書籍『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)には、性犯罪事件の裁判で読み上げられる、加害者から被害者への手紙の典型例が掲載されている。痴漢、盗撮、強制わいせつ、強姦と種類を問わ… 続きを読む
![「まさか君が僕を訴えるとは」性犯罪加害者たちの滑稽なほどの“被害者意識” | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4ceed94dd21733bd0b092c511667f7273831cfa1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F7%2F1200xm%2Fimg_473c122947bd851c3f28b684371a58b133301.jpg)
書籍『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)には、性犯罪事件の裁判で読み上げられる、加害者から被害者への手紙の典型例が掲載されている。痴漢、盗撮、強制わいせつ、強姦と種類を問わ… 続きを読む
以前取材した性暴力関連のイベントで、登壇者が「痴漢防止のためのポスターは『痴漢は病気です。犯罪者になる前に病院へ行こう』という内容ではどうか」と提案したことがあった。アルコール依存症やギャンブル依存症と同じように、「痴漢するスリルがやめられない」人が実際に存在する。性犯罪の加害者治療にあたる精神科医から「『痴漢は犯罪です』というポスターを見ても、痴漢加害者は『自分は優しく触っているから痴漢じゃない』と思い込んでいる」と聞いたことが、この提案の背景にあった。(詳細はこちらの記事) 痴漢は依存症であり、病気。だから再犯防止ための治療が必要であると言われる。一方で、性被害の現場を知る人からは「病気と見なされれば免罪されてしまうことになるのでは。それが怖い」という声もある。 今年8月に刊行された『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)は、痴漢や強姦など性犯罪の加害者臨床に携わってきた精神保健福祉
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