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ブックマーク / blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance (51)

  • THAADとパトリオットの相互運用による短距離弾道ミサイル迎撃実験成功 : 海国防衛ジャーナル

    パトリオットとTHAADの相互運用によるミサイル迎撃実験が行われていました。 Missile Defense Agency and U.S. Army Test Interoperability of THAAD and Patriot Missile Defense Systems(2020/10/1 ミサイル防衛局)ミサイル防衛局、陸軍宇宙ミサイル計画執務室、陸軍宇宙ミサイル防衛司令部は、Flight Test Patriot Weapon System (FTP)-27を実施したとのことです。 THAADのAN/TPY-2レーダーが、Black Dagger短距離弾道ミサイル標的を探知、追跡し、パトリオット・ウエポンシステムに発射決定情報を供給。その情報をもとに、パトリオット・ウエポンシステムが、PAC-3MSEを1発発射し、標的を迎撃しました。 FTP-27は、2つの実験を含んでお

    THAADとパトリオットの相互運用による短距離弾道ミサイル迎撃実験成功 : 海国防衛ジャーナル
  • 中国:中距離弾道ミサイル「DF-26(東風26)」を実戦配備開始 : 海国防衛ジャーナル

    中国国防省は、中距離弾道ミサイル「DF-26(東風26)」をロケット軍に実戦配備したと発表しました。メモ代わりの更新。 国防部:东风-26型导弹列装火箭军部队(2018/4/26 中国国防部) 东风-26型导弹是我们国家新一代中远程弹道导弹,具备以下四个特点:一是具备完全自主知识产权,是中国自行研制的武器。二是战斗部核常兼备,既可遂行快速核反击任务,也可遂行常规中远程精确打击任务。三是打击目标陆海兼备,具备对陆上重要目标和海上大中型舰船精确打击能力。四是融合了多项新技术,通用化、集成化、信息化水平高。 DF-26とは?DF-26の存在そのものは、2014年に知られていました(過去記事)。その時点で中距離弾道ミサイル(IRBM)であることも伝えられていました。 実際に披露されたのは、2015年9月の抗日戦勝利70周年記念軍事パレードでした。輸送式起立発射機(TEL)に搭載されて登場しました。

    中国:中距離弾道ミサイル「DF-26(東風26)」を実戦配備開始 : 海国防衛ジャーナル
  • 陸上型イージス:「イージス・アショア」とは : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮の核・ミサイル開発の進行に対処するため、ミサイル防衛システムを強化する一環として陸上型イージス・システムの配備を検討するという報道がありました。 イージス艦はその名の通り、海に浮かんだイージス・システムです。それゆえ、艦載イージスBMDを「イージス・アフロート(Aegis Afloat)」と呼んだりもします。このイージス・システムを陸上で使おうという計画が、現在着々と進められています。陸に揚がったイージスBMDのことを「イージス・アショア(Aegis Ashore)」といいます。これまでにもイージス・アショアについて何度か取り上げてきたので、稿では過去記事をまとめる形でメモしておこうと思います。 欧州ミサイル計画イージス・アショアは、欧州に配備される計画のもとで開発が進められてきました。弾道ミサイル防衛はNATOにとって集団安全保障上の "核心的要素"とされ(2010 Strate

    陸上型イージス:「イージス・アショア」とは : 海国防衛ジャーナル
  • 北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって我が国周辺の危機レベルが上がっていると見る雰囲気があります。現時点で米海軍の展開にそこまでの緊急性は見られず、今すぐに戦争が起きるという状況ではありません。北朝鮮が対米核抑止態勢を追及する限り、日米韓に対する軍事的脅威が増大し続けるのは間違いありませんが、それがすなわち"危機"を押し上げるわけでもないので、ここに来て突然戦争の兆候が高まったかのような見方にはやや違和感があります。 しかしながら、「戦争が起きるなんてありえない」とタカを括るのも危ない考えです。確かに、世界大戦規模のものを想像するなら、めったに発生するものではないでしょう。しかし、19世紀、20世紀と比べてみても、2001年以降の約10年で戦争が減っているわけではないんですよね。大規模なものだけでもアフガニスタン、イラク、ダルフール、東ティモール、イスラエルとパレスチナ・レバノン、グルジア、リ

    北朝鮮情勢:意図せざる不注意な戦争を避けるために : 海国防衛ジャーナル
  • [3DCG] シン・ゴジラ “プリヴィズ” 動画 : 海国防衛ジャーナル

    桜をたっぷりと堪能してきたばかりのNonrealです。 相変わらず『シン・ゴジラ』のCGを描いてばかりいますが、今回は「プリヴィズ」パートをBlenderで作ってみました。オブジェクトも編集もBlenderです。 プリヴィズとは、CG映像を制作する際にカメラやオブジェクト、ライトなどを仮に配置して最終的な撮影をする前の大雑把な映像を組み立て、監督人だけでなくスタッフや演者の人たちとイメージを共有するものです。 格的にテクスチャやVFXを合成していくとなると時間もかかりますが、プリヴィズのような映像を制作するのは楽しいですね。今回はBlue-rayの特典映像にもついていた以下の動画を参考に作りました。 そして、私の作ったものがこちら。 他にも機甲部隊のシーンも作ってみたいし、空自や海自も入れたプリヴィズをつくってみようかな、どうしようかな。

    [3DCG] シン・ゴジラ “プリヴィズ” 動画 : 海国防衛ジャーナル
  • 北朝鮮が4発の弾道ミサイルを日本海へ発射 BMDが直面する課題 : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮が日海にミサイル4発、ICBMの可能性低いと米韓当局(2017/3/6 ロイター) 北朝鮮は6日朝、同国西岸から弾道ミサイル4発を日海に向けて発射した。3発は日の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられる。北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射を以前から示唆してきたが、米国と韓国当局は今回のミサイルがICBMだった可能性は低いとみている。 ミサイルは午前7時34分ごろ、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)から4発ほぼ同時に発射された。韓国軍によると、ミサイルは東方へ約1000キロ飛行し、高度は約260キロに達した。日の防衛省によると、4発とも秋田県男鹿半島の西300─350キロの日海に落下し、うち3発は日のEEZ内に、残り1発もEEZ付近に落ちた可能性があるという。 弾着は男鹿半島西方沖300〜350kmとのこと。日の排他的経済水域(EEZ)の周縁部に落ちたようで

    北朝鮮が4発の弾道ミサイルを日本海へ発射 BMDが直面する課題 : 海国防衛ジャーナル
  • 中国の対艦弾道ミサイル(ASBM)の現状 : 海国防衛ジャーナル

    米中経済・安全保障検討委員会(U.S.-China Economic and Security Review Commission)から中国の対艦弾道ミサイル(ASBM)に関する報告書が発行されました。 Andrew S. Erickson, Chinese Anti-Ship Ballistic Missile Development and Counter-intervention Efforts, Testimony before Hearing on China’s Advanced Weapons Panel I: China’s Hypersonic and Maneuverable Re-Entry Vehicle Programs U.S.-China Economic and Security Review Commission, 23 February 2017. 米議

    中国の対艦弾道ミサイル(ASBM)の現状 : 海国防衛ジャーナル
  • 北朝鮮の新型中距離弾道ミサイル「北極星2号」(KN-11陸上発射型)が登場 : 海国防衛ジャーナル

    昨日発射された北朝鮮の弾道ミサイルについて、「北朝鮮が日海に弾道ミサイル発射 ノドンかムスダンか新型か」に追記を重ねていたのですが、稿を改めることにしました。 昨夜追記したのは以下の通り。 【2017/2/12 23:40追記】 専門家による興味深い指摘を見つけました。 The 500km-range of #NKorean missile test is consistent with 1st stage of a KN-14. If so, ICBM development has taken another step. — Mark Fitzpatrick (@FitzpatrickIISS) 2017年2月12日国際戦略研究所(IISS)のマーク・フィッツパトリック氏によると、500km飛翔した今回のミサイルは、KN-14(KN-08改良型)の一段目ブースターと合致しているとのこ

    北朝鮮の新型中距離弾道ミサイル「北極星2号」(KN-11陸上発射型)が登場 : 海国防衛ジャーナル
  • 北朝鮮が日本海に弾道ミサイル発射 ノドンかムスダンか新型か : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮が日海に向けて弾道ミサイルを発射しました。 北朝鮮による弾道ミサイルの発射について(第2報)(防衛省 2017/2/12) 北朝鮮は、日7時55分頃、北朝鮮西岸の亀城(クソン)付近から、1発の弾道ミサイルを東方向に発射した模様です。発射された弾道ミサイルは、約500㎞飛翔し、北朝鮮東岸から東に約350㎞の日海上に落下したものと推定されます。詳細については現在分析中ですが、我が国及び地域の安全保障に対する明らかな挑発行為であり、断じて容認できません。 北朝鮮西部:亀城(クソン)付近から東に向けて発射。500km飛翔して海に落下させたようです。 北朝鮮では先ごろから大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備をしていると報じられてきました。そのミサイルの全長は15m未満と伝えられていて、少なくともこれまで確認されてこなかったタイプのようです。ICBMと推定されてはいますが、「ムスダンE

    北朝鮮が日本海に弾道ミサイル発射 ノドンかムスダンか新型か : 海国防衛ジャーナル
  • SM‐3ブロック2Aが初の迎撃試験に成功:ブロック2Aが持つ2つの意味 : 海国防衛ジャーナル

    日米で共同開発している弾道ミサイル防衛用迎撃ミサイル「SM-3ブロック2A」が、初めての迎撃試験「SFTM-01」に成功しました。 U.S., Japan Successfully Conduct First SM-3 Block IIA Intercept Test(2017/2/3 ミサイル防衛局) 試験は、現地時間2月3日午後10時30分、ハワイのカウアイ島ミサイル試験場から準中距離弾道ミサイル標的が発射され、イージス駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」がイージス・ベースライン9.C2ウェポン・システム(BMD5.1)を用いて自身のAN/SPY-1D(V)レーダーにて標的を探知、追跡。SM-3ブロック2Aを発射し、標的を迎撃することに成功しました。 現在、日米のイージス艦に搭載されているSM-3はほとんどがSM-3ブロック1Aです。米海軍はすでにブロック1Bへの移行を始めており、欧州

    SM‐3ブロック2Aが初の迎撃試験に成功:ブロック2Aが持つ2つの意味 : 海国防衛ジャーナル
  • 米海軍水上戦力は「シー・コントロール」へ回帰? : 海国防衛ジャーナル

    「Return to Sea Control(シー・コントロールへの回帰)」という副題が冷戦感を漂わせていて興味をそそられました。 「シー・コントロール」の定義についてはレポートで何度か説明されています。いわく"sea control is the pre-requisite to achieving the Navy’s objectives of All Domain Access, Deterrence, Power Projection and Maritime Security"、また、"Sea control does not mean command of all the seas, all the time. Rather, it is the capability and capacity to impose localized control of the sea w

    米海軍水上戦力は「シー・コントロール」へ回帰? : 海国防衛ジャーナル
  • [3DCG] シン・ゴジラ “タバ作戦” 動画 : 海国防衛ジャーナル

    体調が思わしくなく、10月に予定されていたSM-3ブロック2Aの実験も行われないのでブログをさぼってネコと戯れてばかりのNonrealです。 7月に公開されて話題になった「シン・ゴジラ」のタバ作戦をBlenderで再現してみようと思い立ち、9月くらいから少しずつ制作していました。幸い、シン・ゴジラのMMDモデルを制作・配布されている方がいらしたので、そのモデルをBlender仕様に調整して使わせていただきました。 99式自走砲、機動戦闘車、MLRSも配布されているモデルの仕上がりが素晴らしかったのでそちらをダウンロードして使用。10式戦車とアパッチだけは自分でモデリングしたものです。制作時はアニメーションを付ける予定ではなかったために、今回ポリゴン数を減らす作業に時間を取られました。 今回の動画制作にあたって挑戦したポイントは、VFX(視覚効果)でした。マズルフラッシュやダートチャージ、煙

    [3DCG] シン・ゴジラ “タバ作戦” 動画 : 海国防衛ジャーナル
  • ミサイル防衛局がGMDを含む地上試験「GTD-06 Part 2」を実施 : 海国防衛ジャーナル

    米ミサイル防衛局がGMD(Ground-based Midcourse Defense:地上配備型ミッドコース防衛)システムを含む弾道ミサイル防衛システムの試験を実施しました。メモ代わりの更新。 Missile Defense Agency Conducts Distributed BMD Ground Test (2016/10/3 ミサイル防衛局) MDAによると、9月19日から12日間にわたり、ミサイル防衛統合機能構成部隊(JFCC-IMD)、北方軍、そして太平洋軍と合同でミサイル防衛の地上試験「GTD-06 Part 2」を実施したとのことです。 試験は、2017年末までに現行の30発から44発に増やされるGMDシステムの総合評価をはじめとして、GMDと大気圏外迎撃体(EKV)の各ノードをつなぐIn-Flight Interceptor Communications System

    ミサイル防衛局がGMDを含む地上試験「GTD-06 Part 2」を実施 : 海国防衛ジャーナル
  • 日米韓がミサイル防衛合同演習「パシフィック・ドラゴン2016」実施 : 海国防衛ジャーナル

    (リムパック2016に参加しているイージス艦「ちょうかい」自作CGイメージ) 日米韓が初のミサイル防衛合同演習 現在、27か国が参加する軍事演習「環太平洋合同演習(リムパック)」がハワイ沖・米土西岸沖で行われています。その中で、対北朝鮮弾道ミサイルを想定して日米韓3か国がミサイル警戒演習「パシフィック・ドラゴン2016」を行いました。パシフィック・ドラゴンは日米が隔年で継続している演習で、初めて韓国海軍が参加しました。 Trilateral Pacific Dragon ballistic missile defense exercise concludes (2016/6/28 米海軍) 演習に参加したのは、日から「ちょうかい」、米国から「ジョン・ポール・ジョーンズ」と「シャウプ」、韓国から「世宗大王」と「カンガムチャン」(←イージス艦ではないです)の4隻。この演習は2014年に3か

    日米韓がミサイル防衛合同演習「パシフィック・ドラゴン2016」実施 : 海国防衛ジャーナル
  • 中国海軍が領海侵入:怖いのは「慣れてしまう」こと : 海国防衛ジャーナル

    15日午前3時30分ごろ、中国海軍の東調(ドンディアオ)級情報収集艦1隻が鹿児島県口永良部島の沖合の日領海に侵入し、午前5時ごろ領海を出ました。 中国海軍艦艇の動向について(2016/6/15 防衛省) 中国海軍による我が国領海への侵入は、2004年に漢級原子力潜水艦が石垣島周辺に侵入して以来2度目となります。 何をしに来たのか? 中国海軍艦艇は今月9日にも尖閣諸島の接続水域を航行して騒動を呼んだばかりです。接続水域に入った背景は、どうやら演習帰りのロシア艦に引っ張られた形の偶発的なものであったというのが大方の見方のようです※1。 今回の事案は領海です。それでなくとも中国は領土紛争の係争相手ですから、計画的なものであれば接続水域への侵入とは比べ物にならない問題となり、尖閣諸島問題のステージがひとつ上がるということさえいえるでしょう。 しかし、今回も周到に計画されたものとはほど遠いようです

    中国海軍が領海侵入:怖いのは「慣れてしまう」こと : 海国防衛ジャーナル
  • [3DCG] 陸上自衛隊 10式戦車 : 海国防衛ジャーナル

    できるまでにずいぶん時間がかかってしまった10式戦車。 ↓ ぐりぐり動かせるはずです(重いかもしれませんが)。 Type10 Tank by nonreal006 on Sketchfab 以下静止画像。クリックで拡大します。 なんとなく「ノーマルマップは使わず、できるだけモデリングしよう」と目標を立てたのはいいけれど、頂点数が50万を超えたあたりからblenderGUIがカクカクし始めてしまいました。頂点数削減に取り組んだものの、あまり有効な対策もないまま、最終的に75万頂点を超えるものに。 特に、次の3つのメッシュが頂点数を稼ぎまくりでした。 (1)履帯 戦車なんだから履帯は丁寧に作ろう!と意気込み、ここから制作開始したものの、頂点数の急速な増加に割と早い段階で後悔し始める結果に。それなりに納得できるものにはなったのですが、さすがにサイドスカートで見えないところは左右ともに削りました

    [3DCG] 陸上自衛隊 10式戦車 : 海国防衛ジャーナル
  • 「航行の自由作戦(FONOP)」はベトナム、フィリピンの岩礁・低潮高地でも実施 : 海国防衛ジャーナル

    メモ代わりの更新です。 南シナ海における米海軍の「航行の自由作戦(FONOP)」は、中国の人工島だけでなく、ベトナムやフィリピンが領有権を主張する岩礁の12海里内でも実施されていたようです。 U.S. South China Sea Freedom of Navigation Missions Included Passage Near Vietnamese, Philippine Claims(2015/10/27 USNIニュース) FONOPを実施するに先だって、この行為がエスカレーションを招くものではなく、国際公共財における通常活動であることを示すための2つの手段が専門家から提示されていました(過去記事)。 1つは、地域諸国に計画についての注意喚起と支持を呼びかけること。もう1つは、中国以外の国、フィリピンやマレーシアやベトナムが支配している岩礁や低潮高地周辺でもFONOPを実行す

    「航行の自由作戦(FONOP)」はベトナム、フィリピンの岩礁・低潮高地でも実施 : 海国防衛ジャーナル
  • 米国が南シナ海人工島12海里内へ海軍派遣を計画か : 海国防衛ジャーナル

    国連海洋法条約(UNCLOS)によると、中国が南シナ海で埋め立てている岩礁(例:ファイアリー・クロス礁)などは高潮時に水没するため領海や排他的経済水域(EEZ)を規定できません(第3〜16条、55〜57条)。また、この海域を中国のEEZだと仮定しても、人工島に領海は発生しません(60条)。中国が南シナ海で埋め立てた人工島は公海にあるため、航行の自由が認められており、12海里内に入ることも自由なはずなのです。 ところが、2012年以降、中国をいたずらに刺激しないというオバマ大統領の意向によって米海軍は南シナ海人工島の12海里内への立ち入りを控えてきたことが先日明らかになりました。 US Hasn’t Challenged Chinese ‘Islands’ Since 2012(2015/9/17 Breaking Defense) 今年の5月初めにも人工島12海里内への艦船派遣の情報があり

    米国が南シナ海人工島12海里内へ海軍派遣を計画か : 海国防衛ジャーナル
  • [3DCG] 先進技術実証機(ATD-X)“心神” : 海国防衛ジャーナル

    「先進技術実証機(ATD-X)」の初飛行が近々実施される予定ですね。稿では、その成功を願いつつATD-Xを3Dモデリングしてみました。 ATD-Xの呼称として広く知られている “心神” ですが、すでに防衛省・技術研究部などでは使用されていないそうです。なので、使うべきかどうか迷ったのですが、この名前を見出しにした方がより見てもらえるかな、という下心から表題に “心神” を用いました (・ω<) 拙ブログをご訪問くださる方にとってはご承知の通り、ATD-Xそのものは小型の機体で兵器も搭載できない、その名のとおり実証機です。将来的に量産されて実戦配備されるようなことはありません。ステルス技術に関するデータを集めて、2018年度ごろに実際に開発するかどうかを判断するためのプラットフォームです。 モデリングするにあたり、実機ではT-4から拝借しているキャノピーを一体成型にしました。ところどころ

    [3DCG] 先進技術実証機(ATD-X)“心神” : 海国防衛ジャーナル
  • [3DCG] 中国:クアッド・ティルトローター無人輸送機 藍鯨 : 海国防衛ジャーナル

    3DCGでオスプレイを作ったばかりですが、中国でもティルトローター機の研究は進められています。2013年の第2回天津国際ヘリ博覧会では、ローターが4つあるクアッド・ティルトローター機「藍鯨(Blue Whale)」というコンセプトが登場しました。かつてベル・ボーイングが開発していた「V-44」とすごーく似てますね。中国国内でも中華オスプレイというような表現で報道されていたりもします。 藍鯨=シロナガスクジラという名前のとおり、実際のコンセプト・モデルはもっとクジラっぽいです。今回モデリングするにあたって、V-44っぽさやV-22のディテールを加味しました。 コンセプトの中で要求されている性能は上記のような具合です。 真横から。 俯瞰で。 有人機としてはまだ信頼性に不安があるとかで、もうすこし小型の無人機タイプを研究中か、とされています。航空機は小型モデルを作って風洞試験などをするのはよくあ

    [3DCG] 中国:クアッド・ティルトローター無人輸送機 藍鯨 : 海国防衛ジャーナル