重大案件を安請け合いする。軽々しく「覚悟」を語る。そのくせ約束が守れなくても反省はしない。というより、間違ったことをしたとさえ思わない。どうしてこんな人が、一国のトップになってしまったのだろう。元経企庁長官の田中氏と時事通信解説委員長・田﨑氏が政治の深層を読む。 田崎 政権発足(昨年9月16日)から半年が経ちました。予算案が衆院を通過して、本来なら政権も一息つくところですが、支持率は下げ止まらず、沖縄の米軍普天間基地移設問題は政権の命取りになりかねない事態になってきました。 田中 この先、いい材料は見当たりませんね。参院選が近づくにつれて、むしろ世論はいっそう厳しくなると思いますよ。低落傾向に拍車がかかるんじゃないでしょうか。 田崎 去年の夏、自民党を懲らしめてやろうという国民の雰囲気が、民主党に300議席以上もの圧倒的勝利をもたらしたわけですよね。それが今や、民主党を懲らしめてやろうとい
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