ブックマーク / tikani-nemuru-m.hatenadiary.org (19)

  • 「男は獣」という仮定法 - 地下生活者の手遊び

    皆様、こんにちわ。地下です。 今日は英文法の【仮定法】のお勉強をいたしましょう。 例文1) If I were a bird, I could fly. 訳例1)「私が鳥ならば、飛べるのに」 仮定法とは、【事実と反すること】を述べるためのものです。内容の非現実性をあらわすために時制を操作する一種のレトリックであり、必ずしもIFの文ではありません。 ここでは、【事実と反する前提】から【事実と異なる結論】が導かれていますね。ここで実際に言われている内容を仮定法を使わずに、つまり事実に即して書くと 例文2)Because I am not a bird, I cannot fly. 訳例2)「私は鳥でないので、飛べない」 となります。 よいこのために注意しておきますと、例文1では、「私は鳥だ」といっているわけでもないし、「私は飛べる」といっているわけでもありません。繰り返しますが、これは事実に

    「男は獣」という仮定法 - 地下生活者の手遊び
    uumin3
    uumin3 2009/12/04
    「男は獣だ」というのは単なるメタファー(隠喩)
  • 差別は正当かつ合理的である(追記アリ - 地下生活者の手遊び

    どうやら、回り道が近道っぽいので、腰を据えて回り道をすることにしますにゃ*1。 言論・表現への法規制に抗するために - 地下生活者の手遊びで例示した ♀が結婚するときに限り退職金を優遇する措置は労働基準法4条の性差別禁止にひっかかる。 この措置って、具体的な差別ではにゃーよな。 というところから差別問題を考えてみますにゃ。 これについてはコメント欄ですでに田中氏が指摘しているにゃ。 男性および結婚しない女性および既婚女性に対する差別、という立論でいいでしょう。 それはそうなんだろうけど、視点を法の枠外にもってくるとちょっと違ったことになるんだにゃ。 結婚らくらくおまかせパック 2009-05-25 まずこのエントリを読んでいただきたい。引用する。 ここでびっくりしたのが「この時期専務は大忙し…」というナレーションとともに始まった映像でして、その独立を目指す五人の写真と履歴書を見ながら、専務

    差別は正当かつ合理的である(追記アリ - 地下生活者の手遊び
    uumin3
    uumin3 2009/06/03
    まあそれが「合理的」だったら永続するはずなので、どこかで条件が変わったということなのでしょう。時代やら意識やらを考慮しないと推量としても突っ込まれるかも。
  • 臓器売買が認められない理由。そして代案 - 地下生活者の手遊び

    先日のエントリにいくつかトラバをいただきましたにゃ。その中でも臓器売買をお題にしたNATROMのエントリに応答しつつ、もうちょっと突っ込んで考えてみますにゃー*1。 中国の死刑と臓器売買 日の刑罰は重いか軽いか (集英社新書) 作者: 王雲海出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/04/17メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見るこの*2のP54〜P56をざっと要約すると 今の中国の法律によれば、死刑囚は生前に臓器の提供に同意した場合や、家族や親族が同意した場合は、執行された後に遺体から臓器を摘出して移植できる。その際、臓器の売買は否定されていない。法律家もそのことに賛成しているのが一般的。 その理由として 1)死後の自分の身体に対して死刑囚には自己決定権があり、臓器提供を通して金銭を得て、それを家族への最後の貢献または被害者への賠償としたければ、

    臓器売買が認められない理由。そして代案 - 地下生活者の手遊び
  • 疑似科学批判者がしてはならないこと - 地下生活者の手遊び

    前回のエントリの続き。 疑似科学批判に対して文句をつけるにあたり、僕はドーキンスを念頭においていますにゃ。自然科学という知的体系を高く評価するがゆえに、「神は妄想である」のドーキンスが「自然科学を宗教のようなイデオロギーにしてしまっている」点、つまり確かにある種の疑似科学批判において、宗教と科学の区別がつかにゃーようなことになっているという理路を以下に示してみたいと考えますにゃ。 参考として ドーキンスの「神は妄想である」への直接的な批判エントリをリンクしておきますにゃ 「神は妄想である」書評(1 - 地下生活者の手遊び 「神は妄想である」書評(2 - 地下生活者の手遊び 「神は妄想である」書評(3 - 地下生活者の手遊び 自然科学は公的原理 政治という社会行為においては、司法・立法・行政のいずれにおいても自然科学の知見をシカトすることは許されにゃー。 例えば、いつどこで大規模な地震がある

    疑似科学批判者がしてはならないこと - 地下生活者の手遊び
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    uumin3 2008/11/26
    科学
  • 天にまします我らの結果平等よ、あるいは地を這うAとB(追記アリ - 地下生活者の手遊び

    「選択の自由」が排除する人々 - 過ぎ去ろうとしない過去のコメント欄 および 究極の不平等という平等の可能性 - よそ行きの妄想のコメント欄にカキコしましたにゃ。 で hokusyuはルールから零れ落ちるもの、あるいは配慮 - 過ぎ去ろうとしない過去というエントリもあげていますにゃ。 そのあたりをいろいろと 「選択の自由」は欺瞞なんです。 中略 ちなみにぼくは機会平等だけじゃぜんぜんだめで、結果平等じゃなきゃいけないと思ってます。左翼なので。 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080302/p1 機会の平等は、機会が完全に均等に保障されるルールが成立した時点で「終わり」です。まあ、機会の均等を維持していく努力は必要かもしれませんが、基的にはルール成立の時点で敵対関係は解消され、全員が等しいルールのもとで「競争」していくことになります。 中略 たとえば、機会均

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    uumin3 2008/11/04
    こちらが正しい議論に思える。
  • 世界は中二病パンデミック - 地下生活者の手遊び

    中二病に集団感染 もんのすごくアタリマエのことにゃんが 僕にとっては僕という存在は唯一無二の特別なものですにゃ。これは誰にとっても同じことで、自分という存在は誰にとっても特別なものですよにゃ。 で、僕にとっては僕が生まれた日という国は特別なものですにゃ。また、僕が生まれた20世紀後半と僕がこれから生きていく21世紀は特別な時代ですにゃ。このあたりの事情も、いまこの駄文を読んでいる方々とも共有している確率の高いことですよにゃ。 で この【特別さ】のキモというのは、あくまで【僕にとって】というところにあるわけですよにゃ。【僕にとって】僕という存在は特別であり、だからこそ【僕にとって】僕の生まれた国とか民族とか時代も特別だというのは何の問題もにゃーと思われますにゃー。 ところが、この【僕にとって】というところが抜けてしまうお歴々が結構いるわけですにゃ。脳の回線がショートしちゃって、 【僕にとっ

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    uumin3 2008/08/11
  • ノンステロイド詐欺でアトピービジネス跳梁跋扈 - 地下生活者の手遊び

    ノーアト事件 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20080730034.htmlからイントロ部分を引用 「ステロイド不使用」をうたい通信販売されていた化粧品から、医薬品並みの濃度のステロイドが検出されていたことが今月、明らかになった。東京都は「薬事法違反で、健康被害が出る恐れがある」として、商品の回収と販売中止を指示した。化粧品は全成分表示が義務づけられているとはいえ、正しく表示されているかどうかの確認は業者側に任されている。消費者が購入前に実際の成分について知るすべは事実上なく、被害をどう防ぐかが課題となっている。(平沢裕子) ここで回収騒ぎとなった化粧品の製品名は「NOATO(ノーアト)」。製品名からしてアトピー患者をい物にしようとしたものだということは明白ですにゃ。 「アトピービジネス撲滅プロジェクト」を推進しているhtt

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    uumin3 2008/08/01
  • 神ならばわれを殺せ。死の練習と自由について - 地下生活者の手遊び

    「哲学は死の練習である」とソクラテスは喝破していますにゃ。不断の思索と行動によりニンゲンは自らの魂を鍛えることができること、そして自らの死によって大いなる自由を手に入れることができるという逆説を説いているのでしょうにゃ。 ソクラテスのいう「死の練習」と自由について、その最良の例と確信する事例を今昔物語集から拾ってみますにゃ。7月8日に公務の執行を妨害する自由は たいせつだよ やねごんの日記に難癖をつけて以来、自由について考えてきたけれども、「殺す自由」というものがあるのならばどういうものなのかを考えたくもありましたにゃ。 今昔物語集 巻第二十六 に 「美作の国の神、猟師の謀に依りて生贄を止むる語」という物語がありますにゃ。「しっぺい太郎」などの民話のもとになった話と思われますにゃー。この物語の全文と現代語訳については以下のブログを参照のこと。 ここでの現代語訳は僕がテキトーにやりますにゃ。

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    uumin3 2008/07/28
  • 意志に自由があるという信仰 - 地下生活者の手遊び

    みたび自由についてなる再反論をいただきましたにゃ。しかし、反論の呈をなしてにゃーのだが。 まず「意思*1の自由」についてにゃんが、脳内でどう考えようがそりゃ確かに自由ですね、という論点については前エントリ追記ですでに触れているんだけどにゃ。 脳内お花畑の自由はあるよにゃ。想像の中でなら快楽殺人も民族浄化もやり放題。 公務の執行を妨害する自由を語っていたエントリにつっこまれて、脳内お花畑の自由にまで後退せざるをえなかったのに、まだ誤読とかレイヤーが違うとか言えてしまう面の皮の厚さにまず乾杯。 さらに、脳内お花畑の自由をして、根源的な自由などという庇い方がなされる強靭な心臓にさらに乾杯。 他者の根源性 僕は最初からlever_buildingのいう自由には他者が不在であるといってきましたにゃ。強者の論理であるともいってきましたにゃ。何度でも確認する必要があるのだけれど、lever_buildi

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    uumin3 2008/07/14
  • 数学の定期試験で別解がバツにされるようになった理由 - 地下生活者の手遊び

    昨日のエントリを別の角度から 飲み仲間のひとりに、数学の個人塾をやっている高校の先輩がいますにゃ。この間、ひさしぶりにこの先輩と飲んだおりに、ちょっとびっくりする話を聞きましたにゃ。 「高校の数学の試験で、授業で教えていない解答をすると×にするようになった」 「はあ!? 別解はご法度ということですかにゃ?」 「そうだ。中学ではあったんだけど、高校でもそうなった」 「高校って、もしかしてA高(僕らの母校で、いわゆる進学校)でそうなんですかにゃ!!??」 「そうなんだよ。まあ受験生になれば何でもアリになるようだが、1〜2年の定期テストでは別解が認められなくなった」 「工工工工工工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェェェェェェ(゚Д゚;│」 「俺だって信じられねえよ」 「数学って自由なものではなかったのですかにゃ?」 「俺だってそう思いてえよ」 「別解って誉められるものではなかったのですかにゃ

    数学の定期試験で別解がバツにされるようになった理由 - 地下生活者の手遊び
  • 切っても切れぬ生殖と愚行の関係(追記あり) - 地下生活者の手遊び

    「ノーベル賞受賞者の精子バンク---天才の遺伝子は天才を生んだか---」(原題 The Genius Factory)を読みましたにゃ。書評というより、感想と連想にゃんね。 ノーベル賞受賞者の精子バンク―天才の遺伝子は天才を生んだか (ハヤカワ文庫NF) 作者: デイヴィッドプロッツ,David Plotz,酒井泰介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/11/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (8件) を見る著者のプロッツはインターネットマガジン「スレート」の副編集長ですにゃ。重い話題を軽妙なルポルタージュにしてしまうのはメリケンのジャーナリズムの長所ではにゃーかと思う。いやホント、この生臭くてある意味気持ちワリイ話をよくこういうふうに陽性にカラっとまとめられるものだと感心しますにゃ。 このルポに出てくる主な登場人物は、 筆者 精子バンク設

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    uumin3 2008/06/28
    考えるタネ
  • 科学は歩む、オカルトへと続く全体論の道を - 地下生活者の手遊び

    昨日のエントリで紹介した人間開発指数、人間貧困指数がありますにゃ。UNDP(国連開発計画)の使っている指標について、僕が検索したなかではもっともわかりやすい記述がなされていると判断したので紹介しましたにゃ。論理的に書けているし、目のつけ所も悪くにゃーと思いますにゃ。 ところで、リンクした頁からトップページに跳んでみましょうにゃ。 「そこで我々は信じられないものを目撃したのである」(川口浩探検隊風に) 「ああッ! きくちゆみ先生だ!!」 「これはッ!!! Loose Changeぢゃないかあッッ!!! 【このドキュメンタリィー(ママ)は世界を変える】だとおッ!」 「にゃんじゃこりゃああああ」(松田優作風に) 9.11陰謀論に感染してやがりますにゃーorz そういえば、先日のエントリで紹介した新潮社の「進化論の現在」シリーズのひとつ、メイナード=スミス「生物は体のかたちを自分で決める(原題:S

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  • 剥奪の結果としての子殺し - 地下生活者の手遊び

    ジュー&マリーの「戦後日の殺人の動向」におけるもうひとつの論点は、日においては実の母親による嬰児殺しが多く行われていることでしたにゃ。 では、以下にサマリーを ハミルトンの血縁淘汰の理論によれば*1、同祖遺伝子を共有する血縁者間には協力行動が生じやすく、攻撃的にはなりにくいはずである。事実、世界的に見て、殺人のほとんどは非血縁者どうしのものであり、遺伝子を共有しあうものが殺し合うことは少ない。 ところが、日では、殺人者と被害者の間の平均血縁度(血縁度rとはある遺伝子に注目した場合にその遺伝子を二個体が共有している確率と言うことができる。倍数体の生物(ヒトなど)の親子では、ある遺伝子が親子間で共有されている可能性は50%である。これを0.5と表す。兄妹間も同じ0.5、祖父母や叔父叔母に対しては0.25、いとこ同士は0.125となる。一卵性双生児の兄妹は1である。また自分自身も1と見なす

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  • にせの思考 - 地下生活者の手遊び

    さらに、「自由からの逃走」からネタを仕入れますにゃ。 疑似科学というものを考えるうえで示唆的な視点を紹介いたしますにゃ。 いま、ある島にいると仮定しよう。そこには、漁師や都会から避暑にきたひとたちがいる。天気がどうなるか知ろうと思って、一人の漁師と二人の都会人に尋ねてみる。かれらはみな、ラジオの天気予報をすでに聞いている。 漁師は、われわれが尋ねるまではまだその意見をきめていなかったとすれば、天気についての長年の経験と交渉をとをもとにして、考えはじめるであろう。かれは風向きや温度や湿気などが、天気予報のためにどんな意味をもっているかを知っている。そこでさまざまの要因をそれぞれの意味にしたがってはかり、はっきりとした判断に到達するであろう。 かれはおそらくラジオの天気予報を思い出し、それを引きあいに出すであろう。しかしそれにしても、まず自分自身の意見が先にあり、それにラジオの天気予報が一致す

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    uumin3 2008/06/11
  • mojimojiが答えられなかったこと - 地下生活者の手遊び

    追記 9:30ごろ mojimojiのエントリへの言及リンクはりわすれてましたにゃ。トラバが通らにゃーわけだ(ぽりぽり 問題としているエントリは「愚行権」と「他者危害原則」による啓蒙の暴力 - モジモジ君のブログ。みたいな。 追記ここまで 自己欺瞞の海で溺れる愚昧なmojimojiを「説得」することは僕には無理みたい。その意味で敗北を宣言させていただきますにゃ。いやーmojimojiクン、チミは僕が思っていたよりも大物だったにゃ。僕はとてもかなわにゃーよ、うん。 ただ、この一連の不毛なやりとりで最も重大だと僕が考え、ロムのみにゃさまにもどうしても考慮しておいていただきたい一点を指摘させていただきますにゃ。まあ、わかるヒトはわかっているだろうけど。 これは欺瞞を常とする者を相手にするときによくやっている方法なんですけどにゃ。前々回のエントリではどうしても答えて欲しい質問に番号を振りましたにゃ

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    uumin3 2008/06/06
  • 安全装置としての愚行権 - 地下生活者の手遊び

    mojimojiから再反論をいただいたにゃ。すでに寝言の域に達しているようですにゃ。 どうも行き違い感が結構あるので、これ以上続けるのなら、すまにゃーけどこちらからの問い掛けにちゃんと答えてほしいにゃ。答えて欲しい問い掛けには番号をふっておくから。ああ、もちろん、mojimojiからの問い掛けて僕が答えてにゃーと思われるものがあったらそう言ってね。問われたことから逃げるつもりはカケラもにゃーので。お互いにそのほうが話が早いと思うのですにゃ。 僕が主張してきたことの中に、愚行権を侵害するようなことは含まれておりません。 誰かが、mojimojiは愚行権を侵害しているといったんか?(1) ここでの「愚行」は、人間の可能性の条件として捉えられているのであって、「バカでいる権利」みたいな話とは全然違います へえ? 愚行権は私的領域でのみ成り立つ、と僕が書いたことは覚えているかにゃ? 引用されたミロ

    安全装置としての愚行権 - 地下生活者の手遊び
  • 呪術、宗教、資本主義:トリアージをめぐって - 地下生活者の手遊び

    メモ的に酔っ払いの思いつきを なぜトリアージの話に「ひっかかる」ヒトが多いのかについて。 トリアージというのは、「パイの大きさ」が一定であることを前提とした生き死にに直接かかわる医療資源の奪い合いを、少しでも多くのニンゲンが納得できるようなルールで運営しようという話ですよにゃ。 資源が増えていく、という資主義の論理は、人類史上せいぜいここ200年の話ですにゃ。それまでは、基的にはずーっと「パイが増えない」ということがジンルイの前提だったのではにゃーのだろうか? 呪術思考・神話思考においては、むしろ「パイが増えない」のが前提ですよにゃ。「パイが増えない」ことを前提として社会も成りたっている。神話・呪術というのはゼロサムゲームを前提としていることが多いにゃ(特にマナとか)。 例えば、神話における創造というのは、世界が今の姿でつくられたいきさつを説明するものですにゃ。そして、世界が発展し拡大

    呪術、宗教、資本主義:トリアージをめぐって - 地下生活者の手遊び
    uumin3
    uumin3 2008/06/03
    うーみゅ。でも面白い視点
  • 問題は疑似科学ですらない - 地下生活者の手遊び

    ずれた論点と悪意ある混同(追記あり) - 地下生活者の手遊びに疑似科学を憎んでバカを憎まず - モジモジ君のブログ。みたいな。という反論エントリをいただきましたにゃ*1。 件のエントリのコメント欄で、mojimoji氏はスルーの様子、とか書いてごめんなさい。早計でした。>mojimoji それはそれとして、再反論。 ニセ科学は他者危害を伴うことが多い(特に代替医療)ので、他者危害の排除は正しい と先のエントリで書いたんだけど、ここがmojimojiに理解されてにゃーのではにゃーだろうか。僕が(多分NATROMも)直接的に問題にしているのは、疑似科学でも代替医療でもなく、医療ネグレクトという他者危害だにゃ。 疑似科学批判なんてものは趣味の問題で、それ自体にはまるで正当性なんてものはにゃーと前エントリでもしつこくいっているはずですにゃ。疑似科学批判に正当性があるとしたら、それは他者危害の排除に

    問題は疑似科学ですらない - 地下生活者の手遊び
  • ずれた論点と悪意ある混同(追記あり) - 地下生活者の手遊び

    十字軍はバカに勝てるか - モジモジ君のブログ。みたいな。というエントリに問題がいくつかあると考えるので、簡単にまとめてみますにゃ。ブクマコメントもいれたけど、簡単ではあってもある程度まとまった文章で反論しておきたい。 ニセ科学批判の正当性というのは、 科学ではないのに科学を僭称されたのだから、科学側からの反撃は正しい ニセ科学は他者危害を伴うことが多い(特に代替医療)ので、他者危害の排除は正しい この2点の正しさではにゃーかと考えますにゃ。 リンク先では2008-05-16が例として挙げられているけれど、NATROMが問題としているのはネグレクトという虐待行為であって、母親の馬鹿さ加減ではにゃー。ところが、具体的な虐待行為を扱ったエントリが、ニセ科学信者の馬鹿さ加減の問題にすりかわってしまっているのではにゃーのか? ある言動が馬鹿か馬鹿でにゃーかは、最終的には趣味の問題だにゃ。自由民主主

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