窪田順生の時事日想:【拡大画像、ほか】 衆議院の総選挙が終わった。フタを開ければ戦後史上最低の投票率だった。 誰に首班指命を入れます、どこと組みますというオッサン同士のしょうもない「三国志」みたいなパワーゲームを連日報じることが、すでに若者たちの激しい拒否反応を招いているということを、各局の政治部記者たちはそろそろ真剣に受け止めなくてはいけない。 こりゃ次の参議院選挙も厳しい投票率だろうなあと思うとともに、そんな報道を見比べていると「あー、また始まるのかあ」とややウンザリした気持ちになる。 自民党政権の話ではない。マスコミ各社の“安倍晋三バッシング”だ。 なんてことを言うと「愛国主義者め」とそれこそこちらがバッシングされそうなので、ハッキリ断っておくが、特に安倍さんのことは好きでも嫌いでもない。 というよりも総理時代は、よく悪い話を書かせていただいた。お母さまともどもお世話になっている某新