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  • 壮絶な学問バトルの中で『ブラックホールを見つけた男』 ~学会村八分からノーベル賞への長い道のり:日経ビジネスオンライン

    「前例がないよ!」「突飛すぎるね!」 会社でもどこでも、「斬新なアイデア」ほどなぜか拒絶される。 それで、すごすご引っ込んだら負け。熱い議論でブレイクスルーせよ。と、口で言うのは簡単。人を認めさせるのは骨が折れるし、挫折する人も多いに違いない。 けれど、かつて「巨大な壁」を打ち破ろうとした天才物理学者がいた。 スブラマニアン・チャンドラセカール(1910-1995)。この人物こそ、『ブラックホールを見つけた男』である。のちにノーベル賞につながる大きな発見をしたのだが、当初、彼は天体物理学界から“村八分”の状態だった。 書は、チャンドラセカールら、ブラックホール研究の草創期の科学者たちのドラマを中心に、冷戦時代の軍拡競争がもたらした意外な研究成果や、最新の研究事情まで、天体物理学最大の発見がたどった数奇な歴史を描き出すノンフィクションだ。「星の最終段階」がいかに明らかにされてきたかを辿った

    壮絶な学問バトルの中で『ブラックホールを見つけた男』 ~学会村八分からノーベル賞への長い道のり:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2017/12/17
  • 「核武装中立」を覚悟する韓国:日経ビジネスオンライン

    北朝鮮は2016年5月に36年ぶりとなる朝鮮労働党の党大会を開きます。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の権力確立を誇示するために、党大会の前後に次の核実験を実施するとの観測もあります。もし核武装論者の主張が受け入れられるなら、韓国は近く「核選択権」を宣言する可能性が大きいのです。 「核選択権」は在野の保守運動指導者、趙甲済(チョ・カプチェ)氏と、朝鮮日報の楊相勲(ヤン・サンフン)論説主幹が2015年5月に相次ぎ記事化しました。 2人の主張が極めて似ていることと、掲載がほぼ同時だったことから韓国の保守派の中の「核武装サークル」の存在をうかがわせます(「ついに『核武装』を訴えた韓国の最大手紙」参照)。 米国向けに宣言 「核選択権」が宣言されたとして、いつ発動されるのですか? 鈴置:核武装論者は「米国の核の傘が信頼できなくなった時」と規定しています。例えば「北朝鮮韓国に侵攻・挑発したにも関わ

    「核武装中立」を覚悟する韓国:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/12/24
    最近中国が唐突に日本の保有するプルトニウムを問題化し始めたのは、韓国において核武装論が強まってきた中で、もしも韓国が核武装したとしても、それが日本へドミノ倒し的に波及するのを阻止するためという見立て
  • 「10センチ離してください」の冷酷:日経ビジネスオンライン

    遙から この社会はつくづく不完全だなぁ、ある種類の人たちの目線で仕上げられているなぁ、と最も感じるのが、車椅子の人と街に出た時だ。 高齢者施設で暮らしている知人の男性を歌舞伎にお誘いした。施設のホールでは高齢者たちが風船でバレーボールみたいなゲームをやっている。 知人の高齢男性は「あんなこと、やってられるか…。僕はいつも参加せん」と言ってのける。彼にとっては高齢者=幼稚園児のように扱われることに辟易としているようだ。 「では、私たちは歌舞伎に行きましょう」 「行こう!」という時の知人は輝いた表情だった。 お洒落は不要ですか 出がけに「ハンカチとティッシュを」と施設の職員にお願いしたが、答えは「ありません」。 …そうだった。「お洒落な方ですので、観劇の日にはスーツを着せてあげてください」という私の依頼に、施設は「え? 服はありませんが」という回答だったのを思い出した。 確かに日頃の生活にスー

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    usomegane 2015/11/17
  • 日韓は「べったり」した昔には戻らない:日経ビジネスオンライン

    鈴置 高史 韓国観察者 元日経済新聞記者。1995~96年ハーバード大学日米関係プログラム研究員、2006年イースト・ウエスト・センター(ハワイ)ジェファーソン・プログラム・フェロー。02年度ボーン・上田記念国際記者賞。 この著者の記事を見る

    日韓は「べったり」した昔には戻らない:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/11/05
    『具体的な解決案を自らは示さず日本に提示させておけば、妥結した後に「やはりあれでは韓国人は納得できなかった」と蒸し返すことができる仕組みです』
  • 「南シナ海」が揺らす米韓同盟:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 「南シナ海」でアジアに緊張が走る中、韓国は米国陣営から中国側へとさらに軸足を移した。米韓同盟はどうなるのか。神戸大学大学院の木村幹教授と考える(司会は坂巻正伸・日経ビジネス副編集長)。 洞ヶ峠の韓国 「南シナ海」で米中の緊張が高まりました。 鈴置:中国の軍事基地化は許さない――と、米国は行動に出ました。10月27日、中国が暗礁を埋め立て、滑走路を作っている南シナ海の人工島周辺の12カイリ内に米国は駆逐艦を進入させました。米国は今後もこのパトロールを実施する方針です。 中国は、そこは領海であるとして反発しており、軍事的な衝突が起きる可能性もあります。韓国がいつまで米中間で二股外交を続けられるのか、注目を集めることにもなりました。 日とフィリピンは米国を断固支持する姿勢を明らかにしました。しかし、韓国政府は「米中どっちつかず」の姿勢を見せたに過ぎません。 中央日報の「青瓦台

    「南シナ海」が揺らす米韓同盟:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/10/30
    『中国は南シナ海を、米国とその同盟国を狙う核ミサイル原潜の根城にするつもりです。それにより核の第2撃能力――報復能力を持てるのです。これを持った中国が一気に傲慢になるのは確実です』
  • 男の生きづらさを助長する「五郎丸ラブ」の女:日経ビジネスオンライン

    今回のテーマは、……。男と女の違い、…違う。性とは何か? ううむ、硬い。う~ん、なんだろう? 「“男”でいることの生きづらさ」かな? まっ、そんな感じの、数年前から何回か取り上げている「男性問題」についてです。 念のため、毎度のことながら断っておきますけど、男性問題は、私の男関係のいざこざではありませぬ。「男性差別」と呼ばれることもある、男性への“イメージ”から生じる、いわばジェンダーに関する問題ですので、あしからず。 まずは、こちらの写真をご覧いただきたい。 マッチョなボディーに、端正な顔立ち。どこか育ちの良さを感じさせる、ソフトな笑顔――。 実はこの男性、先週行われたカナダ総選挙に勝利した自由党の党首、ジャスティン・トルドー氏。ルックスのみならず、政治家としての評価も高い、43歳の若き首相だ。 といっても、勝利の喜びから上半身裸でガッツポーズを取ったわけじゃない。トルドー氏が2012年

    男の生きづらさを助長する「五郎丸ラブ」の女:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/10/27
    女性スポーツ選手を「美脚がたまらない!」という視点で大手メディアが取り上げる事はないとしても、実績を残してない美女アスリートを、その競技で実績を残している選手よりもクローズアップすることはよく起きてる
  • VWはなぜ不正に手を染めたのか:日経ビジネスオンライン

    独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル違法ソフト問題の全貌が徐々に明らかになるにつれ、筆者はその類例を見ない悪質さ、そしてその悪に手を染めたのが、ほかならぬVWであることに大きな衝撃を受けている。当コラムの「号外」を書いた2週間前には、正直に言って、この事件がこれほどの悪質なものだとは思わなかった。それだけに、2週間前に「腑に落ちない」と書いた気持ちはますます強くなっている。なぜVWは、これほどの悪に手を染める必要があったのかと。 技術的に競合他社に遅れた企業が、劣勢を挽回するために不正に手を染めるというのなら分かるが、VWは乗用車にディーゼルエンジンを搭載することではパイオニア的な企業の1社である。初代「ゴルフ」に1.5Lという当時のディーゼルエンジンとしてはかなり小排気量のエンジンを搭載した1976年発売の「ゴルフ D」は、遅い、うるさいという当時のディーゼルエンジンに対するイメージ

    VWはなぜ不正に手を染めたのか:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/10/16
    VWのスキャンダルを受けてディーゼル車を作っている他社も株価が下がったのは、他社も不正を疑われたというより、ディーゼル車の有害物質排出量の試験と実走行時の乖離への対応が厳しくなるという予想からかな
  • 朴大統領は中国パレード観閲をどう説明するのか:日経ビジネスオンライン

    6月に予定されていた朴槿恵大統領の訪米がいよいよ10月16日実現します。 高濱:仕切り直しですね。朴大統領は当初、6月14日から5日間の日程で訪米することになっていました。ところが6月、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)が発生し、その対応に追われているとの理由で延期しました。 朴大統領の訪米は13年5月以来、2度目。13年の訪米の時には米議会で演説し、日との「歴史認識」問題を念頭に「歴史に正しい認識を持たねば明日はない」と訴えました。日韓の対立に米国を巻き込むことで対日外交圧力を強め、一定の成果を上げました。 ところが今年6月、米国の雰囲気は一変していました。安倍晋三首相による4月の訪米(米議会演説、日米首脳会談)で、ワシントンは「歴史認識」問題は決着したと判断したからです。「安倍首相が訪米して以後、米国は慰安婦問題にいつまでもこだわる韓国に嫌気がさし始めた」(米国務省OB)のです。 で

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    usomegane 2015/10/15
  • 中国初のノーベル医学・生理学賞が浴びる苦言:日経ビジネスオンライン

    今年もノーベル賞の季節が終わった。今年は医学・生理学賞に大村智氏、物理学賞に梶田隆章氏と二日続けて日人受賞者が出たので、日中が祝賀ムードで沸いた。彼らの業績を一般庶民の私たちがものすごく深く理解しているわけではないのだが、純粋に同じ日人の受賞がうれしい。これは当然の人間心理だと思っている。 なので屠呦呦氏が中華人民共和国民として初の自然科学分野のノーベル賞、ノーベル医学・生理学賞を受賞したことに、中国人はさぞ大喜びをしていると思っていた。確かに最初の第一声は、歓声であった。だが、それに続く報道や世論がどうも微妙だ。純粋に喜び、祝福する声だけでないのである。それどころか、疑惑とか議論とネガティブな報道も多い。これはどうしたわけだろうか。 切望かなった自然科学分野の受賞 屠氏は、ノーベル平和賞の劉暁波、ノーベル文学賞の莫言両氏に続く中華人民共和国3人目の受賞者。中国人民が切望していた自然

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    usomegane 2015/10/15
  • 難民支援の実績を台無しにした安倍首相の「あの」一言:日経ビジネスオンライン

    幼子を連れ一家で命からがら逃げてくる大量の難民。その様子を報じ続けている世界のメディアを通じて発信される日のメッセージとして、当にそれは意図したものであり、かつ、ふさわしいものだったのでしょうか。 実際に何をどう伝えていたのかを細かく見ていくと、受け止め方に大きなギャップを生む表現の存在にたどり着きました。今回はこの問題をいつものように動画を見ながら、考えてみたいと思います。 ネット動画はアイデアの宝庫、それでは今週もいってみましょう。 伝えられるメッセージの内外格差 日時間9月30日朝、NHKがニューヨークから生中継もした安倍首相の記者会見。そこで外国人記者による質問への答えに、大きな注目が集まりました。 国際メディアはこれについて、 「安倍首相:日は難民支援の用意はあるが、受け入れはしない」(ワシントンポスト/AP通信) 「安倍首相、日はシリア難民受け入れより国内問題の解決が

    難民支援の実績を台無しにした安倍首相の「あの」一言:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/10/07
    難民問題を聞かれているのに人口問題について答える。この珍妙なやり取りを国内メディアがスルーしていたのは、単に気づいてなかった可能性もあるが、気づいても波風を立てたくない記者クラブの構造の問題ではないか
  • 日本企業は地球どこでも人手不足 「勘違い雇用」に世界がそっぽ:日経ビジネスオンライン

    このコラムについて 地球全体の人口が70億人を突破し、増加の一途をたどる。一方、少子高齢化で人口減少が続く日では、労働力の争奪戦が続き、活路を海外に見出す企業が少なくない。いかにして労働力を確保するのか。誌記者が世界を飛び回って目の当たりにした光景。それは、人口増加国でも人材の確保に苦戦している姿だった。日系以外の外資系企業だけでなく、地場の企業にすら採り負ける――。なぜ、日企業は優秀な人材を採れないのか。その原因を見つけ出し、従来とは異なる人事戦略で優秀な人材を確保する企業の事例から、海外で採り負けない新戦略のヒントを探る。 記事一覧 白壁 達久(しらかべ・たつひさ) 日経済新聞 記者 2002年関西大学卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から日経ビジネス香港支局長としてアジア全体をカバー。2017年4月から、日経済新聞 編集局証券部記

    日本企業は地球どこでも人手不足 「勘違い雇用」に世界がそっぽ:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/09/15
    なかなかアグレッシブなタイトルだ。
  • どうして「パソコンでのメモ」を繰り返していると脳力が落ちるのか?:日経ビジネスオンライン

    ぱちぱちぱちぱち、ぱん。ぱちぱちぱち、ぱん。 昨今、会議中でも研修中でも、人の話を聞きながらパソコンでメモをとる人が増えています。颯爽としていると受け止める人もいるかもしれませんが、多くの人はそれを見て、いい気分はしないでしょう。 まず、音が結構うるさいです。話をしている人の顔を見ないで画面をじっと見ている様子が気に障ります。 「講義中、パソコンやスマートフォンなどデジタル機器の使用は禁止」と明確に打ち出す研修講師もいるほどです。 私もパソコンでメモをとるべきではないと考えます。どうしてダメなのか。パソコンでメモばかりとっているとどうなっていくのか。 日のバトルはパソコンでメモをとる若手と、手書きでメモをとる部長の対決です。ぜひ最後までお読みください。 ○営業部長:「先日の営業会議に欠席しただろう。そのときに決まったことを説明する」 ●部下:「はい。お願いします」 ○営業部長:「……。来

    どうして「パソコンでのメモ」を繰り返していると脳力が落ちるのか?:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/09/09
    この記事の主張をそのまま受け入れていいのかはわからないが、ローマ字入力かな漢字変換でタイプしながらだと、手書きよりも思考のスムーズさを邪魔するという気はする。
  • “恩知らず”の韓国:日経ビジネスオンライン

    「行かないで」と頼む米国を振り切って、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は北京に行く。韓国の二股外交はこれで大きく中国に傾く。 韓国は「忘恩の徒」だ 鈴置:匿名で外交を論じる韓国のヴァンダービルド氏が、烈火のごとく怒りました。「我が国は米国から忘恩の徒と見なされるぞ」と警告したのです。 親米保守派のサイト、趙甲済(チョ・カプチェ)ドットコムに載せた「自らの評価と他人の評価」(8月22日、韓国語)の全文を以下に翻訳します。 非常事態(北朝鮮の挑発)が勃発したら、韓国人が叫ぶのは……「韓米連合作戦を発動し対処する必要がある」「米空母の投入が至急だ」「韓米同盟をさらに固めるべきだ」 平常に戻ると……「米国にだけ頼ってはいけない」「中国が経済で世界1位になる。中国が重要だ」「日と親しくする米国はひどい目にあわせよう」 韓国人自身の評価は「これを我々は『等距離外交』と呼ぶ」 他人の評価は「二股外交」「恩

    “恩知らず”の韓国:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/08/27
    『日本のリベラルを自認する人の相当数が、独裁国家で膨張主義の中国を一切批判しません』
  • 韓国人の「自嘲」が生んだ「卑日」:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 恐ろしいほどの韓国人の自嘲。それが激しい「卑日」に変容した。 「葉銭」は自嘲の言葉 前回は「崇日」の時代があり、それが「反日」の爆発を抑えていた、という話でした。 鈴置:私のソウル在勤時代、まだ「葉銭」(ヨプチョン)という単語が使われていました。自嘲、卑下の言葉で「旧弊にしがみついて没落した韓国人」というぐらいの意味でした。 もともとは朝鮮朝の銅貨を指す単語だったそうです。それが「日が紙幣を持ち込んだのに、古臭く使いにくい銅貨にしがみついた朝鮮人」という意味に転じ、さらには近代化に失敗した結果、日の植民地に転落した自らを嘲笑う言葉に使われるようになった――と聞きました。 日語にはそれに相当する、自嘲の単語は見当たりません。19世紀末、近代化に乗り遅れたことに韓国人がどれだけ悔しい思いをしているかをよく示す話と思います。そしてこの悔しさが奇妙な“崇日思想”を生んだので

    韓国人の「自嘲」が生んだ「卑日」:日経ビジネスオンライン
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    usomegane 2015/08/07
    『日本の権威を借りて、自分の国を説教する』というタイプの言説は日本にも存在する(欧米では~云々)。だが、「崇日」から「卑日」へと一気に反転する極端さ、多様性のなさは問題かもしれない。
  • 習近平は尖閣諸島を奪うつもりだった:日経ビジネスオンライン

    香港で昨年秋に出版されたゴシップの一つに『習近平内部講話』(広度書局)がある。習近平が党中央内部で行った2009年9月から2014年9月までのいくつかの講話原稿をまとめたもの、という。八・一九講話など、いくつか物らしい裏のとれる原稿が含まれており、とりあえず細切れの時間に、暇つぶしに読むくらいの価値はありそうである。 習近平の新南巡講話とか20世紀に共産党が行った戦争の回顧と反省など、なかなか面白い。その中で、興味を引くのが2012年9月13日付の「第18回党大会前の時局においての個人的見解」と題した、胡錦濤、温家宝および江沢民、李鵬、朱鎔基、喬石ら同志・長老宛てに送った手紙の中にある「対日対米に関する見方」である。 これはちょうど習近平が「謎の失踪」(2012年9月1日~14日)によって、ヒラリー・クリントンら要人との面会をドタキャンして、様々な憶測を呼んだころの日付となっている。多

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    usomegane 2015/07/23
  • アベノミクスは世界史上、類を見ない試み:日経ビジネスオンライン

    の財務官僚の間で今、静かなブームになっているがある。「帳簿の世界史」。南カリフォルニア大学・ジェイコブ・ソール教授の近著で、ルネサンス期のイタリアからリーマン・ショックまで、700年に及ぶ財務会計の歴史をたどった力作だ。 700年の帳簿の歴史に照らして、アベノミクスで異次元緩和を続ける現代日はどう見えるのか。ソール教授に聞いた。 (聞き手は大西康之=編集委員) の冒頭に革命前夜のフランスが出てきます。絶対的な権力を握ったフランスのルイ14世はコルベールという財務総監が複式簿記で書いた帳簿を持ち歩くほど財務に熱心だった。 しかしコルベールの死後、ルイ14世は帳簿への関心を失い、フランスは財政破たんへの道を歩き始める。それがフランス革命につながったと指摘しています。こうした歴史に照らし、世界一の債務を抱えた今の日をどう見ますか。 ソール氏:先進国は巨額の国債を発行しても、何とか財政

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    usomegane 2015/07/06
    『最も透明性の高い国はニュージーランドとオーストラリアです。ほとんどの専門家の間で意見の一致するところでしょう』両国の透明性の高さの要因についてもっと詳しく聞いてほしかった。
  • 現地レポート:国民投票「NO」に歓喜するアテネ:日経ビジネスオンライン

    緊縮財政の受け入れは「OXI(オヒ=ギリシャ語でNO)」――。 7月5日午後10時過ぎ、アテネ市中心街にあるシンタグマ広場。欧州連合(EU)が求める財政緊縮策の受け入れについて賛否を問う国民投票の大勢が判明し、反対派が賛成派を上回ることが確実になったことが報じられると、集まった無数の市民が歓喜した。 50代の女性は「もう緊縮財政はたくさんだ。我々の意思が反映された」と、興奮気味にまくしたてた。別の30代男性は、「ギリシャはギリシャのやり方でこれからもやっていく」と誇らしげに語った。「チプラスにはもう一度EUに交渉にのぞんでほしい」と言う40代女性もいた。 広場に集まった人々は皆、思い思いの言葉で喜びを語っている。雄叫びあげる者もいれば、涙ぐむ姿もある。無邪気に勝利を祝う姿は、今年1月にアレクシス・チプラス氏(現首相)率いる急進左派連合(SYIRIZA)が勝利した総選挙の光景の再現のようだ。

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    usomegane 2015/07/06
    ギリシャの選択は愚かだが、単一通貨(共通通貨)はカスだということは間違いない。某極東の島国がデフォルト状態に陥っても独自の金融政策を行えるというのは大きい。
  • 派遣法改正は「非正規ループ」の突破口:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 労働者派遣法の改正を巡って、国会が大荒れとなっている。乱闘騒ぎで負傷者が出る事態を経て、6月19日に衆議院を賛成多数で通過。議論の場は参議院に移り、国会で成立する見込みだ。だが、現在も民主党を中心とした野党は、なおも「廃案にすべき」と強く訴えている。一部マスコミにも「派遣労働者」のためにならないとして、この改正に批判的な論調がある。 反対派は、法改正によって派遣労働者が「生涯派遣」に陥るリスクが大きいという。今回の法改正では「派遣先企業が同じ業務に派遣労働者を継続して受け入れられる期間は、専門業務などを除いて原則1年から最長3年」というルールを撤廃し、「派遣労働者を3年ごとに変えれば期間に制限なく派遣できる」というものだ。派遣労働者は3年ご

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    usomegane 2015/07/03
  • ついに「核武装」を訴えた韓国の最大手紙:日経ビジネスオンライン

    誰からも止められず、核武装を着々と進める北朝鮮。焦った韓国人が「我々も核を持つ」と言い出した。 次の核実験で宣言 鈴置:韓国の朝鮮日報が「核武装」を訴えました。朝鮮日報は韓国で最大の部数を誇る保守系紙です。日の新聞業界で言えば、読売新聞のポジションと似ています。 書いたのは楊相勲(ヤン・サンフン)論説主幹。政治部長、編集局長を経て論説委員会入りした、韓国保守論壇の流中の流の人です。それもあって、この「核武装論」は見過ごせません。 以下は、その「金正恩も、恐れさせてこそ平和を守る」(5月21日、韓国語)のポイントです。 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は、北朝鮮のミサイルを先制打撃するシステムであるキル・チェーンと、韓国型ミサイル防衛(MD)で十分(北の核に)対応できると言う。だが、それが技術的に可能になるには相当の時間がかかる。 さらに核保有国を相手に、成功するか不確実な先制攻撃をすると

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    usomegane 2015/06/04
    中東には、国土が狭く人口密度が高いイスラエルという核保有国があるらしい/南半分が砂漠だろうと、そこで核実験由来の爆発が観測されたという話は聞かないな
  • 「ソ連封じ込め」の原型を作ったスパイクマン:日経ビジネスオンライン

    連載では、これまで地政学の大物として、マハンとマッキンダーの2人を紹介してきた。ここでいよいよ現在の地政学に大きな影響を与えた、3人目の人物を紹介したい。マハンが「海のマハン」、マッキンダーが「陸のマッキンダー」であるとすれば、3人目は「沿岸部のスパイクマン」である。 社会学者から戦略家へ 今回紹介するスパイクマンは、ただでさえマイナーな地政学の祖であるマッキンダーと比べても、さらにマイナーな人物である。ところが彼が持つ潜在的な影響力は、マハンやマッキンダーよりもはるかに大きいと言えよう。 ニコラス・スパイクマン(Nicholas Spykman:1893~1943)は、オランダの首都アムステルダムに生まれた。後に米国に移民したので、「オランダ系米国人」ということになる。 彼のファミリーネームは、来であれば「スピークマン」と読むのだが、マハンがメイハンであるのと同じように、「スパイクマ

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    usomegane 2015/05/22
    『スパイクマンは(真珠湾攻撃の三週間後の時点で)、パワーと地理だけを見ていくと、イデオロギーに関係なく、米国は日本とドイツと戦略的に組まなければまずいことになると見越していた』