中国で7億人の利用者がいるとされるスマートフォンの決済サービス「アリペイ」の運営会社の経営トップが来日し、日本の地方の観光地で事業を拡大していく考えを明らかにしました。 このサービスを運営する中国企業「アントフィナンシャル」のエリック・ジンCEOが5日、東京都内で講演し、QRコードによる決済は店舗にとっても導入コストが安いため、中国では交通機関や病院、それに山間部の小さな商店にも急速に普及しているとアピールしました。 そのうえで、日本での事業について、ジンCEOは「アリペイを使う中国人観光客を日本の各地に連れてきて買い物をする流れをつくる」と述べ、地方の観光地の規模が小さい土産物店や飲食店などにQRコード決済の導入を働きかけていく考えを明らかにしました。 地方の観光地では現金しか使えない店舗も多いため、中国などからの観光客が買い物をする機会を逃していると指摘されていて、今後、QRコード決済
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