ロジカルシンキングとは、客観的なデータとベストカレントプラクティスを基に、論理的な思考を展開して答えを探す方法であり、仕事をするうえでの定番的な方法である。この方法の長所は必ず答えが出ることだが、誰が考えても同じ答えになるため他者との差別化ができないことが欠点である*1。 このロジカルシンキングを限界を超えるために必要なのが、水平思考である。いわゆる突飛な発想により思いがけない成果を上げる場合には必須になる技術である。例えば、アマゾンの電子書籍Kindleには携帯電話の通信モジュールが内蔵されていて、ユーザはどこででも電子書籍を買うことができます。通信の契約や通信料はユーザからは見えないようになっています。このような新しい製品やサービスを作り出すには水平思考が有効です。 ここで問題になるのは、水平思考はロジカルシンキングに比べて訓練しづらいことです。質の良い突飛な発想を思いつく力を鍛えるに