米中央情報局(CIA)のブレナン長官は16日、米上院情報特別委員会の公聴会で、米軍などの掃討作戦によって過激派組織「イスラム国」(IS)がシリアやイラクで劣勢になっているとの認識を示す一方、「テロを行う能力は低下していない」と証言した。 ブレナン氏は、シリアやイラクでのISの戦闘員を1万8千~2万2千人と推定。昨年の推定3万3千人から大きく減少したと指摘。軍事作戦により、ISは支配領域、収入源も大きく減らしているとした。 一方で、ISに対する圧力が高まるにつれ「(ISが)世界各地でのテロを強化する」と分析。フロリダ州オーランドでの乱射事件などをあげ、「(ISは)直接関連がない同調者による攻撃を誘発している」と指摘した。 また、「テロ行為に必要な資源… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます
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