ブックマーク / syukan-anko.hatenablog.jp (13)

  • 驚きの和菓子😍人形町路地裏の名店 - 週刊あんこ

    驚き、と表現するほかない路地裏のいぶし銀和菓子屋さんの暖簾をくぐった。 百の言葉よりも、まずは季節の上生菓子たちをご覧いただきたい。 前職の活字メディアにいたときから、人形町は大好きな街で、夜も昼も居酒屋、料理屋、洋屋、喫茶店、和菓子屋・・・と随分ブラ歩きした。 このブログを書くようになってからは和菓子屋中心に変化したが、人形町の主な店は大体べつくした、と思っていたが、大間違いだった。 思い込みに付ける薬はない。 「御菓子司 東海」を見落としていたとは。 このあたりは何度も通ったはずなのに。 路地裏に昭和のセピア色の小さな店構え。 どこか京都の渋い和菓子屋さんのような。 タイムスリップ感。 隅々まで磨かれた、神経の行き届いた小世界。 肩に力が入りすぎだ。ここはゆっくり行きたい。 ★ゲットしたキラ星 水羊羹 250円 きみしぐれ 250円 うぐいす 250円 羽二重もち250円 ※すべて

    驚きの和菓子😍人形町路地裏の名店 - 週刊あんこ
  • キュートな絶品草饅頭🤩飛騨高山の虎屋 - 週刊あんこ

    飛騨の小京都・高山市で意外な「虎屋」に出会った。 和菓子界に君臨する、あの京都⇒赤坂の「とらや(虎屋)」とは別の系譜の「虎屋老舗」。 「とらや」の大看板と「創業天保元年」の紺地の暖簾。200年近い歴史に驚かされる。 木造のいい店構え。 飛騨高山の歴史を考えると、驚くことではないかもしれない。 「べログ」などの評価はそう高くない。 ゆえに当たりの予感。いい店は隠れている。 店内に足を踏み入れると、小ぶりの菓子類や饅頭などが木枠のガラスケースの中で渋く輝いている。 あんこの神様がほほ笑んでいる? 全部べたーいよ(笑)。 ★今回ゲットしたキラ星 草饅頭      120円 蓬(よもぎ)大福 150円 栗大福      150円 塩大福      150円 豆大福(とら豆) 150円 金つば      150円 ※すべて税込みです。 【センターは?】 草饅頭:濃いよもぎ生地と中のつぶ餡の究極

    キュートな絶品草饅頭🤩飛騨高山の虎屋 - 週刊あんこ
  • 薪で餡づくり😎4代目が守る和菓子 - 週刊あんこ

    江戸時代中期から上質な「白味醂(しろみりん)」の産地として江戸・大坂・京都にまで名をはせた千葉・流山で、すごい和菓子屋さんに出会った。 タイムスリップしたような、木造の建物。 旧流山街道沿い、すぐ裏手(西側)には江戸川が流れ、この地がかつては水運の町としてにぎわった町だとわかる。 今は往年のにぎわいはない。 幕末、新選組隊長・近藤勇が陣を敷いた場所でもある。 知る人ぞ知る「清水屋店」。明治35年(1902年)創業。その屋号とセピア色の店構え、それに春風にはためく幟(のぼり)が、今もこの店が現役であることを知らせている。 「いい店、見っけ!」の気分。 少し気圧されたが、ピコピコハートのまま店内に入ると、驚きはさらに広がった。 年季の入った木枠のガラス棚に並べられた生菓子と半生菓子、それに焼き菓子類など。 古くからの菓子型がさり気なく置かれていて、どこか古都の老舗を思わせる、いぶし銀のオー

    薪で餡づくり😎4代目が守る和菓子 - 週刊あんこ
  • 長命寺桜もち⇒立石「朝生菓子」トリオ - 週刊あんこ

    桜のシーズン。あんこワールドでは「桜」の季節ということになる。 なので、今回は久しぶりに桜の元祖、東京・向島「山や」の長命寺桜もちを味わいながら、大好きな「せんべろ」地区(立石)に足を延ばし、地元で愛される「和菓子 ひらた」の桜・草・豆大福をゲットし、べ比べをしてみた。 歴史的には「山や」が創業300年超(享保2年=1717年)、「ひらた」は創業90年超(昭和5年頃=1930年頃)。11代目と4代目。 「山や」は桜もちひと筋。「ひらた」は桜(季節限定)だけでなく、豆大福や草、どら焼きなど下町の和菓子屋さんらしいラインナップ。 なので、朝生の菓子トリオとさせていただいた。 どっちが上とか下とかはないので、どうぞ誤解なく。 ★ゲットしたキラ星 ①山や 長命寺桜もち「召し上がり」 煎茶付き 500円 ②ひらた さくら(季節限定) 160円 新草(季節限定)160円 豆

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  • 限定品「五色のおはぎ」😎旅する和菓子 - 週刊あんこ

    時間が出来たので、新宿高島屋B1で開催中のイベント「旅する和菓子」(全国から8店舗参加)をのぞいてみた(2月19日で終了)。 最前線のあんこワールドをこの目と舌で味わってみたい。 伝統と革新、あんこからANKOへ? 好奇心がむくむく、どんなものかいな。 混雑を避けて、平日の午前中に到着。 今回ご紹介したいのは、まずは滋賀・高島市「とも栄菓舗」。「ベイクドようかん湖々菓楽」など新しい発想の創作和菓子を生み出していることで注目を浴びている和菓子屋さん。 見渡す限りキラ星ぞろい。だが、私のあんこハートがときめいたのは「五色のおはぎ」だった。 曲げわっぱに収まった小ぶりのカラフルな創作おはぎ。私が外国人なら「Kawaii !」と叫びたくなるね、きっと。 五色の創作あんこの中身がびっくりもの。 「旅する和菓子 限定」と表記されていて、「コロナで出せなかったので、ここで初めて出しました」とスタッフ。ス

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  • 仰天おしるこ三杯😅前橋の甘味処 - 週刊あんこ

    ローカルの甘味処にはセピア色の夢がある。 と表現したくなる年季の入った甘味処を見つけた。 住宅街にポツンと一軒家、に近い感覚。 渋好みの私のあんこセンサーが「暖簾をくぐれ」とささやいた。 前橋市郊外にひっそりと(?)とたたずむ「甘味 十紋字」(じゅうもんじ)の看板と屋号。 十文字? 薩摩と関係がある? ★味わったメニュー 田舎しるこ 700円 御膳しるこ 700円 白玉ぜんざい 600円 ※すべて税込みです。 【センターは?】 田舎しるこのあまりに素朴なあんあん世界 同行した編集部のあん子くんが「編集長、いくらあんこ好きといっても、今回はべすぎでしたね」と引き気味の展開となった。 まずは「田舎しるこ」と「御膳しるこ」をべ比べしようと二つ同時に注文した。 あん子くんは体調不良でコーヒーだけにした。 昭和な、格的な、磨き抜かれた木のテーブルと小上がり。 シンプルなゴージャス、という世界も

    仰天おしるこ三杯😅前橋の甘味処 - 週刊あんこ
  • ワールドクラスか😎茨城の超絶もなか - 週刊あんこ

    茨城・下市(しもつまし)。 深田恭子(ファンです)の出世作「下物語」(2004年公開)の舞台にもなった田舎町だが、室町から戦国時代は多賀谷城が威光を放った歴史のある町でもある。 今では往時の面影はほとんどない。 こういう町にはいい和菓子屋が隠れている。 目論見は当たった。 ここで出会った、メチャすごい最中(もなか)を取り上げたい。 私的な表現では「最中界の深田恭子」(ハズしたかな?)。 知る人ぞ知る「手づくり和菓子 翁屋」(おきなや)。 創業が驚くなかれ明和8年(1771年)。 私がこれまでべた最中の中でもワンランク上を行く、「ワールドクラス」のおいしさ、だと思う。 ★ゲットしたキラ星 翁屋最中「きぬの夕月」 230円 栗饅頭 240円 六花の精 240円 薄皮饅頭 160円 味噌饅頭 160円 ※すべて税込み価格です 【センターは?】 吹き上がる丹波産大納言あずきに驚く 満月とスス

    ワールドクラスか😎茨城の超絶もなか - 週刊あんこ
  • 猛暑の甘雨😎創作生菓子「清流」 - 週刊あんこ

    今回のあんこ旅は北関東の隠れた和菓子エリア、群馬・沼田市です。 北にみなかみ、北東には尾瀬沼が控え、かつては歴史の舞台にもなった小さな城下町。 私のあんこセンサーが「絶対に行くべきだよ」と指し示した場所。 ここで出会ったのが「御菓子司 かねもと」。 中心街の路地裏を歩いていてたまたま出会った店で、老舗だが、モダンな店構え。 こういう出会いはとくにうれしい。 明るくて清潔な店内には季節の上生菓子や洋菓子もきれいに並べられていた。 中でも、これはこれは、と私の視線を釘付けにしたのが、鹿の子をアレンジした創作生菓子、その名も「清流」(せいりゅう)でした。 猛暑が一瞬だけどこかへと消えてしまいそうな、凝った涼やかな小世界。きらり感。 お・い・で。 まずは目が泳いだ。 甘雨の清流? ★今回ゲットしたキラ星 清流 280円×2個 小倉かのこ 180円 京かのこ 180円 ※すべて税込み価格です。 【セ

    猛暑の甘雨😎創作生菓子「清流」 - 週刊あんこ
  • 超絶いぶし銀😎一炉庵「汐(しお)羊羹」 - 週刊あんこ

    炎天下、東京都立美術館で「マティス展」を堪能した後、いい余韻のまま「御菓子司 一炉庵」(いちろあん)まで足を延ばした。背中が妙にこそばゆい。 約4年半ぶりの訪問。小さな店構え。 日の和菓子界の中でも有数のプロフェッショナルな老舗で、四季折々(二十四節気)のクールな上生菓子は節気ごとに十数種ずつつくっていて、今もなお対面販売にこだわるなど、ディープなファンも多い。 和菓子界のマティスかも? だが、上生菓子は日持ちがしない。目の散歩だけを楽しみながら、ふと見ると、アートな包みの羊羹類(小サイズ8種類ほど)が目に入った。 背筋のピンとした女性スタッフ(4代目女将さん?)に尋ねると「こちらは賞味期限は一か月ほど」とか。応対がとてもいい。 全部べたいところだが、悲しいかなそうもいかない。 で、一炉庵オリジナルの珍しい羊羹「汐羊羹(しおようかん)」と「和胡桃羊羹(わくるみようかん)」を一棹ずつ買う

    超絶いぶし銀😎一炉庵「汐(しお)羊羹」 - 週刊あんこ
  • 金沢であんラッキー😁レアな焼き立て - 週刊あんこ

    今日はお盆帰省ラッシュのピーク。なので、蔵出し特別バージョン。 あんこ旅で金沢に舞い降りた(?)ときに、ホテルのフロント女子が教えてくれた、ユニークなあんこの焼き菓子をご紹介したい。 これぞあんラッキーな、出会い系あんこ菓子。正確には餡ラッキー(笑)。 その名も「こもかぶり」。 蜜煮した栗1個をつぶあんで包み、鉄板の上で、溶いた小麦粉(蜂蜜入り)の上に乗せてから、くるくると器用に巻いたものだが、海苔をあしらった上に、ひも状の巻き上げ方が職人芸でもある。 それがこれ。 加賀藩武家屋敷の雪対策「こも(菰)をイメージした「板屋店」のオリジナル和菓子だが、フロント女子が「店でしか焼き立ては買えないんですよ。実演販売していて、これは特におすすめです」。 好奇心がむくむく。翌日、足を延ばしてみた。 和モダンな店構え。店内は狭いが、確かに奥で若い店主(4代目だった)が熟練の手つきで器用に焼いていた。

    金沢であんラッキー😁レアな焼き立て - 週刊あんこ
  • 究極のこしあん「ときわだんご」 - 週刊あんこ

    「浦和名物 ときわだんご」のかすかな名声は聞いていたが、今回ようやく訪問できた。 あんこ好きの間では「浦和レッズよりもときわだんごだよ」とつぶやく人もいる(私は浦和レッズのファンだが)。 何せ創業が明治8年(1875年)、浦和駅ができる前からこの場所に暖簾を下げているのだから、年季が違う。 浦和コルソの一角。暖簾をくぐると、雰囲気のある小さな和菓子屋さんのレトロな世界。栗蒸しなど菓子が並んでいる。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」もここにはかなわないと思う。 ときわだんごを一折買おうとしたら、品のいいご高齢の女性から「無添加なのでできれば夕方までにべてくださいね」と念押しされた。 これはすごいかも・・・女性のお顔をまじまじと見てしまった。 五代目女将さんだった。わわわ。うらわわわ。 方針転換。甘味処でもべれるとわかって、腰を落ち着けてから、一人前(緑茶付き 税込み650円)を頼んだ。和菓

    究極のこしあん「ときわだんご」 - 週刊あんこ
  • SOS! 熱海「百年羊羹」お取り寄せ - 週刊あんこ

    コロナ禍で地方の和菓子屋さんが苦境に陥っている。 今年の1月中旬、たまたまネットで熱海の老舗和菓子屋さんが「助けてください」と支援を呼び掛けている記事を見た。 見たことのある店主と娘さん。 熱海の老舗和菓子屋「家ときわぎ」だった。羊羹(ようかん)の名店でもある。 歴史ある人気の老舗がなぜ? すぐに電話したが、つながらない。 ようやくつながったのが先月中旬だった。 支援の注文やら励ましやらが殺到したようで、たまたま電話口に出た4代目若女将と少し雑談した。 観光客減などで深刻な状況に陥ったことがわかった。他の真面目な和菓子屋さんも状況は同じではないか。 去年春に訪れて、この老舗の珍しい乾燥羊羹「常盤木(6入り)」を「週刊あんこ」で取り上げている。 その時はお客がひっきりなしで、わらびやうぐいす、きびなどは売り切れていた。歴史的な建物、店内の活気、対面販売のポリシー・・・創業大正7年(

    SOS! 熱海「百年羊羹」お取り寄せ - 週刊あんこ
  • ジャズ羊羹×お酒のマッチング - 週刊あんこ

    「婦人画報」のお取り寄せで、面白い羊羹を見つけた。 その名も「ジャズ羊羹chocolat」。 ん? わざとキーをずらした感じ。まさかのジャジーな羊羹? ファンキーでグルーヴ感もある。ジャズ好きの私のあんこセンサーにヒットした。 大好きなチック・コリアの訃報も追い風となった。 で、すぐに大分・湯布院の発売元「湯布院ジャズとようかん」まで電話した。 そのエピソードは後にして(笑)。 クロネコ便でお取り寄せ。 それがこれ。ピアノの鍵盤をデザインしたシャレた羊羹だが、中身がワオだった。こんなのあり? ジャズと羊羹を結び付けた遊び心に敬意を表して、今回は羊羹ソムリエになった気分で、コーヒー、白ワイン、ウイスキー(シングルモルト)との組み合わせを楽しむことにした。 鍵盤部分は白あんに練乳を加えているようだ。 驚いたのが羊羹部分。色合いから煉り羊羹かと思ったら「ベースは白あんです。そこにチョコレート、そ

    ジャズ羊羹×お酒のマッチング - 週刊あんこ
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