イエメンの病院で乳がん検査を受ける順番を待つ女性とその夫たち(2019年3月11日撮影、資料写真)。(c)AHMAD AL-BASHA / AFP 【3月14日 AFP】乳がんを克服した人には、腫瘍の再発リスクが長く付きまとう。再発は、最初の診断から20年たっても起こり得るという。だが、中でも再発の危険性が高い人々を特定して治療する助けになる可能性がある最新の研究結果が発表された。 【編集部おすすめ】乳がん検査啓発のメッセンジャーはピンク色の観音様 鎌倉 医師らは従来、患者の再発リスクを判断するにあたって、診断時の腫瘍の大きさや悪性度、リンパ節転移や患者の年齢などの因子に頼ってきた。だが、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された研究論文によると、乳がんが再発する割合や、なぜ再発が起きるかについては依然として「未知の点が多い」という。 こうした状況を変えることを目指して、研究チームは1