「大規模な報復」を宣言していたヨルダンが弔い空爆に出た。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に、軍のパイロットのモアズ・カサスベ中尉(26)が焼殺処刑され、国民の怒りが沸騰していた。軍は6日までにイスラム国の支配地域を攻撃し、指揮官を含む少なくとも55人が死亡したという。ヨルダンのジュデ外相は、米CNNテレビのインタビューに「報復の始まりだ」と今後も攻撃を徹底する構えを示した。 現地メディアによると、ヨルダン軍は、イスラム国が“首都”と称するシリア北部ラッカの複数の標的に対して空爆を実施し、武器庫や訓練施設を破壊した。米CNNテレビは米軍も作戦を支援したと報じた。 イラクからの報道では、軍は、拠点都市であるイラク北部モスル周辺も空爆し、イスラム国の指揮官を含む少なくとも55人が死亡したとしている。 一方、オバマ米大統領は5日、ワシントンで開かれたキリスト教関係の会合で、過激派「イスラム
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