航空自衛隊新田原基地(新富町)に米軍航空部隊を受け入れるための弾薬庫などの整備をめぐり、防衛省九州防衛局は県と周辺5市町に施設の概要や工事日程を説明し、入札公告などの手続きを始めた。 緊急時に米軍の戦闘機12機、輸送機1機、兵士200人を同基地に受け入れるための措置で、2006年の在日米軍再編に関するロードマップに基づく。防衛省は昨秋、弾薬庫、燃料タンク、駐機場、庁舎、倉庫、誘導路をつくることを明らかにしていた。 九州防衛局の担当者が8日、県をはじめ、宮崎市、西都市、新富町、高鍋町、木城町をそれぞれ訪問。弾薬庫は鉄筋コンクリートづくりの約600平方メートル規模▽燃料タンクは既存の地中タンクを貯蔵量9千キロリットルに拡張する▽駐機場は4万平方メートル――といった概要を説明した。22年度までに整備するという。同局は、貯蔵する弾薬の種類などについて「米軍の運用にかかわるので明らかにできない」とし
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