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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (15)

  • 外へ出たネコはどこへ行く? 大規模調査の結果がついに判明

    ネコがどこに行っているかについて、ほとんどの飼い主の予想は外れていた。2014年のノースカロライナ州での調査の様子を見てみよう。(解説は英語です) 「キャット・トラッカー」という大規模な国際プロジェクトの目的はシンプルだった。ペットのネコが、家の外でどこに行っているのかを調べることだ。 研究者たちは過去にも、自らの足で追跡するか(ご苦労さま!)、ネコの首輪に無線送信機を付けるかして、この難問に挑んできた。しかし、キャット・トラッカーはその規模において際立っていた。6カ国で900匹を超えるネコにGPS装置を1週間装着させ、彼らがどこへ行き、どのくらい広い範囲を動き回っているかを調査したのだ。(参考記事:「「キャット・トラッカー」が始動」) 調査開始から6年が経ち、ついに結果が2020年3月11日付けで学術誌「Animal Conservation」に発表された。そこで明らかになったのは、ほと

    外へ出たネコはどこへ行く? 大規模調査の結果がついに判明
  • 最高峰の野生生物写真コンテスト、驚く受賞作15点

    チベットスナギツネがマーモットに襲いかかる直前の瞬間を、中国の写真家バオ・ヨンチン氏がとらえた。「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」で大賞に輝いた一枚。(PHOTOGRAPH BY YONGQING BAO, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR) 恐怖で凍りついたかのようなマーモット。一方には、飛びかかろうと身構えるキツネ。混乱と衝撃が伝わってくる、時間を止めたかのような一枚だ。 10月15日、ロンドン自然史博物館が選ぶ「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の大賞を、中国の写真家バオ・ヨンチン氏が手にした。 「その瞬間」と題した写真を、バオ氏は中国、チベット高原の牧草地で撮影した。海抜およそ4500メートルの高原は「世界の屋根」とも呼ばれる。審査委員長のロズ・キッドマン・コックス氏はプレスリリースで、この地域で撮られた写真と

    最高峰の野生生物写真コンテスト、驚く受賞作15点
    usaginokainushi
    usaginokainushi 2019/10/18
    人生最大のピンチの姿なので笑うことができない・・。
  • 水玉模様のシマウマが見つかる、偽メラニズムか

    水玉模様を持つシマウマの子どもティラ。シマウマのトレードマークであるしま模様がないため、吸血性のハエが集まりやすい可能性がある。(PHOTOGRAPH BY FRANK LIU) ケニアのマサイマラ国立保護区で、水玉模様をしたシマウマの子どもが発見された。 撮影したのは写真家のフランク・リュウ氏。サイを探していて、このシマウマに遭遇したという。「一見すると、まるで別の動物のようでした」。生後1週間前後と思われるこのサバンナシマウマは、最初に発見したマサイ族のガイド、アントニー・ティラ氏によってティラと名付けられた。 人の指紋と同様、シマウマのしま模様には個体差があるが、ティラのような配色がマサイマラで記録されたのは初めてかもしれないと、リュウ氏は述べている。ボツワナのオカバンゴ・デルタでは、よく似た配色の子どもが何度か確認されている。 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の生物学者で、シマウ

    水玉模様のシマウマが見つかる、偽メラニズムか
    usaginokainushi
    usaginokainushi 2019/09/20
    マレーバクの赤ちゃんみたい。大人になれると良いな…
  • 中国、パンダ保護のため巨大国立公園を設立へ

    臥龍パンダセンターの敷地内を歩くパンダの親子。(PHOTOGRAPH BY AMI VITALE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 11年前に中国四川省を襲った巨大地震は、人々にとっての悲劇であったのと同時に、ジャイアントパンダにも被害を及ぼした。野生の生息地やパンダの臥龍(ウォロン)パンダセンターの一部を破壊し、数頭のパンダが死んだ。(参考記事:「中国の地震被災地でパンダ3頭が行方不明」) 現在、中国政府はこの地域に、パンダの名を冠した巨大国立公園をつくろうとしている。 2019年秋に最終案が決定する予定のジャイアントパンダ国立公園は、2万7133平方キロメートルもの面積になるという。これは、米国イエローストーン国立公園の約3倍の広さだ。 分断された生息地をつなぐ 国立公園の土地の大部分は、野生パンダの80%以上が暮らす四川省内に位置することになる。多くのエリアは新た

    中国、パンダ保護のため巨大国立公園を設立へ
  • (体の割に)一番大きな耳を持つ動物はこれだ

    モンゴル、ゴビ砂漠のオオミミトビネズミ。初めて映像に収められたのは2007年だ。(PHOTOGRAPH BY VALERIY MALEEV, NATURE PICTURE LIBRARY) オオカミのことを耳が大きいと思っていた赤ずきんは、まだまだ甘かった。 ネズミからゾウまで多くの動物が、大きな耳を発達させてきた。それは、暑い環境に適応するためだったり、餌探しで有利になるための戦略だったりする。 アフリカゾウの耳は、現在生きている動物の中で一番大きい。この柔らかな耳をはためかせることで、中に張り巡らされた血管を通じて熱を素早く逃がしている。(参考記事:「動物大図鑑 アフリカゾウ」) 一方、アジアゾウは、日陰があって比較的涼しい熱帯雨林に暮らしているため、アフリカゾウより耳が小さい。(参考記事:「動物大図鑑 アジアゾウ」) しかし、実はゾウにはほかにも「耳」がある。 アフリカゾウもアジアゾ

    (体の割に)一番大きな耳を持つ動物はこれだ
  • 【動画】かわいい! イリナキウサギの超希少映像

    ウサギ、ハムスター、そして、ぬいぐるみのテディベアにも勝るかわいらしさ。それが、イリナキウサギだ。 中国北西部の天山山脈に固有のイリナキウサギ(Ochotona iliensis)は、1983年に発見された。思わず歓声を上げたくなるその姿は、発見以来、数えるほどしか目撃されていない。そんな中、カメラトラップ(自動撮影装置)による映像が新たに撮影され、謎の多い生きものの暮らしを垣間見せてくれている。(参考記事:「【動画】謎多き野生ネコ、中国の森で撮影に成功」) イリナキウサギは最大でも体長20センチほど。生息地である岩場の隅や割れ目をすみかにしているため、探しに行ってもなかなか見つけられない。しかも、社交的とは言えない性格と保護色の毛が加わるわけで、目撃例がほとんどなかったのは当然だ。 2014年のこと。新疆生態・地理研究所の科学者で、イリナキウサギを発見したリー・ウェイドン氏が岩ばかりの一

    【動画】かわいい! イリナキウサギの超希少映像
  • かわいい!けど大変、3年がかりのパンダ撮影の舞台裏 写真20点

    パンダの愛らしさは否定のしようがない。だが、写真家のエイミー・ビターリ氏が大のパンダ好きになったのには別の理由がある。象徴的な存在であるパンダを、ナショナル ジオグラフィック誌のために新たな方法で撮影しようという試みは、ビターリ氏のこれまでのプロジェクトの中でも、屈指の難しさだった。 3年を費やし、ビターリ氏は中国パンダ保護研究センターが運営する複数のパンダ基地を訪問。中でも、臥龍(ウォロン)パンダ基地と碧峰峡(ビーフォンシア)パンダ基地に足しげく通った。

    かわいい!けど大変、3年がかりのパンダ撮影の舞台裏 写真20点
  • 史上最古のパンダのDNAを解析、亜熱帯に適応か

    竹をべる、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の若いパンダ。現在のパンダは涼しくて湿った気候を好む。(PHOTOGRAPH BY JAK WONDERLY, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 2014年8月、古人類学者の張穎奇(チャンインチィ)氏率いる研究チームは、史上最大の霊長類であるギガントピテクスの手がかりを求めて、ベトナムに近い中国南部の陥没穴に調査に入った。彼らは、この自然の落とし穴に落下したさまざまな動物たちの骨を採取して持ち帰った。(参考記事:「類人猿ギガントピテクス、大きすぎて絶滅していた」) その中にギガントピテクスの骨はなかったものの、研究チームを驚かせる発見が待っていた。2万2000年前のジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)の下顎が混ざっていたのだ。さらにその顎の化石には、世界最古のパンダのDNAが残っていたこと

    史上最古のパンダのDNAを解析、亜熱帯に適応か
  • 2017年、動物たちの仰天ニュース11選

    インドの西ガーツ山脈にすむブパティ・インドハナガエル。成体になってからほとんどの期間を地中で過ごす。(PHOTOGRAPH BY JEGATH JANANI) 自然の驚異は尽きることがない。2017年も、空から落ちてきた新種のネズミや金魚に餌をやる鳥、ウシを土に埋めたアナグマと、次々と仰天のニュースがもたらされた。特に印象深かった11をピックアップして、ランキング形式で紹介しよう。 11位 極めてまれな黒いサーバルを撮影、ケニア

    2017年、動物たちの仰天ニュース11選
  • 瀬戸内海の「うさぎ島」、何が問題? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    瀬戸内海に浮かぶ広島県竹原市の大久野島。周囲4キロあまりの小島は、1時間半もあれば歩いて1周できる。草地が広がり、海水浴場、展望台、桟橋が点在する。現在は観光地となっているこの島に住む人は多くなく、島を駆け回る野生のアナウサギ数百匹を守れる人は少ない。 大久野島が「うさぎ島」と呼ばれ、人気が上昇したのは2014年以降だ。ウサギの群れが女性に殺到している動画が話題を呼んだ。それからというもの、ウサギの大群がソーシャルメディアや映像で紹介され、島に観光客が集まっている。だが、人の干渉が増えたことで、大久野島はウサギにとって持続可能ではなくなってしまった。 なぜウサギかには諸説 そもそも、この島になぜウサギがいるのか。当の理由は誰も知らない。 大久野島は「毒ガス島」と呼ばれることもある。戦時中、この地で秘密裏に毒ガス実験が行われていたからだ。作戦を隠すため、島は日地図から消された。化学兵器の

    瀬戸内海の「うさぎ島」、何が問題? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 【動画】リスはこんなに面白い、4つの知的行動

    秋を迎えた今、北半球のあらゆる場所でリスたちが忙しく動き回っている。冬を前に体を太らせ、長くふさふさの毛をまとうためだ。だが、彼ら働き者の齧歯類(げっしるい)は、餌をただ腹に詰め込んでいるだけではない。 実際に活動しているリスは、公園や裏庭に足を踏み入れればたいてい見ることができる。しかし、彼らの社会構造、記憶、批判的思考の能力はそう単純ではない。というのも、リスはオーストラリアを除いて、生き物が住める地域なら世界中のほとんどどこにでもいるからだ。現在、リス科の動物は287種いることがわかっている。(参考記事:「米で急増のリス、投薬で産児制限」) リスは単独行動を取り、普通はおとなしく(ニューヨーク市の公園で5人を攻撃した個体のようなケースを除けば)、バラエティーに富んだ仕草で人を魅きつける。以下、広く見られる行動について理由を探った。一読したら、冒頭の映像でその動きを確かめてみてほしい。

    【動画】リスはこんなに面白い、4つの知的行動
  • 絶滅と考えられていた犬、半世紀ぶり見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    南太平洋のニューギニア島で、絶滅したと考えられていたイヌ、ニューギニア・ハイランド・ワイルドドッグが再発見された。 最も希少な犬種のひとつであるこのイヌは、「歌う犬」として知られるニューギニア・シンギング・ドッグと同じ種または近縁種であるが、そちらは現在飼育下でしか生存していない。(参考記事:「犬は人が思っているよりもずっと”人間らしい”」) 2016年に自動撮影カメラでとらえられた100枚を超す写真には、オス、メス、子イヌを含む、少なくとも15匹の野生の個体が写っている。毛色で最も多いのは黄褐色だが、淡い黄色、赤茶色、赤褐色、黒地のものも見られ、模様の入り方もさまざまだ。 DNA調査によると、ニューギニア・ハイランド・ワイルドドッグは現存する最古の犬種のひとつであり、飼いイヌの主要な祖先のひとつである可能性もある。「半世紀以上たって再発見・確認されたことに興奮するのはもちろん、科学にとっ

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  • 【動画】交尾めぐりユキウサギが高速連打の応酬

    英国スコットランドの雪原で殴りあいを繰り広げる3匹のユキウサギ(ノウサギの仲間)。一見、1匹のメスをめぐって2匹のオスが争っているようにも見えるが、ことはそう単純ではない。 「睾丸が見えないので、判断は難しいですが――こうした行動はたいていの場合、オスの交尾の誘いをメスが拒否しているところです」。米フロリダ州にあるマイアミ大学の生物学者、ダナ・クレンペルズ氏はそう語る。「おそらくこの場にいるのは2匹のオスと1匹のメスで、それぞれのオスがメスの気を引こうとしているのではないかと思います」(参考記事:「【動画】ペンギンの夫と愛人の熾烈な戦い」) ノウサギは通常、オス同士で争うことはない。オスのけんか相手はたいていメスで、その内容も他種のウサギに見られる激しい争いと比べるとかなり穏やかだ。(参考記事:「危険なデート、動物たちの過激な愛の形」) 先日YouTubeにアップされた先の動画についてクレ

    【動画】交尾めぐりユキウサギが高速連打の応酬
  • 【動画】ペンギンの夫と愛人の熾烈な戦い

    夫が帰ると、が別の男といた。激昂した夫は、男に攻撃を始める。2人の男には、悲劇が待っていた――。 人間ではなく、ペンギンの話である。11月4日、2羽のオスペンギンによる熾烈なバトルを収めた「Nat Geo Wild」の動画が拡散し、話題となった。 ペンギンはパートナーへの貞節を守ることで有名だ。平均72%のペンギンが、前年と同じパートナーのもとに戻る。これは通常、「営巣地忠実性」(nest site fidelity)と呼ばれる性質によるものだ。繁殖期になるとオスは前年と同じ巣に帰る。メスも戻ることを期待しつつだ。(参考記事:「ペンギンのカップル、南極大陸」) 数種のペンギンでは、10月後半に3週間の短い繁殖期が始まる。この期間、オスもメスも一緒に巣に戻ることを望むが、いつもうまくいくわけではない。(参考記事:「ペンギン繁殖地、今世紀中に最大60%が不適に」) 鳥類飼養家のローラ・ドレイ

    【動画】ペンギンの夫と愛人の熾烈な戦い
  • 【動画】子を襲われた母ウサギが、ヘビに猛反撃

    自分の赤ちゃんがヘビに襲われているのを見つけた母親のワタオウサギが、猛烈な勢いで逆襲する動画がYouTubeで話題になっている。 ヘビが逃げようとすると、ウサギはしつこく追ってかみつき、蹴り、暴れ回る。「決してかわいい姿とは言えませんよね」と、米マイアミ大学の生物学者ダナ・クレンペル氏は言う。彼女は30年にわたってウサギを保護し、自然に帰してきた経験をもつ。驚くべき光景に見えるかもしれないが、「ウサギは臆病な小動物ではありません」 と彼女は言う。 母ウサギは、赤ちゃんウサギを守るために凶暴になった。ウサギは生まれて1週間は目が開かない。そんな無力な赤ちゃんウサギは、イタチやネズミ、ヘビといった捕者にとって格好の獲物になる。(参考記事:「なぜか生まれたことに気づかない赤ちゃんカメレオン」) 動画は米国東部で撮影されたもの。ヘビは「ブラックレーサー」と呼ばれる、現地で普通に見られる種で、毒は

    【動画】子を襲われた母ウサギが、ヘビに猛反撃
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