで書き上げたことを会見で明かしたもの。「とても恐ろしいことなんだが、私が書いた60ページ分が見本として、世界中の出版人の目に触れることになる。内容はまだ語れないが、スティーブン・キング風ではないよ。ホラー小説でも、SF小説でもない。どんなジャンルの作品になるのか、私にも分からないんだ」とクローネンバーグ監督。 スティーブン・キング原作の「デッドゾーン」(83)、ジョルジュ・ランジュラン原作の「ザ・フライ」(86)、ウィリアム・バロウズ原作の「裸のランチ」(91)、J・G・バラー
のびのび夜遊びPhoto:Getty Images/アフロ[映画.com ニュース] 先日、マドンナとの離婚を発表して世間を騒がせたガイ・リッチー監督が、現在ロンドンで撮影中の新作「シャーロック・ホームズ」に主演するロバート・ダウニー・Jr.(シャーロック・ホームズ役)、ジュード・ロウ(ジョン・ワトソン博士役)らと夜遊びを楽しんだ。 10月23日、昼間に同作の撮影をした後、3人は友人である女性写真家サム・テイラー=ウッドがホワイトキューブ・ギャラリーにて開催する個展(10月24日~11月29日)のプライベートビューイングに出席し、テイラー=ウッドとともに写真撮影に応じた。テイラー=ウッドは、イギリスで90年代にアート界を席巻したYBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)のうちの1人で、2010年公開予定のジョン・レノンの伝記映画「Nowhere Boy」でメガホンを握るなど、映画監督と
ベン・スティラー - Dimitrios Kambouris / wireimage.com スティーヴン・スピルバーグが、映画版「タンタンの冒険旅行」の監督のためにメガホンを取ることを断念した映画『ザ・トライアル・オブ・ザ・シカゴ7』(原題)。このドリームワークスの新作映画を、驚くべき人物が監督するかもしれない。ハリウッド・レポーター紙が、ベン・スティラーが同作の監督として交渉中であると伝えた。ベンは大ヒットした映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『ズーランダー』などコメディー映画を監督し成功を収めてきたが、本作のようなシリアスな映画でメガホンを取るのは初めてで、この異例のチョイスに驚きと期待が集まっている。 本作は、1968年の民主党全国大会においてベトナム反戦デモを行い起訴された「シカゴ・セブン裁判」の7人の被告について描く人間ドラマで、サシャ・バロン・コーエン、フィリップ・
ハビエル・バルデム ハビエル・バルデムが、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新作映画『ビューティフル』(原題)へ出演するとハリウッド・レポーター紙が伝えた。本作は全編スペイン語の作品となり、脚本はアレハンドロ監督とアルマンド・ボー、ニコラス・ジャコボーンが共同で手掛ける。物語は、不正取引に巻き込まれてしまった男が警察官になった幼なじみと対立する展開で、撮影はスペインで行われる。 本作は、アレハンドロ監督が映画『アモーレス・ペロス』『21グラム』『バベル』とコンビを組んできた脚本家のギジェルモ・アリアガに別れを告げた後に製作される初めての監督作品で、アレハンドロ監督の真価が問われている。 ADVERTISEMENT
エイドリアン・ブロディ - Bruce Gifford / filmmagic.com エイドリアン・ブロディが、新作映画『ザ・クーリエ』(原題)で刑事とマフィアから追われる配達人を演じるとハリウッド・レポーター紙が伝えた。物語は、エイドリアン演じる無謀な配達人が、発見するのは不可能といわれている伝説的アンダーワールドの人物への配達を依頼され、危険に直面するアクション・スリラーだ。監督は『バイオハザードIII』のラッセル・マルケイがあたり、『ウォンテッド』『3:10トゥー・ユマ』(原題)で注目の脚本家コンビ、マイケル・ブラントとデレク・ハースが脚本を手掛ける。 本作は数年前から製作が進められていた企画で、以前はドミニク・セナ監督がメガホンを取る予定だった。アクション映画とは縁遠いと思われるエイドリアンが、このアクション・スリラー映画でどんな演技を見せるか楽しみだ。 ADVERTISEMEN
クリスティナ・リッチ リーアム・ニーソンとクリスティナ・リッチが、新作映画『アフター・ライフ』(原題)へ出演するとハリウッド・レポーター紙が伝えた。映画は、生と死のはざまに落ちた若い女性を主人公にしたスーパーナチュラル・ホラースリラーで、クリスティナは降板したケイト・ボスワースに代わって主人公の女性を演じる。リーアムは主人公の運命を握る葬儀屋を演じる。監督はアニエシュカ・ボイトビッチ・ヴォスルーが自らの脚本のもとメガホンを取り、撮影は来月からニューヨークで行われる予定だ。 本作は昨年から製作が開始されていたが金銭的問題などから製作が進められず、主人公に決まっていたケイトやアルフレッド・モリーナの降板が決まり製作は中止と思われていた。先月、クリスティナが出演契約をしたことで一気に製作が進み、リーアムの出演も決まり一安心といったところだ。クリスティナにとってホラー映画への出演は映画『ウェス・ク
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