個展準備段階でのインタビュー時に広げられた、巨匠たちによるポスターデザインを再解釈した八木の新作の色校正(個展会場で飾られているものとは、サイズも細部の色味も異なる)。一番上にあるのは、長友啓典が1967年に日本宣伝美術会(日宣美)で受賞した、著名な「ジャンセン」のポスターへの再解釈。八木による新作のポスターはすべて3DCGが用いられている 引っ越したばかりだという自宅で、アートディレクター/グラフィックデザイナーの八木幣二郎に話を聞いたのは、ちょうど現在開催中の個展「NOHIN:The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」の準備に明け暮れている、その日々の最中だった。7月10日(水)まで、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で催されている同展は、若手としてはggg史上異例のことであると同時に、その副題が示しているよ
![いつかいなくなるというデザイナーと、その「力」について:3DCGデザインの俊英・八木幣二郎の試み](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95715aad5403549fc83d6ed38a4bb3122b36f38e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsubstackcdn.com%2Fimage%2Ffetch%2Fw_1200%2Ch_600%2Cc_fill%2Cf_jpg%2Cq_auto%3Agood%2Cfl_progressive%3Asteep%2Cg_auto%2Fhttps%253A%252F%252Fsubstack-post-media.s3.amazonaws.com%252Fpublic%252Fimages%252Fbf48f246-3dba-4599-9e03-fd547b601b3d_5247x3498.jpeg)