移植により、生まれつき子宮のない女性らの出産に道を開く臨床研究が本格化する。慶応大の阪埜(ばんの)浩司准教授(産婦人科学)のチームは24日、親族からの子宮移植の計画を学内の倫理委員会に申請した。審査で承認されれば、国内初の移植手術が実施される。 子宮移植を巡っては、スウェーデンや米国など海外では2022年11月時点で約100件の実績があり、約50人の赤ちゃんが誕生している。倫理委の審査が順調に進めば、チームは23年度にも移植手術をする。 計画によると、3例の手術を予定している。生まれつき子宮のない「ロキタンスキー症候群」だったり、手術で子宮を摘出したりした20~30代の女性が対象。夫がいることが条件で、子宮を提供するドナーは女性の母親など親族に限る方針だ。
ある民間団体を「悪質トランス差別団体だ」とSNSに投稿したことで、その団体から投稿削除や謝罪を要求されたが、それらに応じる義務はないとして、日本の大学で特別研究員をつとめる台湾出身の男性が11月14日、義務の不存在を求めて、横浜地方裁判所に提訴した。 この男性はリュウ・レイキンさん。リュウさんによると、団体側はSNSでの投稿を削除するまで不法行為が継続しているとして、1日5000円を支払うことも求めてきているという。 提訴後に横浜市内で開かれた記者会見で、リュウさんは、団体が「誤った知識を拡散し、LGBTとりわけトランスジェンダーの当事者を攻撃している」と批判したうえで、「ジェンダー差別の問題に関して正しく理解してほしい」と訴えかけた。 ●リュウさん側「違法な名誉毀損はない」 今回訴訟に至ったトラブルの発端は、リュウさんが2022年9月に投稿した次のようなツイート内容だった。 〈悪質トラン
『「Fuck The TERF」というプラカードが差別的ではないのか!』といった指摘、問い合わせを頂いていますのでTransgenderJapanの見解をお話ししておきたいとおもいます。 結論から先に言えば全く問題ありません。これは、特定の個人・団体・集団などへの攻撃ではなく『私たちを執拗に差別・排除しようとする思想』だからです。私たちは私たちを社会から排除しようとする行為に抵抗します。また、私たちを排除しようとする行為に抵抗する権利を有しています。 悲しいですが、世界中でTERFというトランスジェンダーという存在すら認めないフェミニストの方々がその言説を広めようと動いています。件のプラカードはそれらの行為や言説に対する抵抗であり、その抵抗をするなというのは私たちの死を意味します。 トランスジェンダー排除言説は、非当事者にとってはたいした事では無いかもしれません。しかし、とくに若年層のトラ
娘から「警察官もパパのこと女性やと思うんやな」と…結婚10年目で“女性になりたい”と打ち明けたトランスジェンダー当事者(56)が語る、家族へのカミングアウト から続く 【画像】46歳で性別適合手術を受けた今西千尋さん 幼いころから自らの性に違和感を持ちながらも、“男性”として生きてきた今西千尋さん(56)。28歳で結婚し2児の父親となる一方で、「女性になりたい」という気持ちは日に日に強くなり、46歳の春、女性として生きていくことを決意しました。 本来の性を取り戻すまでの道のりや周囲からの偏見と差別、家族の苦悩などこれまでの人生について詳しく話を聞きました。(全2回の2回目/ 最初 から読む) ◆◆◆ 5歳から自分の性別に違和感があった――そもそも千尋さんが、性別に違和感を覚え始めたのはいつ頃だったのでしょうか。 今西 5歳の時です。その頃はLGBTQという言葉がなかったから、違和感の正体が
自分は性同一性障害だと考えて戸籍上の性別を変えたが、やはり適合できず元に戻したくなった――。性別変更をする人が増えるにつれ、こんな悩みを抱える人が出てきた。再変更は現在の法律では想定されておらず、ハードルは高い。専門家からは「何らかの救済策が必要」との声も出ている。 神奈川県茅ケ崎市の40代元男性は2006年、戸籍上の性別を女性に変えた。それをいま、強く後悔している。家裁に再変更の申し立てを繰り返すが、「訴えを認める理由がない」と退けられ続けている。 幼い頃から吃音(きつおん)に悩んでいた。疎外感を抱いていた00年ごろ、性同一性障害の人たちと交流する機会があった。「自分たちの存在を認めないのはおかしい」と訴える姿がとてもポジティブに映った。「自分も同じ(性同一性障害)だ」と考えるようになり、03年にタイで男性器切除の手術を受けた。 04年に一定の条件を満たせば性別変更が認められる特例法が施
よろしい、ならば戦争だ。 夜道に気をつけてね💖 https://t.co/0uoVVq4j1U
A_S(ヤドカリ:釣り餌にしないで下さい) @zzz_as_zzz スレッド:「日本の裏フェミニズム(仮)」 日本には、「表」と「裏」の、二つのフェミニズムがある。 フェミニズムを良く分かっていない男性の私が、そう確信したのは、東大の清水教授が出演した30分の対談を聞いた時でした。 twitter.com/meandyou_inc/s… 2022-09-07 04:15:11 me and you @meandyou_inc 📻#わたしたちのスリープオーバー、最新会は『フェミニズムってなんですか?』の著者、清水晶子さん @akishmz をお迎えして「フェミニズム」をテーマにスリープオーバー。「フェミニズムは楽しい」と語る清水さんから、フェミニズムの四つの波の変遷や歴史を学びました。spinear.com/shows/our-slee… 2022-09-02 21:50:28 A_S(ヤ
1.小宮友根氏はインターセクショナリティに何を見るのか? 現在、小宮友根氏は、千田有紀氏の『社会学評論』掲載の論考について「よくあるトランス差別のやり口」などの言葉を用いて悪印象を広めようとしている。正当な査読を経て世に公表された論文の価値を、批判という体裁をとりながら差別という言葉を機会があるごとに混ぜこむことで、毀損しようとしている。批判に応じて出された証拠についても、その価値を捻じ曲げようとする。 彼のこの姿勢に怒りを感じるとともに、なぜ小宮氏がこのような姿勢をとるのか考えずにはいられない。学者としてひとたび公言したことを変えられない、というのはあるだろう。自分の参加する陣営が勝利するように全力を尽くすということもあるだろう。しかし、私が関心があるのはそれ以前の、なぜ小宮氏がその陣営に学者としての命運をかけることを選んだのか、ということだ。 たしかに小宮氏に限らずジェンダー学者はほと
「『怒りは尊い』ということを もっと知ってほしい」 普通の女が普通の人生を送る地獄を描いた映画『82年生まれ、キム・ジヨン』についてのインタビューを受けたとき、私は「『怒り』って悪だとされているけど、喜怒哀楽のなかで最も生命力に溢れているし、変化につながる、尊い感情なんですよ。(中略)物語を大きく進めて現状を変えていくのは、現実世界でも怒りの感情なんです。すぐに変わることは難しいと思うけど、『怒りは尊い』ということはもっと知ってほしいです」と言った。言いながら「あれっ、我ながらいま私なんかいいこと言ってるじゃ〜ん!」と思ったし、実際インタビューが公開されたときもこの一文には結構な反響があったので私はさらにしめしめとほくそ笑んだ。 ところでだ、じゃあ現状私が生活の中で尊い怒りを発しているかというと全然そんなことがない。思えば子供のころから怒りという感情があまりなかった。なので同級生にいじめら
日本ラグビー協会が元理事の谷口真由美・大阪芸術大客員准教授(47)をけん責処分にしたことが判明した。関係者が19日、明らかにした。内部情報を外部に漏らしたと判断された。谷口氏は取材に「在任中は周りに説明できる機会を与えられなかった」と述べた。 関係者によると、谷口氏は職務上知り得た情報を書籍で不特定多数に公開し、新リーグ「リーグワン」を巡る内部審査の公平性に疑義を生じさせたとしている。協会の規定では元理事も処分できる。 谷口氏はインターネット上のグループ「全日本おばちゃん党」の代表代行を務めたことでも知られる。退任後に出版した著書の中でチームの振り分けを巡り、地域密着など競技以外も重視した書類審査で一部の強豪チームを1部から除外して反発を受け、最終的に発表された審査結果は順位が入れ替わっていた――と主張した。
男女共用トイレに関して日本の知識は誤解だらけ 盗撮懸念論というナンセンスな感情論に対する理性的な答えとは 山内正敏 地球太陽系科学者、スウェーデン国立スペース物理研究所研究員 WEBRONZAで杉田聡氏が4月14日と27日の2度に渡って男女共用トイレに対する「盗撮懸念論」を展開したが、男女共用トイレに対する偏見と認識不足を感じた。そこで本稿では、男女共用トイレを必要とする立場や、北欧在住という立場、介助を必要とする身障者としての著者自身の立場、技術・防犯を考える立場から、杉田氏へ反論を書かせて頂く。 まず、杉田氏の論の前提に大きな誤解がある。それは男女共用トイレの普及が、男女平等論に基づくものであるというものだ。この誤解は、現実に男女共用トイレが普及している北欧の現実(女性の権利が保護される以前から普及)を全く調べていないことから来るもので、あまりにも世界のトイレ事情に対して疎いと言わざる
2019年5月14日、webサイト「TOCANA 知的好奇心の扉トカナ」[i]に、東京大学大学院人文社会研究科の三浦俊彦教授による「『レズビアンたるもの、相手にペニスあっても女だと思ってヤレ』世界で広がる狂ったLGBT議論を東大教授が斬る!」と題された記事が掲載されました(https://tocana.jp/2019/05/post_95219_entry.html)。 同記事の主張は、トランスジェンダーに関する、そして性的同意に関する不正確な理解を多く含んでおり、トランスジェンダーの人々やレズビアン女性に対する差別や偏見を助長するものです。東京大学には、一般社会においてそうであるのと同様、トランスジェンダーやレズビアンの学生も在籍していますが、このような差別や偏見はこの学生達の心身の安全や安定とを脅かしかねません。 東京大学憲章は、その前文において「構成員の多様性が本質的に重要な意味をも
グリ @glicommunity 生理に悩まされ続けている中学生娘が「ソフィで働きたい」と言い出した。 なんで?と聞いたら、 「シンクロフィット神だし、デリケートウェットシートが快適すぎるから、絶対生理に理解ある会社だと思うの」と。 で、初任給調べ始めたら、「なんで男性と女性で給料ちがうの…?」と困惑していた。 2022-07-18 13:00:50 グリ @glicommunity 妊娠出産等、性別を理由とした間接的差別のない会社なんてほとんどないよ。今の日本社会はまだその段階。と教えてあげたら絶望していた。 「男に生まれたかった…」と。 な。 ママもだよ。 「そしたら生理もなかったのに…」 な!!! 2022-07-18 13:00:50
LGBTQ=性的マイノリティを公表している愛媛でただひとりの議員・松山市議の渡邉啓之さん。 今春、初挑戦した市議選では43人中4位の上位当選を果たしました。 当選から約2カ月、渡邉議員の誕生は愛媛県内に様々な「変化」を起こしています。 黒のタイトなワンピースに身を包んだ渡邉啓之さん(49)。 渡邉啓之さん: 「いつも通りスーパーストレートで」 5月、松山市議会議員として初登庁を迎える朝、まず訪れたのは美容室でした。 渡邉啓之さん: 「これをすることで気合入るじゃないですか。これが私のスイッチの入れ方なので」 渡邉さんは生まれた時の性別は男性ですが、心は女性のトランスジェンダー。 愛媛で初めてのLGBTQ当事者の議員です。 渡邉啓之さん: 「ヒールもあんまり高いの履いたらあかんって言われて。めっちゃ高いの履いてきたけど(笑)自分というのを消したくないからこそ声をあげたのに、自分を消すのはなん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く