ロシアは5月上旬、無人のロボット戦闘車両「ウラン-9(Uran-9)」をシリアに配備したと発表した。ロシア国営メディアのスプートニクが伝えた。 ウラン-9は、この発表の数日前、モスクワの赤の広場で毎年行われる戦勝記念パレードに登場した。 スプートニクは、ウラン-9は「シリアでの戦闘でテストされた」と伝えた。シリアでは7年間も内戦が続き、死者数は40万人以上と伝えられる。そのシリアでロシアは最新兵器をアピールし、実戦に投入している。 一方で、ナショナル・インタレストは「ウラン-9が戦闘に使用されたのか、シリアのどこに配備されたのかは定かではない」と伝え、ディフェンス・ニュースも、なぜウラン-9を戦闘で見かけないのかと疑問を投げかけた。 ウラン-9は離れた場所からリモコンで操作し、対戦車ミサイル、ロケットランチャー、機関砲などの装備を誇る。詳細を見てみよう。
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