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ブックマーク / www.businessinsider.jp (48)

  • 米軍という「安全装置」の失われたシリア。トルコ、アサド政権、ロシアがいま目論んでいること

    10月15日、爆煙が立ちのぼるシリアの国境近くの町、アルアイン。 REUTERS/Stoyan Nenov アメリカのエスパー国防長官は10月13日、シリア北東部に配置されていた米軍の残存部隊1000人の撤退を指示したことを明らかにした。 トランプ大統領が同6日、トルコのエルドアン大統領との電話会談後に突如、「同地域からの米軍の撤退」を発表したことに続く動きだ。 国外紛争への介入は「アメリカにとって損」を持論とするトランプ大統領は、2018年12月にも過激派組織「イスラム国(IS)」の完全制圧を宣言すると同時に、シリアからの「米軍撤退の意向」を表明したことがある。 当時は政府内や米政界から反対論が噴出し、政権の重鎮だったマティス国防長官が辞任する事態に至って、撤退をいったん取り下げた経緯があった。 今回も反対論は強かったものの、意固地になったトランプ大統領は聞く耳をもたず、ついに(撤退宣言

    米軍という「安全装置」の失われたシリア。トルコ、アサド政権、ロシアがいま目論んでいること
  • 米海軍は米軍の中で最も太っている —— 国防総省の最新レポートで判明

    空母の中で、船員たちは腕立て伏せもしているが……。 U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Spencer Roberts 米海軍は、米軍の中で最も太っている部門だ。その肥満者の割合は22%だという。国防総省の最新レポートで分かった。 だが、肥満は海軍だけの問題ではない。米軍全体で増えている。その割合は、空軍で18.1%、陸軍で17.4%(国防総省の平均でもある)、海兵隊で8.3%だ。 米軍内で肥満が増加する中、アメリカでは一般社会でも肥満が増えていて、成人の約40%は肥満だ。 米海軍の船員の約5人に1人は肥満だ。海軍は米軍の中で最も太っている部門なのだ。国防総省の最新レポートで分かった。 最新の『Medical Surveillance Monthly Report』によると、米海軍の肥満者の割合は22%と米軍

    米海軍は米軍の中で最も太っている —— 国防総省の最新レポートで判明
  • アメリカがイランに警告していた、米軍による反撃の条件となる"ある行為"とは

    ニミッツ級空母「エイブラハム・リンカーン」。 REUTERS/U.S. Navy/Chief Mass Communication Specialist Eric S. Powell/Handout アメリカのマイク・ポンペオ国務長官はイランに対し、米兵が1人でも命を落とすようなことがあれば、軍事的な反撃を招くだろうと警告するメッセージを内密に伝えていた。ワシントン・ポストが6月18日の夜(現地時間)に報じた。 ポンペオ国務長官とジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、イランに対し、「最大限の圧力」 をかける戦略をリードしている。 アメリカが中東に米兵を追加派遣する中、アメリカの外交トップはイランに対し、イランもしくはイランが支援する武装勢力の手によって、米兵が1人でも命を落とすようなことがあれば、軍事的な報復を招くだろうとの警告を内密に伝えていた。ワシントン・ポストが6月

    アメリカがイランに警告していた、米軍による反撃の条件となる"ある行為"とは
  • 元「イスラム国メンバーで立命館大准教授」イラクで拘束。日本とテロ組織の関わりは

    レバノンのパレスチナ難民キャンプに掲げられたIS(イスラム国)の旗。 REUTERS/Ali Hashisho IS(イスラム国)に参加していた疑いのある、バングラデシュ出身で日に帰化した立命館大学の元准教授が、イラクで囚われているという。5月20日、バングラデシュのメディア各社が同国情報機関からの情報として報じた。 この人物はモハメド・サイフラ・オザキ容疑者。バングラデシュで生まれ育ったヒンズー教徒で、2002年に日に留学。その後イスラム教徒に改宗した。さらに日人女性と結婚して日国籍を取得。立命館大学の准教授として生活していた。 ところが2015年、家族とともに蒸発同然で日を出国。ブルガリアに渡った後は行方がわからなくなった。 それから数年を経た2019年3月、シリア東部に残っていたIS最後の拠点で、他のバングラデシュ人戦闘員とともに投降したとされ、その後、イラク北部のスレイマ

    元「イスラム国メンバーで立命館大准教授」イラクで拘束。日本とテロ組織の関わりは
  • ファーウェイの次はドローン? 米国土安全保障省が中国製ドローンに警告

    CNNによると、アメリカ国土安全保障省は中国製ドローンが収集したデータは中国政府の手に渡る可能性があると懸念している。 特定のメーカーを名指ししていないが、中国のドローンメーカー、DJIは北米のドローン市場で80%以上のシェアを占める。 この警告の1週間前には、トランプ大統領がアメリカでのファーウェイ製通信機器の販売を事実上禁止する大統領令に署名した。 CNNが入手したアメリカ国土安全保障省(DHS)の警告によると、同省は中国製ドローンが収集したデータは中国政府の手に渡る可能性があると懸念している。 この警告は5月20日に出され、中国製ドローンはドローンメーカーのコントロールが及ばないサーバーに情報やデータを送信する能力を持つと記した。 中国製ドローンからのライブ映像データが中国政府に共有される可能性はほとんどない。また音声データは、多くのドローンにはマイクが付いていないため、通常は利用で

    ファーウェイの次はドローン? 米国土安全保障省が中国製ドローンに警告
  • 14カ月前倒し、アメリカ海軍の次の原子力空母「ジョン・F・ケネディ」順調に建造中

    原子力空母「ジョン・F・ケネディ」の船尾下部をクレーンを使って設置。バージニア州ニューポート・ニューズにあるニューポート・ニューズ造船所にて。2017年6月22日。 US Navy アメリカ海軍の次のフォード級空母「ジョン・F・ケネディ」が、建造工程全体の中間点を迎えた。 巨大な船体後部のモジュールの設置が8月末に完了。 ジョン・F・ケネディは、海軍が購入を予定しているフォード級空母4隻のうちの2番艦。しかし、まだ解決しなくてはならない問題が残っている。 アメリカ海軍の次の原子力空母「ジョン・F・ケネディ(USS John F. Kennedy、CVN 79)」は2018年8月末、最後のスーパーリフトの据え付けを終え、建造工程全体の中間点を迎えた。建造を手がける造船企業ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(Huntington Ingalls Industries)がリリースで明ら

    14カ月前倒し、アメリカ海軍の次の原子力空母「ジョン・F・ケネディ」順調に建造中
  • ロシアの兵器メーカー、映画『エイリアン』に出てきたようなロボットを発表

    AK-47で知られるロシアの兵器メーカー、カラシニコフ(Kalashnikov)は8月21日(現地時間)、モスクワで開催された「Army-2018 Forum」において、映画『エイリアン』から飛び出してきたようなゴールドのロボットを発表した。 「ロボット型の構造を採用する狙いは、エンジニアリングと戦闘における課題を解決することにある」と同社は短い声明を発表した。 ロボットの性能の詳細は不明。だがロシアのメディアMeduzaによると、「Army-2020 Forum」で改良版が発表されるようだ。 カラシニコフやロステック(Rostec)といったロシアの兵器メーカーはArmy-2018 Forumにおいて、AK-308ライフルやステルス迷彩など最新の兵器や装備を披露した。

    ロシアの兵器メーカー、映画『エイリアン』に出てきたようなロボットを発表
  • ロシアが超音速爆撃機ツポレフ22Mをアップグレード ── 米空母にとって悪夢の始まりか

    ロシアは8月16日(現地時間)、超音速爆撃機ツポレフ22M(Tu-22M)のアップグレードバージョンを公開する予定。ツポレフ22Mは核爆弾を搭載可能。 今回のアップグレードではアビオニクスと通信機器を近代化、対艦ミサイルと相まってアメリカ海軍の空母打撃群にとって大きな脅威となる。 ロシア中国は超長距離・超高速ミサイルを保有、空母を撃沈することができる。 アメリカは空母搭載用の新たな無人空中給油機の開発に取り組み、艦載機の航続距離を伸ばすことでこれに対抗しようとしている。 ロシアは長く待ち望まれてきたツポレフ22M(Tu-22M)のアップグレードを完了、ツポレフ22M3M(Tu-22M3M)を8月16日(現地時間)に公開する予定。 近代化されたツポレフ22M3Mはアメリカ海軍の空母にとって悪夢とザ・ディプロマット(The Diplomat)は伝えた。 ツポレフ22(Tu-22)の初飛行は1

    ロシアが超音速爆撃機ツポレフ22Mをアップグレード ── 米空母にとって悪夢の始まりか
  • 世界の核兵器は1万4525基、9カ国が保有、その内訳は

    小型化された熱核弾頭の部品と思われるものの前に立つ北朝鮮の最高指導者、金正恩氏。 KCNA via AP 核兵器は第ニ次世界大戦以降、世界中に拡散している。そして過去数十年で何千回もの核実験が行われた。 核兵器の数は現在、冷戦が最高潮だった時代に比べると減少している。だが、その威力は著しく増した。 現在、9カ国が1万4525基の核兵器を保有している。 1945年8月6日、広島に、8月9日、長崎に原爆が投下された。 核兵器は恐ろしいほどの破壊力を持ち、一瞬で想定外の大惨事を引き起こしかねない。だが世界は第ニ次世界大戦以降、何千発もの核兵器を蓄えてきた。 ごく少数の国、主にアメリカロシアが核兵器を保有し、過去数十年に数千回の核実験を行った。北朝鮮のような新たな核保有国も出現した。 アメリカ科学者連盟(FAS)によると、1980年代末の冷戦末期には、核兵器の数は7万基以上に達した。 FASや他

    世界の核兵器は1万4525基、9カ国が保有、その内訳は
  • ロシア、NATOの弱点「スヴァウキ・ギャップ」近くに軍事拠点を展開

    ロシアは近年、軍の拠点とその能力の拡大を進めている。 特にここ数カ月は、バルト海に面した飛び地、カリーニングラード州において軍事拠点の新設および増設の動きを見せている。 ロシアはバルト海に面した飛び地、カリーニングラード州での動きを活発化させている。 地球画像観測事業を展開するプラネット・ラボ(Planet Labs)が収集した衛星画像から、カリーニングラード州の町バルチースにある複数の掩体壕(兵士や物資を攻撃から守るための施設。通常、かまぼこ型のコンクリート製で上を土で覆う)で何らかの動きがあることが判明したと軍事情報誌ディフェンス・ワン(Defense One)は伝えた。バルチースクにはバルト海に面する不凍港と2つの空軍基地がある。 2018年3月から6月にかけて「目に見える変化があった。建造物の要塞化を進めているようだ。建造物には爆発物を保管する掩体壕の特徴が見受けられる。また構造を

    ロシア、NATOの弱点「スヴァウキ・ギャップ」近くに軍事拠点を展開
  • ロシアの新型ステルス・フリゲート艦、米海軍の沿海域戦闘艦よりも小型で重武装

    新型ステルス・フリゲート艦アドミラル・ゴルシコフ級の1番艦「アドミラル・ゴルシコフ(Admiral Gorshkov)」が2018年7月下旬、ロシア海軍に引き渡されるとタス通信は伝えた。 同艦は2010年に進水、当初は2016年11月に就役の予定だったが、Diplomatによると、複数の技術的問題のために2017年11月に延期され、その後、再度2018年7月に延期された。 2番艦「アドミラル・カサトノフ(Admiral Kasatonov)の建造も同様に遅延している。 だがアドミラル・ゴルシコフ級は、特にアメリカ海軍の沿海域戦闘艦(LCS)と比較すると重武装。アメリカ海軍のLCSも配備の遅延と推進機関のトラブルに悩まされている。 ロシア海軍の新型フリゲートを見てみよう。

    ロシアの新型ステルス・フリゲート艦、米海軍の沿海域戦闘艦よりも小型で重武装
  • 水筒もエアコンもプール授業の上着も禁止、外遊び強要…熱中症軽視する小学校の過酷な夏ルール

    7月17日、愛知県豊田市の公立小学校で1年生の男子児童が亡くなった。「虫捕り」の校外学習に行った後、熱射病で倒れたのだ。その後も全国各地で熱中症で病院に搬送される児童・生徒が後を絶たない。 最高気温が40度近くになるという記録的な猛暑というのに、エアコンのない教室も多い。それだけでなく、登下校中の水筒の使用が禁止されたり、休み時間には外遊びを強要されたりといった、今となっては“危険”なルールが放置される学校もある。 小学生の子どもを持つ母親たちへの取材で見えてきたのは、サバイバルゲームのような過酷な実態だった。 報道などによると、豊田市の事故の翌日18日には、宮城県名取市の公立小学校で38人が熱中症の症状を訴えて病院に搬送された。市制60年を記念する「人文字」の空撮をしていたという。19日には東京都の都立高校で、体育館で「詐欺被害防止に関する講演会」を開催した後、25人が熱中症のような症状

    水筒もエアコンもプール授業の上着も禁止、外遊び強要…熱中症軽視する小学校の過酷な夏ルール
  • 三胴船のUSSコロナド、米海軍が大失敗と認めた「沿海域戦闘艦」とは

    アメリカ海軍は2018年4月、メンテナンスの問題から、2018年は沿海域戦闘艦を展開しない見込みと発表した。 「海軍の最初の沿海域戦闘艦4隻のうち3隻は現在メンテナンス中、就役中の4隻は、PSA(Post Shakedown Availabilities:試験航海後の有用性)の初期段階にある」と2018年4月、USNI Newsはアメリカ海軍の報道官、ジョン・パーキンス中佐(Cmdr. John Perkins)の言葉を紹介した。 だが沿海域戦闘艦は、その防御能力やレーダーシステムなど、さまざまな問題を抱えてもいる。 国防総省は、沿海域戦闘艦が激しい戦闘には適していないことを懸念し、新たなフリゲート艦への移行を検討している。 関連記事:アメリカ海軍の次期フリゲート候補、重武装のステルス艦「アルピーノ」とは 見てみよう。

    三胴船のUSSコロナド、米海軍が大失敗と認めた「沿海域戦闘艦」とは
  • イスラエル、ガザ地区との間の海に“頑強な”国境の壁を建設

    ガザ地区の海岸。2005年、イスラエルの撤退前。 Shaul Schwarz/Getty Images イスラエルはガザ地区との間の海に「インペネトラブル(impenetrable)」と呼ぶ、巨大な国境の壁の建設を始めた。 イスラエルとガザ地区は、どちらも地中海に面している。陸上では複数の国境が2つの地域を分けているが、海には壁は作られていなかった。 巨大な壁は鉄筋コンクリート、有刺鉄線などからなる3層構造。 イスラエルは2014年、ハマスの戦闘員4人が爆弾を抱えてイスラエルに泳いで侵入したと発表した。 イスラエル国防省は、ガザ地区北部に面する、ジキム(Zikim)という名の農業共同体、いわゆるキブツの海岸に沿って、「頑強で、侵入不可能な」壁の建設を始めたとの声明を発表した。同省によれば、壁は海の厳しい条件下でも長年耐えられるよう設計されている。 国防省関係者は、巨大な壁は、海面下部、鉄筋

    イスラエル、ガザ地区との間の海に“頑強な”国境の壁を建設
  • 中国の新型空母「001A型」航行試験を完了、「遼寧」との違いは?

    中国2隻目の空母で、初の国産空母が5月中旬、航行試験を終えた。 空母「001A型」は5月13日に大連港を出港、予定されたテストを全て終え、18日に帰港した。 2017年4月に進水、同国初の空母「遼寧」の就役から5年が経っていた。001A型の就役は2018年後半の予定。 中国は世界有数の軍事力の拡充に力を入れ、過去20年間、軍事費を着実に増やしてきた。間もなく新型駆逐艦「055型」のテストを開始、さらに3隻目の空母「002型」を建造中と伝えられた。002型は原子力空母の可能性もある。 001A型を詳しく見てみよう。

    中国の新型空母「001A型」航行試験を完了、「遼寧」との違いは?
  • ロシア、無人戦闘車両「ウラン-9」をシリアに配備、その実力とは

    ロシアは5月上旬、無人のロボット戦闘車両「ウラン-9(Uran-9)」をシリアに配備したと発表した。ロシア国営メディアのスプートニクが伝えた。 ウラン-9は、この発表の数日前、モスクワの赤の広場で毎年行われる戦勝記念パレードに登場した。 スプートニクは、ウラン-9は「シリアでの戦闘でテストされた」と伝えた。シリアでは7年間も内戦が続き、死者数は40万人以上と伝えられる。そのシリアでロシアは最新兵器をアピールし、実戦に投入している。 一方で、ナショナル・インタレストは「ウラン-9が戦闘に使用されたのか、シリアのどこに配備されたのかは定かではない」と伝え、ディフェンス・ニュースも、なぜウラン-9を戦闘で見かけないのかと疑問を投げかけた。 ウラン-9は離れた場所からリモコンで操作し、対戦車ミサイル、ロケットランチャー、機関砲などの装備を誇る。詳細を見てみよう。

    ロシア、無人戦闘車両「ウラン-9」をシリアに配備、その実力とは
  • 韓国の美の基準に波紋、女性キャスターが眼鏡でテレビ出演

    韓国のキャスター、イム・ヒョンジュ氏。コンタクトレンズ着用時(左)と眼鏡着用時(右)。 MBC News/YouTube/Business Insider 韓国の女性ニュースキャスターが眼鏡をかけて出演し、波紋を呼んだ。 イム・ヒョンジュ(Lim Hyeon-ju)氏は、毎日コンタクトレンズとつけまつげをつけていた。早朝の番組に出演するため、起床は午前2時40分。 だが目の乾燥がひどく、集中できないため、眼鏡に変えた。 眼鏡の男性キャスターはよく見るが、大手テレビ局の女性キャスターが眼鏡をかけて出演したのは初めて。 韓国の女性ニュースキャスターが、同国の女性に対する厳しい美の基準に反旗を翻した。番組にコンタクトレンズとつけまつげをやめ、眼鏡で出演した。 イム・ヒョンジュ氏は朝6時からの放送に備えて、毎朝2時40分に起きる。同氏は4月から、その朝の番組にブラックとゴールドの丸眼鏡で出演するよ

    韓国の美の基準に波紋、女性キャスターが眼鏡でテレビ出演
  • 日本の結果は? アジアで最も強力な軍事力を持つ国トップ10

    武器貿易が活発だ。2013~2017年の主要な武器の国際的な貿易量は、2008~2012年に比べ10%増加した。 中でも、アジアの国々が占める割合は大きい。2013~2017年の武器輸出国トップ10に3カ国が、武器輸入国トップ10には8カ国がアジアからランクインしている。 武器の調達額は、どの国が軍備拡大を図っているかを示す目安にはなるが、それぞれの国の軍事力を直接比較するとなると話は複雑になる。グローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)の「2018年軍事力ランキング」は、50以上の要素を総合的に評価、世界136カ国の軍事力指数(Power Index)スコアを算出した。 ランキングはそれぞれの国が保有する武器を評価し、その兵力にも注目している。地形、兵站能力、利用可能な天然資源、現地の産業の状況も考慮に入れている。 グローバル・ファイヤーパワーのランキングによると、

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  • 中国、南太平洋における軍事的影響力を拡大か —— オーストラリア国防関係者が懸念

    オーストラリア国防当局は、中国はバヌアツにおける軍事的影響力の拡大に「関心を示している」と考えている。オーストラリアの9Newsが伝えた。 このニュースに先立ち、中国は南太平洋の国々に資金援助を行って建設した埠頭を、海軍基地に変える意図はないと否定するニュースが伝えられた。 太平洋における中国の影響力の拡大は、オーストラリアとの緊張をより高めることになりそうだ。 オーストラリア国防当局は、中国はバヌアツ共和国を足がかりに、南太平洋における軍事的影響力を拡大する意図を持っていると考えている。9Newsが伝えた。 中国はバヌアツにおける軍事的影響力の拡大に「確かな関心を示した」と、国防当局の高官は9News語った。バヌアツ共和国は80あまりの島からなり、オーストラリアの東、1750キロの位置にある。だがこうした発言内容、あるいは中国の影響力の実態については、不明点も多い。 オーストラリアのフェ

    中国、南太平洋における軍事的影響力を拡大か —— オーストラリア国防関係者が懸念
  • ミサイル迎撃は成功したのか? ロシアの早期警戒管制機A-50Uとは

    アメリカは4月13日(現地時間)、イギリス、フランスとともにシリアの化学兵器関連施設への空爆を行った。 トランプ大統領は14日朝に「これ以上の成果はない。任務完了」とツイート。一方、ロシアは空爆前に、高性能ミサイル防衛システムS-400をはじめとする防空システムで、あらゆるアメリカのミサイルを撃ち落とすと公言。同じく14日に100発以上のミサイルの大部分を撃ち落としたと発表した。 ロシアの防空システムの一端を担うのが、A-50U早期警戒管制機。ロシア国営メディアのロシア・トゥディ(Russia Today)によると、同機はアメリカのミサイルの撹乱およびロシアのミサイルの目標捕捉を支援する。 空爆前、ロシア・トゥディは「ロシア軍はA-50Uを限定的に使用して、アメリカ艦艇による目標捕捉や位置情報の取得、さらにはイージス対空システムに対する妨害行動を行う可能性がある」と伝えた。 また同じくロシ

    ミサイル迎撃は成功したのか? ロシアの早期警戒管制機A-50Uとは